12月10日(日) 16/2℃
暖冬(?)だとしても、ここは信州・・・
寒さに弱い鉢物は家の中に取り込みました
女房殿は、得意の花籠づくり
殺風景になった玄関を飾る算段です
さぁ
何を植える?
隣りまちで用を済ませて、昼の食事・・・
jiiji はボリュームたっぷりのミックスフライで、女房殿はオムライス
いただき過ぎました
「シニアサイズ」のメニューがほしいですね!
何十年も通った食事処が閉店して、もう数年が経っています
家族でもよくいった “お気に入り” の店でした
街中はしだいに活気をなくしています
☟ かつては賑やかだったアーケード街もすっかりゴースト状態
子どもたちを連れていった寿司店も、シャッターが閉ざされたままです
その店のショーウインドウ・・・
「それはダメ、ここから選びなさい」
・・・と、jiiji に鉄火巻をダメ出しされて泣いた長女
忘れられない一コマです
2年後には郊外に巨大モールが誕生します
先行きは推して知るべし
流れを止めることはできませんね
山田太一さん同様、93歳で旅立った義父も最後の数年間を施設で過ごしました
娘たちは週イチで訪れてひと時の「散歩」を一緒に楽しみましたが、その頃の義父の心中は?
(子どもたちが通った小学校跡で、桜のお花見・・・)
(義父の山で、思い出いっぱいの「王様」です)
(姉妹が散歩先を考えましたが、これはバラ公園・・・)
そこまで気持ちが及びませんでした
あれから5年・・・
少しわかってきたような気がします
《老人に過去を忘れろというのは酷ではないか」 山田太一さんが描いた老人介護施設の人たちの心情》 (12月9日デイリー新潮)
「・・・その後、実際に80代になった山田さんは亡くなられた89歳まで介護施設で暮らしていた。令和の今の施設は、昭和の「シルバーシート」のころよりは居心地がいいかもしれない。それでも、80代をどのような気持ちでいらしたのだろうか。なにを思ったのだろうか」
過去・・・
大いに語るべき、大いに書くべき!!
歴史グループはそんな場
6、70代が中心です
「聴く歴」「観る歴」「書く歴」「食べる歴」・・・
どんなアプローチであっても、場があることが重要だと思います
もう一つ参加する歴史グループは二度にわたって共同自費出版、『昭和の記録 私の思い出』に取り組みました
来年は、三度目の共同自費出版が予定されています
いずれも百人を超える参加・・・
80代も大勢です
忘れるのではなく、誇りをもって「語る」「書く」
過去はなによりの薬です