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地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

根っこのところの論議と検討が必要です。

2007-04-30 | Weblog
ゴールデンウイーク初日の北信濃は雨・・・。
で、2日目の29日は温かな一日。
方々で苗間づくりを見かけましたが、我が家も葱とジャガイモ(男爵ときたあかり)を植え付けました。

僅かな畑は1キロ程離れていて、生家があった30数戸の小さな地区にあります。
高校を卒業するまで、もっと遡れば8代に亘るルーツに至るのですが、伝統文化の継承や住民の結束力も強い反面、その煩わしさも感じられる典型的な農村コミュニティです。
「おはよう」「お疲れさん」「こんばんわ」・・・。
子供も含めて、誰にでも挨拶しあう気風は大好きでした。
貴重ですね。

生活圏の拡大や、厳しい財政事情は市町村という行政単位の統合を推進させてきました。
我が街も小学校の時に村から町になり、高校の時には核都市と合併して市の中の「一地区」となりました。

行政単位が大きくなれば、懸念されることも幾つかあります。
 ●地域の声が届きにくくなる(地域代表としての議員も出せない・・・)
 ●伝統や文化が衰退していく(財源的なサポートも減ってしまう・・・)
 ●きめ細かな住民サービスが受けられない(役場が遠くなる・・・)
 ●個性的なまちづくりが難しくなる(パターン化されてしまう・・・)
―などです。

これを補完する意味で、『都市内分権』が謳われています。
細かな単位、小学校区や旧行政区単位に「住民自治協議会」を立ち上げ、自治能力を高めることが狙いです。

愛読しているブログ『目黒川の畔にて』の4月22日には、広島県安芸高田市の川根新興協議会の紹介があります。
http://tokyo-nagano.txt-nifty.com/smutai/2007/04/321_53c5.html#more

ーー合併した市内全域に32の地域自治組織及び旧町村単位に6つの連合組織ーー
があり、
ーー地域自治組織は、地区内の住民、企業、団体など全員参加です。そして地域内の様々なコミュニティの代表が機構を構成しています。各行政区の代表、民生委員代表、企業代表、農業委員代表、老人会代表、女性会代表など全員参加の地域活動のプラットホームが出来ています。ここで意思決定したことは地域の意見として市役所に届きますーー。

今、全国で展開されようとしている地域自治組織はだいたいこんな感じでしょうか?
しかし、私には最も肝心なところが抜け落ちているように思えてなりません。

各団体の代表による決定機関というのは、見方によっては「族長会議」ですね。
代表に拘ってしまいます。
選出は、民主的に担保されますか?
裏返して、罷免のルールも定められていますか?
どこまで権限を委譲されることになりますか?
法律によってキチンと決められている議員とは、やはり違うのです。

「族長会議」においては、大きな力を持つのは多分区長、自治会長です。
ここでも、どのような情報公開や意見集約がおこなわれているのでしょうか?
決定方法は総会もあれば、戸数が多いところでは役員会や代議員制もあります。
ましてや、大きくなれば区長、自治会長の名前も知らない人がいたり、都市化が進むと区や自治会に加入しないケースもみられます・・・。

一番根っこのところが「ふにゃふにゃ」だと思いませんか?
『都市内分権』は時代の趨勢ですが、であればこそ、根っこのところの民主的ルールをどのようにすべきか、論議と検討が必要です。


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「蒼き狼」は、観たかった映画。

2007-04-27 | Weblog
4月27日。

予報通り、冷えびえとした朝を迎えました。
西に見える戸隠、高妻、飯綱、黒姫などの山々が、雪を残しながらも朝陽を浴びて薄オレンジに輝いています。
北信濃が味わえる醍醐味です。

昨日は所用にあわせて、長野市内のシネコンで「蒼き狼」を観てきました。
木曜日はメンズデーとあって千円。
「硫黄島からの手紙」の時は女房同伴でしたが、50歳超夫婦ということでやはり千円でした。
昔のように2本立て、3本立てというのはなくなりましたが、観たいものを選択できるシネコンはいいですね・・・。

モンゴル建国800年記念作品「蒼き狼」は、ぜひ観たかった映画。
モンゴル草原や、ジンギス・ハーンにはどこか惹かれるものがあるからです。
一重まぶた、彫りの浅い顔、蒙古斑。
モンゴロイドの末裔としてのDNAが、私をそうさせるのでしょうか?

馬を駆って、広大な草原で展開される戦闘シーン。
壮観そのもので、”目に力のある”役者返町隆史の演技も見事でした。
  クラン  「戦をすれば血が流れます」
  テムジン 「これ以上血を流さないための、仕方のない血なのだ」
戦国の世、天下統一を目指した信長も秀吉も家康も同じ思いだったのでしょうか・・・。

NHKの大河ドラマにしても、戦は男たちの血をたぎらせ、ロマンをかきたてます。
が、それは「表」。
大軍を維持するための、物資の輸送や土木工作。
食糧確保。
偵察と情報収集。
個々の兵士の迷いや恐れ、はたまた逃亡・・・。
戦の「裏」にも、おびただしいドラマがあるはずです。

武田信玄と上杉謙信が川中島で激突した様子を伝える屏風絵には、戦闘の最中に、当地の「塩崎の百姓」たちが刀や衣類を持ち去る光景も描かれています。
大阪城で見た夏の陣の屏風絵も、逃げ惑う西軍方の女を追いかける東軍兵士や、首のない主の傍らで悲しみに泣き叫ぶ母と妻の姿などがリアルです。
何時の世でも、戦につきものなのが陵辱と略奪。
血と涙と愛と憎しみ。

言うまでもありませんが、ぜ~んぶひっくるめて戦なんですね。
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あれは、忘れられない汚点!!

2007-04-25 | Weblog
4月24日。
長野駅近くで、友人達と夜の小宴。

久し振りに利用した電車は、近くの駅から50分を要して14つ目の駅、長野に到着しました。
料金は片道650円。

「玄関から玄関」のマイカー生活に慣れきってしまうと、乗り換えの待ち時間や各駅停車ののんびりとした時間の流れに、周波数が合いません。
公共交通を利用しましょう!
環境やエネルギー問題の大半は、モータリゼーションに関わっています!
確かにそうなのです・・・。
が、1時間に1本程度で、夜の8時台には最終便となってしまうようなローカルダイヤでは、マイカーに比重が移るのもやむを得ない面があります。
そして、悪循環が悪循環を生んで車社会が肥大化していくのです。

閑話休題。

電車といえば、こんな辛いニュースを見つけてしまいました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070422k0000m040054000c.html
JR北陸線の夜の電車内で、若い女が男に脅され、トイレに連れ込まれて暴行された事件です。
40人程の乗客もいたというのに、誰も助けなかったのでしょうか?
何とも不甲斐ない!

・・・と、声を大にできない体験が、実は私にもあります。
30年近く昔。
あれは、
労組の動員で上京した帰りの、
夜の、
まばらな信越線列車内でした・・・。
一人で乗っていた若い男に、後から乗り込んできたやくざ風の男二人が絡みだしたのです。
席が離れていて事情は不確かでしたが、聞こえてくる音からして凄まれ、殴られている様子が伺えました。

私も、
何名かの同行者も、
目を閉じて、
眠ったふりをして成り行きを見守るだけでした。
本当は勇気がなかったのです。
「まだまだ、余程の事態に至っていない・・・」と自分を納得させて、巻き添えを避けたのです。

集会とデモに参加して「大きな正義」を訴えてきたはずなのに、やくざ風とはいえ目の前の暴力に対して「小さな正義」さえも発揮できない。
何と不甲斐ない”闘う労働者”たちだったのでしょうか・・・。

汚点として、今も心の奥底に残ります。
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「見たもんと、食ったもんは自分のもんだ・・・」

2007-04-23 | Weblog
混雑を避けての連休前。
義父母を誘っての、ミニ旅が恒例となりました。

今年は、インターネットで予約した西伊豆の土肥(とい)温泉です。
すでに80歳を過ぎた義父母ですが、1泊2日のドライブに耐えられる体力と、出かけられる好奇心に恵まれているうちは「刺激」をプレゼントします。

かつては遠江、駿河、伊豆の三つの国であった静岡県。
平成の大合併では42の市町村に集約され、中でも巨大な浜松市や静岡市の誕生は遠江国、駿河国の再現を思わせます。



北信濃生まれの大叔母夫婦は、静岡の地に活路を求めました。
それから70年余り・・・。
大勢の子供たちや孫たちが、しっかりとその地に根を下ろしています。

富士の裾野を抜けて、御殿場市→箱根町(関所見学)と経由し、「伊豆の国府」は三島市・・・。
さらに沼津市(御用邸拝観)→伊豆の国市と走り、午後の3時過ぎには伊豆市の土肥温泉に到着しました。
最近はユニークなネーミングも多いのですが、この伊豆の国市も半島一円を席捲するかのような立派な名前です。

連休前とあって客も少なく、温泉と海の幸を堪能することができました。
とりわけ、たらい風の貸切露天風呂では大名気分を味わえて、義父もことの他ご満悦のようでした。

帰路の沼津魚市場。
干物などに混じって、イルカの切り身が売られていました。
醤油漬けでしょうか、黒々としていて何ともグロテスク・・・。

と感じたのも、『きっこの日記』のイルカ食談議がインプットされていたせいでしょうか?
鯨肉を貴重な食べ物として育った団塊世代としては、食べることの是非に触れるつもりはありません。
が、直前に、「あわしまマリーンパーク」のイルカショーを見ていたものですから、グロテスクな切り身に哀れさを覚えてしまいましたね。

小さな愛車を駆って、女房とのささやかなドライブを楽しんでいます。
亡き祖母が、子供の私に言ったことは「見たもんと、食ったもんは自分のもんだ・・・」。
確かです。

日頃は節約しながら、知らない街を訪ねてみようと思っています。
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み~んなエリアの中で、しか途はない・・・。

2007-04-19 | Weblog
平成の大合併には、二つの道がありました。

特例債を積極的に活用して、合併を進めるか?
引き続き自立の道を選ぶか?
結果として、長野県は120から81になりましたが、依然として市町村数では全国2位、村の数では全国1位です。

この数字をどのように受け止めますか?

田中前知事の姿勢もあって、特例債を「飴玉」と拒否し、孤高なる自立(自律)を選択した町村が多かったのも事実でしょう・・・。
柳田清二県議は去る2月議会で、
 
  『市町村合併をしない事は、自立ですることであり、地域に住む誇りは、合併しない事によって表現される』という空気を作り先導した事は、長きに渡り大きな影響を与える重大な罪(趣旨)

と、前県政を批判しました。

中には、大きな負債を抱えていて仲間入りできなかった木曾郡王滝村や、核がなくてまとまらなかった南信地域のような事情もあります。
難しい問題ではありますが、地方財政がますます厳しくなり、少子高齢化の波がさらに大きく押し寄せることは確かですから、前県政が積極的な役割を果たさなかったことは問題の先送りにしかなりません。


4月17日告示の、上水内郡中条村長選挙では、久保田元夫さんが無投票で当選しました。
今後の4年間、人口2千6百人、高齢化率42%の典型的な中山間地の舵取りをすることになるわけですが、最大の課題は隣接する長野市との合併問題。
元県議の経験と実力で、長野市との縁結びを成就することができるかどうかです。

中条村を含む信州新町、小川村の西山3町村には一つのシナリオがありました。
当面は3町村で合併し、特例債を原資にインフラ整備を進める・・・。
そして、ゆくゆくは長野市と合併するいわば二段階構想でしたが、これは頓挫してしまいました。

中条村は、元々長野市合併論が強かったところです。
しかし、今更「どうぞ、どうぞ・・・」とならないのが長野市の現状?かもしれません。
すでに実施した1町3村の編入合併で、大きな負債を背負い込んだ徹を繰り返したくないとの思いがあるはずです。

合併問題には、色々な要素が複雑に絡み合います。
が、県も市町村も「徹底したスリム化」をおこなわない限り、先行き破綻するのは必定です。
すでに経済、医療、教育などは市町村の枠を越えて、核都市を中心としたエリアの中に置かれています。
義兄は西山の出身ですが、長野市に居を構え、須坂市にある企業に勤め、老母一人が生家に残っています。

長野県には10の広域連合があり、19の地域の核となる市があります。
究極的には、これらのエリアを大前提とした、行政機構の見直しが進むことになるでしょう・・・。

人口や経済の濃淡も、
親子・家族という人間の繋がりも、
食料の需給も、
み~んなエリアの中で吸収し調整されるしか途はない。
そんな気がしています。
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これからは、格安の滞在型プランと「露天風呂付客室」かな・・・。

2007-04-17 | Weblog
雪が少なく、北信濃の春は、一気に進んでいます。

3月30日。
山ノ内町の、湯田中温泉は『あぶらや燈千』に一泊しました。
インターネットで捜しあてた「露天風呂付客室」です。
広々とした大浴場と、露天風呂の両方を満喫することができました。



ゆったりとプライベートを楽しめる「露天風呂付客室」は、ますます人気上昇中・・・。
温泉地では、方々でみられるようになってきました。
かなりの贅沢ではありますが、団塊世代や家族をターゲットにすれば活路が開けること請け合いです。

『あぶらや燈千』は、夜間瀬川の左岸にあります。
この一帯は、穂波温泉とも言うのでしょうか?
幼い頃の思い出があります。
祖父母に連れられて、何度か湯治にきた旅館は確か「穂波館」?
米、味噌を持ち込む自炊ですから、祖父は大きなリュックを背負っていました。
姉と一緒に、鍋持参で豆腐を買いにいった朧げな記憶もあります・・・。

小学生になってからの思い出は、高山村の山田温泉です。
「宝来館」でしたか?
隣近所が積み立てをし、のやすみ(農休み?野休み?)になると何家族もが揃って出かけたものです。
山田温泉には上、中、下と3ヶ所の大きな共同浴場があり、内風呂とあわせて子供は入浴回数を競いあいました。
1泊2日の間に、なんと十数回・・・。
それこそ服を着る間もないほどです。
女風呂の「覗き」も含めて、餓鬼共には温泉が別天地の遊び場でしたね。


当時の須坂駅は、活気に溢れていました。
駅前広場には各方面行きのバスが何台も駐車し、鉱山からは硫黄を運ぶ鉄索も繋がっていたのです。
そして、上高井郡一円から、勤労者や学生が集まってきていました。

須坂市は、堀家一万石の城下町です。
後には、製糸や弱電工業が盛んな産業の街でもありました。
現在、蔵の町をコンセプトに街づくりが進められていますが、立派な蔵がたくさんあるのもかつての繁栄の証です。

映画館も4、5館ありましたね。
父母に連れられて観た、佐田啓二主演の映画。
  「おいら岬の 燈台守は 妻と二人で 沖行く船の・・・・」
題名は忘れましたが、嵐の中で灯台を守るシーンや主題歌が今も浮かんできます。

オーストラリアやタイへの移住も、温泉マンションも難しい一団塊としては、「露天風呂付客室」は特別としても、格安の滞在型温泉プランがあればあの頃の自炊時代に遡れるかな?と思う今日この頃です。
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「普通でない国」が、世界に好影響を与えている・・・。

2007-04-14 | Weblog
新刊本コーナーを覗いてみると、「○○力」と名前がついた本が多いですね・・・。
家計力。
仮説力。
洗脳力。
戦争力。

造語でしょうが、○○する力と読めば大方意味は通じてきます。
理解力、暗記力、判断力、決断力、企画力、説得力、指導力、行動力、生命力、繁殖力、財政力、資金力、販売力、生産力、営業力、動員力などなど日常には「力」が溢れています。
『こんなにすごい日本人のちから』という本もありました。
「力」信奉の高まりを感じます。

憲法改正を前提とした国民投票法案が、温家宝が帰国する13日の午後に衆議院で可決されました。
これで、防衛力や軍事力がクローズアップされるでしょうか?

憲法改正は創憲、論憲とそのウイングを広げるにともなって、世論をも変えてきました。
「手続きを定めるのは当然」「改憲は9条だけの問題ではない」「論じることまでタブーとするのはおかしい」も、一理ありです。

が、改憲派の主目的が9条にあることは明白で、国民投票法案の成立は外堀が埋まったことを意味しています。

「平和」希求が一段と強かった日本人が、これほど急速に変わってしまったきっかけは、イラクのクエート侵略からでしょうか?
多国籍軍は侵略者を撃退する正義で、Show the flagと迫られて日本人は動揺しました。
「正義の戦争」に横を向くことには、むず痒さをも伴います。
北朝鮮のテポドン発射や、領海侵犯は苛立ちを絶頂に導いた元凶です。
金正日の冒険主義を抑えることができるのは、唯一、アメリカの軍事力だけかもしれません・・・。

英国BBCが昨年末、世界の33か国4万人を対象に実施した世論調査では、「好影響を与える国」のトップに日本とカナダが選ばれました。
ソフトポリティックスの姿勢が支持に繋がったと思われます。

同じイラクでも、大量破壊兵器を口実としたアメリカのイラク攻撃は最悪です。
結果として爆弾テロが続く現状も、イスラエルとパレスチナの憎しみが憎しみを生みあう戦争も、パワーポリティックスの限界を教えてくれます。
  
現実的でないようで、実は「日本的なるもの」が一番現実的なのかもしれません・・・。
軍事力に依拠する力の政治が世界の常識だとすれば、日本は「普通でない国」でいいと思うようになりました。

「普通の国」を踏み絵にされるのなら、
「普通の国」とはパワーポリティックスに依拠する国だというのなら、
常任理事国などにならなくても結構です。

安倍首相のひたすらな思いには、危険を感じています。
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都知事選結果は、あんなもんさ・・・。

2007-04-12 | Weblog
庭の雑草。
その成長振りに驚いています。
  「雪が融ければ春になる」
  「雪が融ければごみが出る」
流に、土の面積が大きい北信濃の我が家で詠めば  
  「雪が融ければ草が出る」(今年は雪もないのですが)
でしょうか。

当たり前だけど、野菜や花木と同じように雑草も日々成長しています。
み~んなひっくるめて、春ですね。

統一地方選の天王山?ともいうべき都知事選については、「あんなもんさ・・・」と冷静に受け止めています。

田中康夫さん、浅野史郎さんの『長野・宮城連合』の樹立もありませんでした。
大方は、民主党の擁立が無様な展開を見せていた時から結果が予測され、醒めてしまっていたのかもしれません。

石原さんの圧勝を受けて、分析や評論はこれからも続くのでしょうが

 『ここでも候補者の資質という問題がある。浅野さんは宮城ブランドとしては通用したが、東京ブランドには成りえなかったのだ』
   -有田芳生の『酔醒漫録』「石原勝利、浅野敗北の内幕」(07/4/10)ー

が、的を得ているように思います。
やはり、プライド高き都民が、旬の過ぎた「宮城の使い古し」では燃えなかったのが主因でしょう・・・。
都民は不完全燃焼?
そんな印象です。

ところで、敗北したとはいえ、昨年の長野県知事選で53万票を集めた田中康夫さん。
参院選長野選挙区や県知事再挑戦が視野にあれば、「それなりの県議選」があったわけですが音なしのままだったようです。
「長野県には愛想が尽きた」のか「その程度のことだった」のか窺い知れませんが、一県民には「それだけの人だった・・・」とも写ります。

一時とはいえ、住民票を移すまでに思いを寄せられた泰阜村民にも聞いてみたい気がします。
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持ち票が10票なら、投票も楽しくなるでしょうね・・・。

2007-04-11 | Weblog
大前研一さんは、「一人に5票を」みたいなことを言ってましたね?

理念やニーズ、人間関係などをたった1票に絞り込むことの不条理さを指摘したものです・・・。
面白い考えで、賛成しています。

北信濃の長野市。
先の県議選では定数10に、15人の挑戦でした。
私も家族も、それぞれ考えた末に1票を投じました。
仮に、持ち票が「1」「5」「10」の3つのケースならどうなるでしょうか?

例えてみますと、

                  「1票」 「5票」  「10票」

   A(自民)地元の候補        1(0.2)  1(0.1)
   B(社民)組合が推薦    1    2(0.4)  2(0.2)
   C(民主)女性の新人        2(0.4)  5(0.5)
   D(無所属)同窓生               1(0.1)
   E(共産)友人から依頼            1(0.1)

みたいな感じになるわけです。(カッコ内は按分票)

「主体性がない」「八方美人」「世俗的」などと批判の向きもあることでしょうが、「地域のことを一生懸命取り組んでいる→A」「労働者のニーズを代弁してくれる→B」「政権交替できる党に育って欲しい→C」「母校にもエールを贈りたい→D」「筋のとおった対応を評価したい→E」と、諸々全てを票に託すことができます。
勿論、全部を一人に投じることも可能です。
ゼロor百に、絶対区分することの方が無理というものではありませんか?

国政であっても、「経済政策では自民党だが」「憲法は変えたくないし」「人間的には○○さんも応援したい・・・」と、やはり1票の壁に突きあたることがあるはずです。

多少不謹慎な言い方ですが、競馬で「本命」「押さえ」「穴馬」をバランスよく購入することや、「寿司」と「そば」と「てんぷら」が一緒のセットメニューを注文することは日常的な性向です。
持ち点が「10票」もあったら投票も楽しくなるでしょうね・・・。

ゼミのテーマとして如何でしょうか、政治を志す学生さん。

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今後の焦点は、新しい会派構成でしょうか・・・。

2007-04-09 | Weblog
前日に投票を済ませ、8日は高速バスで新宿に向かいました。
これまではマイカーや新幹線でしたが、高速バスも使ってみるとgood!
安い上に、時間的にも長女が働く新宿に直行できるので、大変便利です。

都内の桜はほとんど散って、葉桜でした。
車窓から見かけた都知事選ポスター・・・。
大勢立候補しているわりには、有力な4~5人しか貼っていません。
「あっ、選挙なんだ・・・」とアピール効果はあるでしょうが、掲示板が有権者の意思決定にどれだけ役立っているのかは、少々疑問です。

新宿滞在7時間余。
夕方5時近くのバスに乗り、8時過ぎには帰宅することができました。

都知事選は、マスコミの予想通り現職石原慎太郎さんの圧勝。
浅野史郎さんは、「宮城の使い古し」の域を突破できなかった気がします。
一時席巻した改革派知事たちが、このところ相次いでイメージダウンしていることも負の要素でしたね。
5知事選は「自民3勝・民主2勝」です。

長野県議選では民主新人高島陽子さん(長野市区)、あおぞら現職北山早苗さん(松本市区)の当選に注目しています。
民主王国と言われながら、県議会でも存在感が薄い民主党・・・。
村井県政誕生で、押せ押せの自民党にどう対抗していくのでしょうか?

安曇野から急遽、松本鞍替え出馬での当選。
26選挙区の利益代表という構図をメルトダウンさせ、県議の在り方をも変えていくきっかけになるのでしょうか?

一方で、何名かの現職の苦杯は、選挙の洗礼の厳しさを示しています。
中でも清水洋さん(上伊那郡区)の敗北は、私的には感慨ひとしおです。
今回は自民党公認でしたが、4年間、志昂会という一期生主体の保守リベラル会派を結成し、県政改革に貢献された役割を評価しています。
フランクに自己主張されたHPを覗くのも楽しみでしたが、本当に残念です。

今後の焦点は、新しい会派構成でしょう・・・。
田中前県政の最大の功績は、議会の中に多数会派による自由闊達な議論と採決(非拘束・弾力化)をもたらしたことだと思っています。

新人の皆さんには「寄らば大樹」に甘んぜず、県民のための改革にこそ挑戦し続けて欲しいものです。
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松本市区の結果が、次の大きな見直しに繋がる?

2007-04-02 | Weblog
4月2日。

テレビでは、桜の下で繰り広げられる宴の様子が放映されています。
北信濃の昨日は黄砂・・・。
今日は肌寒く、桜まではもう少し時間が必要です。

投票日が4月8日の長野県議選。
今回の見直しで、長野市区は1増の定数10。
その一方で、11の1人区と10の2人区があります。
小選挙区と中、大選挙区が混在しています。

面積が広く、山や川に隔てられている信州の地理的事情もあり、地域の声をより反映する意味で26もの選挙区に区分されるのでしょうが、広域連合や地方事務所のエリアは集約化されて10。
平成の大合併により、市町村数は120から81になりました。
それだけ生活経済圏や交通、教育事情は拡大しているわけですが、県議会が1~10の定数幅で26もに区分されていることには、いささか疑問を覚えます・・・。

選挙区の見直しは、県議会の中で論議されますが
●当事者自身による見直しには「限界」があり、
●地域利益反映を前提とした58の定数は多すぎ、
●1人区では新人や多様な意見が反映されにくい、
と思っています。

今回、11の1人区では7つが無投票でした。

ところで、
安曇野市に住む1期目の女性県議が、今回は松本市区(定数6)から立候補しました。
知りませんでしたが、県内なら、どこの選挙区からでも立候補できるのですね。
松本市民には複雑な思いもあるでしょうが、県議とは何ぞや?を考えるよいきっかけかもしれません・・・。

地域利益を反映することもそれなりに大切なことですが、松本市区の結果が次の大きな見直しに繋がるような気がしています。
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