地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

ポパイとオリーブをここの”ウリ”にしたら?!

2013-02-28 | 小さな旅
何度繰り返しても、スムーズに発音できません ^^^
「きゃりーぱみゅぱみゅ」 
本名は「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」・・・
いったい「きゃりーぱみゅぱみゅ」って何者なの?

名前もですが
あの服装
あの「奇怪な」声と曲 
世界を舞台にした活躍・・・

とにかくタイシタモノです  (oyaji もファン)

《情熱大陸:肩書き不明の世界的人気者「きゃりーぱみゅぱみゅ」って何者?!》   (2月14日YAHOO!ニュース:毎日新聞配信)
「・・・2年前のデビュー以降、日本と海外同時にブレイクした日本音楽史上、初めてのアーティストで、彼女のPVはアクセス回数1億回、その半分が外国人からのコメントだ。「かわいい」「頭から離れない」などというフランス語や英語のコメントが並び、アメリカ、フランス、ベルギーでiTunesのエレクトロチャート1位。欧米の若者から圧倒的に支持されているのだ。ルックス、思考、ファッション、発言……。今や、日本のサブカルチャーの象徴ともされるきゃりーぱみゅぱみゅだが、なぜ世界の若者はここまで彼女に熱狂するのか?」


日本のサブカルチャー(副次文化)・・・と言えば、アニメ・漫画は代表格
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『ウルトラマン』『宇宙戦艦ヤマト』『ドラゴンボール』『クレヨンしんちゃん』・・・に、宮崎駿作品などなど数えきれないくらい
日本から世界に向けて発信しています

oyaji 世代のその昔は、アメリカから?入ってきた文化・・・
『トムとジェリー』『ピノキオ』『白雪姫』『スーパーマン』『ピーターパン』などキラ星でした


『ポパイ』 は面白かった!
ほうれん草を食べると超人的パワーを出すポパイと、その恋人オリーブ、ポパイのライバルのブルート・・・の三角関係 
オリーブが特産の小豆島旅行では、この『ポパイ』を思い出してしまいました
『二十四の瞳』と並べてポパイとオリーブをここの”ウリ”にしたら団塊に受けるぞ~~~なんて
でも後で考えてみたら
ポパイはオリーブの実を食べて元気モリモリじゃなくて、ほうれん草がパワーの源ですからちょっとズレてますよね~~

       

今やオタク文化は日本の巨大な輸出産業!!
世界に夢を与える分野ですが
でもoyaji は
アキバや
AKB48
『クレヨンしんちゃん』・・・が「日本だ」などと海外の若者に納得してほしくないです
まあ
平和でいいと言えばそれまでですけど 
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《成田三原則》

2013-02-25 | この「国」のこと
寂しいですね
社民党・・・というよりは社会党
oyaji の「青春」にも深くかかわっていました

《「三宅坂」の歴史に幕…社民党本部が引っ越し》   (1月26日読売新聞)
「社民党は26日午前、国会近くの党本部の引っ越しを始めた。旧社会党時代の1964年に建設された「社会文化会館」から首相官邸裏の民間ビルに移転する。党本部は隣接する坂にちなみ「三宅坂」とも称されたが、老朽化に加え、2011年の東日本大震災後、耐震性に問題があることが判明し、取り壊すことになった」


・・・ということです

半世紀ぶりに移転した新しい「場所」は党勢を象徴するかのように10分の1・・・・

《社民、新本部で再スタート 民間ビルに間借り》    (1月31日共同通信)
「社民党は31日午前、半世紀ぶりに移転した新たな党本部を報道陣に公開した。所属国会議員6人の小所帯に合わせて首相官邸近くにある民間ビルの一部を間借りし、心機一転の再スタートで党勢回復を目指す」



40年以上も昔、最初にアプローチしてきたのは別の党でしたが、惹かれていったのは社会党
平和憲法や非武装中立への思い・・・みたいなものがあって、自然な成り行きだったかもしれません

中学の時にはこんなこともありました
この地域を群発地震が襲い、社会党の成田知巳書記長がわが家のあった集落を訪れたのです
親近感も生まれたのでしょう

成田知巳さんと言うと《成田三原則》・・・
”3分の1政党”からズルズルと後退していく社会党の弱点として 「日常活動の不足」「議員党的体質」「労組依存」 の3つを指摘しています
結局
それが克服できないままに、やがて民主党系と社民党系に分かれたわけですが、今はどうでしょう?

歴代の社会党委員長は・・・
  ◆片山 哲  (和歌山)
  ◆鈴木茂三郎 (愛知)
  ◆浅沼稲次郎 (東京)
  ◆河上丈太郎 (東京)
  ◆佐々木更三 (宮城)
  ◆勝間田清一 (静岡)
  ◆成田知巳  (香川)
  ◆飛鳥田一雄 (神奈川)
  ◆石橋政嗣  (台湾)
  ◆土井たか子 (兵庫)
  ◆田邊 誠  (群馬)
  ◆山花貞夫  (東京)
  ◆村山富市  (大分)

       
        (浅沼稲次郎さん)

就任演説で「青年は再び銃をとるな」と訴えたモサブローさん、演説中にテロにあった「人間機関車浅沼稲次郎」さん、ズーズー弁のササコウで親しまれた佐々木さん、革新自治体の雄だった飛鳥田さん、非武装中立の論客石橋さん、一大マドンナ旋風を巻き起こした土井さん、トントン拍子  に首相の座についてしまった村山トンちゃん・・・などが記憶に残ります
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「道の駅でもあれば・・・」

2013-02-23 | この「地区」のこと
誘われて木曽町で開催された 《長野県産直・直売サミット》 に出かけてきました

       

産直・直売・・・
最近はネット販売も含めて人気がありますね~
新鮮
安価
安心
そして触れ合い・・・


この日のシンポジウムでは木曽路に展開する ↓ 6つの直売所の皆さんが登壇
 ●「道の駅木曽ならかわ」・木曽くらしの工芸館 (塩尻市・旧楢川村)
 ●「道の駅木曽川源流の里きそむら」・げんき屋 (木祖村)
 ●「道の駅日義木曽駒高原」・ささりんどう館 (木曽町・旧日義村)
 ●「道の駅木曽福島」・木曽市場 (木曽町・旧木曽福島町)
 ●「道の駅大桑」・木楽舎 (大桑村)
 ● 彩菜館 (木曽町・旧開田村)

       
       

『直売所が守ろう!地域の農業と食文化』をテーマに、それぞれの課題について報告がありましたが、木曽路には他にも
 ●「道の駅三岳」 (木曽町・旧三岳村)
 ●「道の駅賤母(しずも)」 (中津川市・旧山口村)
 ●「道の駅奈良井木曽の大橋」=物販なし (塩尻市・旧楢川村)
・・・とありますからまさに激戦・競合状態?!
エリアとしての魅力アップを図る一方で、特色を生かした差別化・競争力も求められますから大変でしょうね

ところで
車を走らせる身には「道の駅」やコンビニ、高速道のSA・PAはありがたい存在
中でも
「道の駅」には食事処やその地域の特産品や農産物の直売施設が併設されていて、旅の楽しさを倍加させてくれます

この 「道の駅」 ・・・
全国に千近くあるわけですが、“店がなくなっていく”  地域では、地元住民の買い物処や食事処としても有用です
福祉施設や入浴施設なども併設されている「道の駅」もありますね
地元市町村が何らかの形で関わって、まさにコミニュテイの核そのもの

 かつては町であった農村地帯のこの「地区」・・・
ご多聞に漏れず大手系列のスーパーは撤退し、商店街も衰退してしまいました
喫茶店もありません
そんなこんなで、国道沿線上に「道の駅でもあれば・・・」と声は上がるのですが、ハードルは高い 

実現するには熱意と大きなパワーが必要ですが、それがありません
つまり
村でも町でもない一地区ですから、「うちの村に・・・」「この町に・・・」とそれを推進する基盤・母体がないわけです
木曽路に「道の駅」が多いのも、狭い谷を走る国道が一本という地理的な条件もありますが、それぞれの村や町が活性化のために一丸となって・・・という側面はあるはずです

基調講演は地元、木曽町の田中勝己町長さんの『すんき・スローフードを生かした町づくり』・・・
木曽にかける意気込みを感じました

昼は木曽福島の有名店、手打ちそば『くるまや本店』まで足を延ばして名物の ↓ すんきソバ
初体験の個性的なソバでしたね
素朴ながら美味い!!

       
       

家への土産は特産品の薬、百草丸  
中央高速道ができてめっきり交通量が減った木曽路ですが、歴史的な魅力に溢れています
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これで念願の“日本三大山城”登城・・・

2013-02-18 | Weblog
大和の高取城 に登ってきました
実は二度目になるのですが、前回は時間的に登り口までで引き返しています

       

           

壺阪寺のルートからです
まだ雪が残り、寒さで凍る山道を登りました

       
       
       
       
       
       
       
       

広大な高取城の一部でしたが、十分堪能できました
敢えて言えば
自然環境・・・ということもありますが
竹田城のように「天空の城」になったら、また違った景観が楽しめます

これで念願の“日本三大山城”登城  

“日本三大山城”は大和高取城と、美濃岩村城、備中松山城です

        

いずれも素晴らしい山城ですが
加えて
  ◇「天空の城」但馬の竹田城
  ◇お市と浅井3姉妹の悲劇の舞台、近江の小谷城
  ◇それに魔王織田信長の傑作、近江の安土城
・・・もよかったですね~


いずれも甲乙つけがたいのですが好みからすれば
  ①小谷城
  ②竹田城
  ③備中松山城
でしょうか・・・
それに、平山城ですが備前の名護屋城も、(侵略)という部分を横に置けば壮大な戦国ロマンに溢れていて感動  でした

城ファンは大勢いて、ネット上にもスバラシイ登城記録が数多く見られますが、まぁ、そんなレベルは無理としても、今後もマイペースで・・・
「山道は 何を語るか 小谷城」ではありませんが
廓や石垣しか残っていない山城から歴史への空想が膨らみます
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えっ、もう薄くない?!

2013-02-13 | この「国」のこと
野田佳彦首相が、自らの「首」と「党のダメージ」を賭けてまで決断した消費税増税・・・
          
自・公政権に替わりましたが
3党合意の“社会保障と税の一体改革”は推進され
多分
消費税は来年4月から8%に、その翌年10月から10%に引き上げられます


焦点になっていたのが 軽減税率 
自・公間では「軽減税率導入は10%の時に・・・」で合意されましたが、どれを軽減するかはもめるでしょうね  
さっそく 《自民党新聞販売懇話会、軽減税率適用求め会合》 (1月29日読売新聞)・・・なんて動きもでましたが
さらに「これも」「あれも」となってくるのは必至!

20%前後と税率が高いヨーロッパ諸国では ↓

《軽減税率、欧州は大半が採用 食料品、医薬品、新聞、書籍など対象》   (1月13日産経ニュース)
「・・・英国は、財政再建のため、2011(平成23)年に付加価値税の標準税率を17・5%から20%に引き上げた際、食料品や新聞などの税率をゼロで据え置いた。ドイツも19%の標準税率に対し、食料品や新聞・雑誌、書籍などには7%の軽減税率を適用している。また、標準税率19・6%のフランスは、書籍や外食は7%、食料品は5・5%、新聞・雑誌、医薬品は2・1%と、複数の軽減税率を設けている」


・・・そうですが
まぁ
先々もっとアップされることは十分考えられますから、軽減の対象になるかどうかはその業界にとってまさに死活問題!!
「新聞や書籍は・・・」「福祉は・・・」「教育は・・・」なんて止めどもなく手は上がることでしょうね~


oyaji は基本的に軽減税率には疑問です
「これも」「あれも」の問題もありますが、消費税に限らず、制度を複雑にしてそこに大きな事務的コストがかかったり、「漏れ」が起こるようなことは避けるべきだと思っているからです
(具体的なことはわかりませんが・・・)

”薄く広く”の消費税は、シンプルに一律課税し、配慮は別の手だてを講じるべきです
えっ、もう薄くない?!
それに
将来はヨーロッパ並みにもっていきたい向きには、この際、ヨーロッパ型に《食料品、医薬品、新聞、書籍などは軽減税率》を導入しておきたいのかもしれませんが・・・

ところで
「課税売上高が1,000万円以下の事業主は消費税の納税義務が免除される」特例は、どうなるんでしょう?

払った税金がきちんと納付されるか(されているか)も議論してほしいですね
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競馬で30億円・・・

2013-02-10 | Weblog
エッ~~本当?!
3年間の払戻金がトータルで 「約30億1千万円」 ・・・
競馬です

勿論、つぎ込んだ金も「約28億7千万円」と超巨額ですから、儲けが30億円と言うわけではありませんが、それにしても、どうしたらそんなに勝てるの~~ 
この人
PCのソフトをデーター駆使してここに至ったようですが、いきさつを本を書いたら絶対売れます 

《「30億円」夢の馬券生活が…検察側「外れ券、経費でない」懲役1年求刑》   (2月7日産経新聞)
「競馬で稼いだ所得をいっさい申告せず、平成21年までの3年間で所得税約5億7千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた元会社員の男(39)に対する論告求刑公判が7日、大阪地裁(西田真基裁判長)で開かれた。検察側は「競馬の勝ち負けは1レースごとなので、外れ馬券はもうけの原資に当たらず経費ではない。脱税額は巨額で、国民の納税意識に悪影響を与える」などと述べ、懲役1年を求刑した」



この裁判のポイントは必要経費、の部分・・・

払い戻しを受けた「当たり馬券の購入額のみ」を必要経費とするか?
⇒ 「所得税法では必要経費について「収入を生じた行為のために直接要した金額」と定めており、大阪地検は当たり馬券の購入額のみを経費と判断。払戻金総額約30億1千万円から当たり馬券購入額を差し引いた額を元に課税対象とした」

それとも、3年間につぎ込んだ「ハズレも含めた馬券購入額」を必要経費と認めるか?
⇒ 「一方、弁護側は「外れ馬券も所得を生み出す原資」と主張。男が3年間に約28億7千万円を馬券購入につぎ込んでおり、実質的なもうけは約1億4千万円だったと主張している」

それにしても
「・・・この男性は地方税なども含め約10億円の課税処分を受け、これまでに計約6800万円を納税。現在も月8万円ずつ支払っているという」(2月7日YOMIURI ONLINE)
・・・ことですから、何とも涙ぐましい 
とんだところに“落とし穴”がありました

oyaji も競馬のあの雰囲気は好きですが、でも、「儲けた」こともない者には想像もつかなかった世界があったのですね~
所得税申告の対象だとも知りませんでした
(どうやって把握するのでしょう?)

競馬と言うとあの歌、『走れコータロー』 
 ♪
  スタートダッシュで 出遅れる
  どこまでいっても 離される
  ここでおまえが 負けたなら
  おいらの生活 ままならぬ
  走れ走れ コウタロー
  本命穴馬 かきわけて
  走れ走れ 走れコウタロー
  追いつけ追いこせ 引っこぬけ
ヒットしました
活力があった時代です

     

ところで、馬は人間と深いかかわりのある動物・・・・
駿馬もあれば駄馬もあり
農耕や運搬は駄馬の世界ですね~
半世紀前までは、この辺りでも農耕作業の馬を見かけました

       

まぁ、人間の人生もほとんどは「駄馬の如く」ですね
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中央の機能

2013-02-09 | この「国」のこと
《維新、予算委質問に首長経験者ズラリ・・・なぜ苦笑》  (2月8日読売新聞)
「8日に開かれた衆院予算委員会で、日本維新の会は質問者6人のうち5人が首長経験者という布陣をとった。国と地方の関係見直しを結党時の大きな目標とした同党らしく、地方分権などについて安倍首相の姿勢をただした」


地方重視の日本維新の会らしい、パフォーマンスですね~
共同代表は前東京都知事と現大阪市長ですし、幹事長も現大阪府知事・・・
加えて首長経験の キラボシ 議員
質問に立った5人とは
 〇 中田宏 → 元神奈川県横浜市長
 〇 東国原英夫 → 元宮崎県知事
 〇 鈴木望 → 元静岡県磐田市長
 〇 坂本祐之輔 → 元埼玉県東松山市長
 〇 山田宏 → 元東京都杉並区長
・・・で、「地方分権」のご時世にふさわしく、メンバーをそろえたと言うところです 

地方から中央(国政)を見て「もどかしさやフラストレーションを募らせてきた」  面々ですから
もっと地方に権限を!
もっと財源を!
となりますね

ところで 「地方分権」 ・・・
oyaji は地方に住む身ですが、また別の思いもあり、です
どこまで権限と財源を地方に委譲すべきか?
維新は消費税も地方税化して地方が自由に使えるように・・・とも主張しますが、「そんなことして大丈夫なの?!」と危惧してしまいます

「権限と財源がないために何カ所も訪ね、同じ説明をしなければならない」のも問題ですが、さりとて、フリーというのも・・・・
端直に言えば 「任せて大丈夫なのか?」 
YAHOO!知恵袋にはこんなQ&Aがありました(抜粋)

Q 地方分権になると日本はどうなるの?
「・・・せっかく中央集権で高度経済成長してきた日本が、徳川時代の幕藩体制のようになるのではないかと心配です。人々は地方という狭い 村社会に 縛られてしまうのではないでしょうか?」


A(ベストアンサーに選ばれた回答)
「地方自治体は今でも、古くからいる住民のボスが仕切っている前近代的な社会だから、ロクな事になりません。地縁血縁情実が横行する利益誘導型政治ばかり。今でも財源の多数を国からの交付金、すなわち都会の企業やサラリーマンの税金に頼ってるくせに、「自由にやらせろ」は勝手だと思います。東京やよその地域の真似ばかりして、その挙句に財源が不足し、交付金を増やせと勝手な事を言うに決まっています・・・」


ちょっと極端かもしれませんが、ある意味頷けます
↓ こんな体たらくなことをビシッとできない・・・ところもあるのですから

《勤務の「中抜け」防止に生体認証 奈良市、監視カメラも》    (2月7日朝日新聞デジタル)
「・・・奈良市は7日、ごみ収集にあたる環境部職員が出退勤する際、手のひらの静脈で認証するシステムを新年度から始めると発表した。「中抜け」(職場の無断離脱)を防ぐことが狙いで、駐車場付近に監視カメラも付ける。総務省公務員課の担当者は「出退勤時間の管理に生体認証を導入する自治体は聞いたことはない」と話している」


       
        (古都の歴史が泣いています)

どこに住んでいても同じレベルの税負担で、同じレベルのサービスが受けられる!
・・・そのためには 中央の機能 が大切だと思っています
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わが家の生活に・・・

2013-02-07 | この「国」のこと
もうたくさんなのに、また昨日も雪が降りました
それに、あいかわらず寒い毎日・・・
灯油の値上がりが痛い今日この頃です

政権が交代して、オセロゲームのように次から次へと基本政策が「ひっくり返って」いきます
中でも経済・・・
疎いoyaji ですから頼みのウイッキペディアを開けば

「アベノミクスは大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の3つを基本方針としており、安倍はそれを「3本の矢」と表現している。個別の政策としては、2%のインフレ目標、円高の是正、政策金利のマイナス化、無制限の量的緩和、大規模な公共投資(国土強靱化)、日本銀行の買いオペレーションによる建設国債の引き取り、日本銀行法改正などが挙げられる」

・・・とありますが、やっぱり難しくてわからない 
まぁ
景気がよくなるのは誰も異存がありませんし、期待を込めて見守っている・・・というのが現状でしょうか

さっそく顕著となったのは「円安」の「株高」・・・
これで対外競争力が増して、企業に元気が出てくれば順調な滑り出しです
安倍内閣の支持率も上昇しました
後は
給料が上がれば・・・と次への期待が膨らみます

       
       (前の時のポスターです)


経済に疎くても、よいことばかりではないこともわかります
◆円安なら輸入に頼る石油やガスは高騰し、電気料金にも跳ね返り、それはさらに~~~と巡って、庶民の日常生活を直撃!!

《灯油リッター100円に上昇…4年3か月ぶり》    (2月6日読売新聞)
「・・・為替相場の円安傾向を受けて石油元売り各社が支払う輸入価格が上昇し、小売価格への転嫁が進んでいることに加え、厳しい寒さによって暖房用の需要が増えているためだ。当面は上昇が続くとみられる。レギュラーガソリンの平均価格(1リットルあたり)も151・7円で、前週比0・5円上昇した。値上がりは9週間連続となる。ハイオクは0・6円上がって162・6円、軽油は0・5円高い131・3円だった」


◆株を持たない多くの庶民は、株価が12000円台になったとしても直接的には何のメリットもない・・・
◆老朽化したインフラの整備や災害対策は必要ですが、イケイケドンドンの公共事業が一時の高揚をもたらしても、その後に大きな国の借金を残すことも気懸り
(それを抑制してきた民主党の政策は、すっかり過去になりました)

一番は
◆インフレを上回る給料アップがあるか、どうか?
ここには何の保証もありません
勿論そういう企業もあるでしょうが、「アップできない」「アップは何年も先」との格差は広がるはずです
ましてや
◆年金生活者にはインフレと増税で、「出」だけが膨らむことは確か 

デフレの今でも

《デフレなのに・・・生活費世界1位は東京、2位大阪》    (2月5日読売新聞)
「【ロンドン支局】英経済誌エコノミストの調査部門EIUは4日、毎年実施している世界主要都市の生活費調査の最新版を発表した。それによると、前回調査では最も生活費が高い都市だったスイスのチューリヒは7位に下がり、2位だった東京が1位となった。2位には大阪が入り、デフレが続いていた中でも日本の大都市での生活費が高い実態が目立った」


・・・日本ですから、ましてや 「給料上がらず、物価上昇と増税だけ」 では困ります
究極の所は  “わが家の生活が一番”
プチoyaji には、わが家の生活に「どんな形で顕れてくるか?」が最も肝心なところです
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「なぜ家康に味方した!?」 

2013-02-05 | Weblog
『歴史秘話 ヒストリア』(1月30日)は「戦国最恐妻の夫操縦法 ~豊臣秀吉を天下人にした女・おね~」でした・・・

       
        (おね=高台院 :『絹本着色高台院像』(高台寺所蔵))

おね ・・・
戦国最高の出世頭、豊臣秀吉(木下藤吉郎)の“糟糠の妻”です
番組ではいろいろなエピソードが語られ面白かったですね
織田家臣杉原定利の娘おねが、母朝日の許しをえることができず、叔父の浅野家の養女となってまで藤吉郎と一緒になった・・・
藤吉郎の押しが強かったのか?
おねの、人を見る目があったのか?
当時としては珍しい恋愛結婚(野合)  でした

祝言の場面・・・
足軽長屋の土間に、むしろを敷いただけの質素な儀式
でも、主君織田信長の公認で、媒酌人は信長の従兄妹が務めたんだとか

その後のストーリーはご存じのとおり
おねは、女性として権力の頂点を極めることになるわけです

まぁ
諸々のことはよく知りませんが、あの信長にも気に入られ、夫が遠征続きの家を守り、福島正則や加藤清正などの“秀吉子飼い”の武将を育て、「天下人の妻として北政所は朝廷との交渉を一手に引き受けたほか、人質として集められた諸大名の妻子を監督する役割も担った」わけですから、相当の人物だったことは察しがつきます


おねの生涯で最もミステリーなのは
天下分け目の戦い、関ヶ原の戦いの折 「なぜ家康に味方した!?」  
(異説もあるようですが、ここは家康に味方したと言う前提で・・・)
西軍(石田三成ら)贔屓としては、おねにかなりの不満を込めながら ここが疑問 のところなんです

もし
正則や清正が西軍についていたら、甥の小早川秀秋が裏切らなかったら、家康はあそこで終わっていたはずですから

「おねは家康にいいように利用された?!」
「おねは実家=木下家の存続を最優先した?!」
・・・なんて説もありますが
↓ ここは何の根拠もないoyaji の推測です

①天下人はそれだけの人望と実力がなければならない。天下は信長―秀吉と、それに相応しいものに与えられてきた
②夫、秀吉亡き今は、家康しかその任を担える者はいない。秀頼はまだ幼く、三成や淀に任せたら世の一波乱は避けられない
③ここはひとまず家康に任せ、「次の次」を成長した秀頼が担えばいい。家康は天下を奉還してくれるだろう・・・(まぁ、家康も高齢の身で先は長くない。その時、正則や清正らが秀頼を盛り立ててくれるはず)


・・・と考えた 
深層には、実子を生んでいない正室として、側室淀に対する”女の嫉妬”もあったのかもしれません


「敵もさる者引っ掻く者」  
(敵はさる=猿じゃなくて、狸?!)

       

・・・一度天下を掌中にした家康は、早々と息子秀忠に征夷大将軍をバトンタッチ 
「天下は徳川の世襲による」 ことを内外に示して不動のものとしてしまった 
一枚上ですね

結局
清正は「疑惑」の病に倒れて亡くなり
正則はイチャモンをつけられて北信濃にとばされるなど寂しい結末です

おね、どんな思いだったでしょうかね~~
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人口500人を割った村

2013-02-04 | この「国」のこと
長野県下伊那郡平谷村(ひらやむら)の人口が、ついに500人を割りました・・・
35の村がある長野県の中でも一番人口が少なく、この規模は、わが家の属する行政区をも下回ります

《平谷村の人口、発足以来初の500人割れ》      (2月2日信毎web)
「県内市町村で最も人口が少ない下伊那郡平谷村の人口が1日で494人となり、1934(昭和9)年の村発足以来初めて500人を割った。村が毎月1日に算出する住民基本台帳人口に基づく数字で、2010年の国勢調査を踏まえた毎月人口異動調査とは異なる」


          

「なぜ合併しないの?」
「そんな規模で地方公共団体を維持できるの?」
・・・と思わざるをえません

ちなみに、長野県には120の市町村がありましたが平成の大合併で77(19市・23町・35村)に再編統合されました
それでも35もの村があるのは、山や川によって分断されている地勢的な条件や、エリアに合併を誘引する「核」がない、住民意識として独立独歩の気概が強い・・・などが背景にあると思われます

では、平谷村はそこまで縮小しながら 「なぜ合併しないの?」
平谷村は2003年に、中学生以上を対象として《周辺市町村との合併の賛否を問う住民投票》をおこなっています
結果は 合併に「賛成」 341票 (有効投票の約74%・投票率89%) ・・・でした


合併には相手方が必要・・・

《連載・企画 -平成の大合併 むらの選択― その後の平谷》   (2004年読売新聞)
「交渉相手見つからず
・・・それから十か月。村の合併相手は、見つかっていない。周辺の村は交渉の席につかないばかりか、「何の調整もなく混乱を招いた」と平谷村に反感を抱いた。住民の意思が宙に浮いたままの事態にも、塚田明久村長は「下伊那郡西部五村で共通の財政見通しを立てるところまで進んだ」と前向きだが、来年三月末の特例法期限内の合併は絶望的な状況にある。「来年に間に合わなくても、やがて合併しなければならない日が来る。それまでは細々とやっていくしかない」。そんな思いで望みをつないでいる」


合併していない(できない)事情がそこにあったのです

次に 「そんな規模で地方公共団体を維持できるの?」
平谷村の 公式ホームページ を覗いてみました

「村の総面積77.40平方キロメートルの内、96.7%が山林で占められ、なだらかな山々と古くからのたたずまいを残す山里、高原で夏の涼しさは格別であり中京圏の避暑地、観光地として発展が期待されるところがあります。このような豊かな自然を利用し、「人づくりは村づくり」を基本とした人材育成に取り組み新しい発想と技術力・開発力を掘り起こしながら魅力ある特産品の開発、イベントづくりなど総合的な観光立村を目指して推進しています」

・・・ということで、小さいながらも「一村一国」 
商工会があって観光協会もあります
道の駅『信州平谷』や信州平谷温泉は観光立村の拠点です
ある意味では、理想郷かもしれません


職員数は17人前後・・・
扱う件数は少ないと言えども、各種法律や条令などにもとづく事務の内容は、人口の多寡に関わらず大きな市とほぼ同様 
議会も、教育委員会も、選挙管理員会も、農業委員会もあるわけです
1人で何種類もの分野を担当するでしょうから、その大変さは容易に察することができます
当然財政事情も厳しく、職員の給与水準も国と比べて月額3万円も安い
まぁ
就職先に乏しい山村ではワーキングシェアかもしれませんが、「恵まれた公務員」像からはかなりかけ離れるかもしれません

oyaji は基本的に合併推進の立場です
適当な規模があると思っています
メリット、デメリットはありますが公的サービスにも、地方交付税にも限界があり、合理性や効率性、専門性は必要だと思うからです


平成の大合併 ・・・
合併特例債を「人参」としてかなり推進されましたが、長野県では諸事情・諸条件から多くの村や町が残り、今も地方公共団体として奮闘しているわけです
逆に言えば、存続できています

果たしてどちらの選択が良かったのか?
合併推進の立場であっても、そんな思いもよぎります
◆35の村は、これからも自立してやっていけるのか・・・
◆逆に合併したところは、今、どんな思惑違いや課題が生じているか・・・

「住民のための地方自治」を模索する上で、引き続き注目したい地方行政です
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誰かが、切り込んでほしいですね

2013-02-02 | この「国」のこと
Q ↓ この人物は誰でしょう?

       

A そう、『八重の桜』で毅然と登場した佐久間象山です。地元、長野市松代にある象山神社の入り口脇にありました。八幡原史跡公園には、もっと大きな立像があります。

       

反骨の元外交官、天木さんの『天木直人のブログ』・・・
1月31日のそれは 「私が民主党の復権はないと思う理由」 がタイトルでした

》 安倍自民党政権に正しく対抗できる野党が現れない限りこの国には未来はない。そしてその役割を果たすのは政権交代前の原点に戻った民主党しかない。

民主党は大きな失望感を残して政権の座から追われましたが、政権担当能力をもつ野党の必要性は少しも変わっていないはずです
アメリカの民主⇔共和、イギリスの自由⇔労働・・・のような2つの政治核
それは自民・公明⇔維新の会+みんなの党・・・じゃない

自民党のカウンターバランスは民主党だと思います
興っては消えていく新党や、シングルイシューの政治運動では政権を担えません
現実的に
民主党がもう一つの核を担うしかないのです 


天木さんは 「しかしそれはもはや不可能である」 と断言します
なぜ?

》 内藤正光前参院議員の「文通費」流用発覚問題のリークで明らかなように、いざとなれば自民党は民主党議員のカネの問題をいくらでも脅しとして使ってくる」「再び権力を握り、官僚と結託した自民党は、いざとなればいくらでも民主党を脅せるのだ。潰せるのだ

・・・と

確かに・・・     
相手のウィークポイントを掴んで、それを攻撃に転化できるか、どうかは大きな力の差  

天木さんは

》 民主党の最大の誤りは3年余も政権を握っていながら国家権力を仲間割れに使うだけで自民党の悪政暴露に使わなかったことだ。 自民党の息の根を止める事が出来たのに、それをしなかったことだ・・・

・・・とも指摘します

政権交代の選択には「長期単独政権による弊害や歪みを正したい」こともあったはずです
その点、民主党は何もしませんでした 
何もできませんでしたね~

むしろ
【核持ち込み密約】も【機密費】も現実政治として呑み込んだ感がありますし
政治と献金の問題では小沢一郎さんや前原誠司さんや田中慶秋さん・・・と防戦一方
長期単独政権による弊害や歪みは何も見えてきませんでした
(民主党政権の未熟さが、逆に過去の評価を高めた?!)
この時点で
長期単独政権は「過去の浄化」を終えたのです

結局
民主党は抉り出すことさえできなかった
なぜ・・・
官僚を味方にできなかったから? 
(官僚は先を読んで貝になった  )
あるいは、斬ることによる自らへの返り血を恐れた?
いや
そんな余裕がなかった?
仕切り役がいなかった?

↑ ここのところ、いつか、誰かが、切り込んでほしいですね
気になるところです
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「前回分も取り戻す!」  安倍首相は有力ですね

2013-02-01 | この「国」のこと
1月19日に亡くなった元横綱大鵬(納谷幸喜さん・享年72歳)に、安倍晋三首相から 国民栄誉賞 が贈られることになりました
32回の最多優勝記録をもち「大鵬・巨人・卵焼き」と親しまれてきた大横綱ですから、納得の決定  ・・・です
「なぜ生前に?!」とも思いましたが、最多優勝記録達成や引退は国民栄誉賞ができる以前でしたし、その後は闘病やら、ゴタゴタもあったりで寂しかったわけですから、歴代首相も機会がなかったでしょうね~

《大鵬さんに国民栄誉賞授与へ=相撲界2人目》      (1月31日時事通信配信)
「・・・菅長官は、大鵬さんへの授与に関し、「大相撲史上最多となる幕内優勝32回を成し遂げ、昭和の高度経済成長期を象徴する存在として多くの国民に愛され、社会に明るい希望や勇気を与え、大相撲の普及、発展に極めて顕著な貢献をした」と説明した」



国民栄誉賞は昭和52年(1977)に、当時の福田赳夫首相が王貞治さんの本塁打世界記録達成を顕彰するために始めたものだそうです

これまで20名・団体に贈られていて、その内訳は

 ◆スポーツ 7 (王・山下泰裕・衣笠祥雄・千代の富士・高橋尚子・サッカー日本女子代表・吉田沙保里)
 ◆作曲 4 (古賀政男・服部良一・吉田正・遠藤実)
 ◆演劇 4 (長谷川一夫・渥美清・森光子・森繁久彌)
 ◆歌 2 (美空ひばり・藤山一郎)
 ◆映画監督 1 (黒澤明)
 ◆漫画 1 (長谷川町子)
 ◆探検 1 (植村直己)       [敬称略]

・・・と
まぁ、庶民大衆目線で称賛  されるスポーツ選手や文化・芸能関係者が主
「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」 を顕彰する目的で、表彰規定は柔軟だそうです


いざ贈るとなると大鵬さん同様にそのタイミングは難しい・・・
20名・団体の内、11は「故人」に贈られています

一方、贈る立場の首相・・・
この間、コロコロと替わることが多かったのですが皆さん結構、贈ってました
 逆に、贈るに至らなかったのは
 ・大平正芳首相
 ・鈴木善幸首相
 ・竹下登首相
 ・細川護煕首相
 ・羽田孜首相
 ・村山富市首相
 ・小泉純一郎首相
 ・安倍晋三首相(第一次)
 ・福田康夫首相
・・・の皆さん
タイミングに恵まれなかったんですね

ところで
ウイッキペディアによりますと福本豊さん(中曽根首相)、古関祐而さん(竹下首相)、イチローさん(小泉首相)は受賞を辞退したとか・・・
在任期間が長かった小泉首相が誰にも贈っていなかったのは意外でしたが、意中のイチローさんには2度もアプローチしていた?となると、「まだ現役途上なので・・・」と辞退されたことが、その背景にあったと言うことになります

イチローさんは引き続き有力候補でしょうが、問題はそのタイミング!!
大リーグから日本に還ってきた時?
野球選手から引退した時?
年令からしてそれは同時でしょうから、多分その時です

贈る立場は、さて誰か?

       

↑ 「前回分も取り戻す!」・・・ 安倍首相は有力ですね
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