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The sky is the limit.

志を持ち、夢を追え。

ジャスト・ア・オーディナリーマン

2009-06-08 17:53:30 | 読書
「薄氷の踏み方」読了。
一日ほぼ自宅に引きこもっていたので、読書は一気に進んだカナ
でもフラフラしてるからイマイチ落とし込み度が低い感じはある。
まぁ深くキワドイ話は、ごく平凡な私には響き難いだけかもしれないけども。


薄氷の踏み方
甲野 善紀 名越 康文
PHP研究所

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ストマックエイチ

2009-06-06 08:57:07 | 読書
体調不良で朝練パス。
せめてジョギングでもと思い天野街道に入ったものの、
冷や汗が出てきたので早々に帰宅。
胃も痛いし、ストレス溜めちゃった???
らしくないね・・・。

↓↓岩本茂樹さんの「教育をぶっとばせ」読了。
  かなりハードな定時制高校のノンフィクション。
  本当の「コミュニケーション」の大切さ、困難さを訴えた良本でした。



教育をぶっとばせ―反学校文化の輩たち (文春新書)
岩本 茂樹
文藝春秋

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キープ・オン・ムービン

2009-06-02 17:49:02 | 読書
「虫眼とアニ眼」、
異色の対談集だなぁと思い大分以前に購入したものの、
そのイメージの為に今迄後回しにしていた。
「読まず嫌い」やめないとね。

前回読んだ福岡伸一さんの著書はかなり良かった。
懇切な解説によって素人にも生命のダイナミズムを理解させ、感じさせてくれる、
熱い1冊だった。

虫眼とアニ眼 (新潮文庫 み 39-1)
養老 孟司,宮崎 駿
新潮社

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ヒューマン ビヘイビュア

2009-05-28 12:44:36 | 読書
久々の科学系の本。
中身はまだ読み始めで分らないけれど、
本町の紀伊国屋に入って「福岡伸一さん」コーナーを見たときに、
「ビビッ」と来るものがあったので、ただの知識追求型の本ではないハズ。
でも予備知識が少ない分は少し骨が折れそうだヨ
本の選択は自分の中にあるテーマらしきものと、
少ない知識を何となく意識して選ぶと結構ハズレが無い。
あせって選んだり気乗りしないときに買うと、まぁ外れてしまう。
(これは著者の方に問題があるのじゃなくて、主観としてネ)。
さぁ、どんな発見や気付きがあるか、楽しみですな。


生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
福岡 伸一
講談社

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ヒストリカル プレー

2009-05-17 18:25:23 | 読書
一日天気が悪く、シロアリ予防で外も出れずだったので、
読書の勤しむ一日であった。
内田さんの「14才の~」の後、もう1冊内田さんの本を読んだので、
今日からは気分をガラッと変えて(自分なりにね)、
久々の司馬遼太郎さん「義経」。
歴史物といえば幕末物ばかり読んできたのだけど、
今回は一気に700年以上遡った時代の物語。
時代が変われば、社会、組織、人のあり方も変わる、当然ながら。
その差異をいろいろと学べればと思う。
当り前のように今を生きているし、現代社会の恩恵を享受しているけれども、
振返れば決して当り前に今の世があるのでない事は分る。
それを踏まえて生きるか生きないかは人それぞれだけれども、
どちらが重みのある生になるかは自明だね。
大層なようだけど、身近に歴史は潜んでいるってか。


義経〈上〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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チャイルドフッド

2009-05-15 13:12:41 | 読書
内田樹&名越康文「14歳の子を持つ親たちへ」読了。
タイトルには特にこだわらず、内田さんの著作に最近ハマっている。
うちの子は10歳、8歳でまだ反抗期も控えめで思春期はまだ少し先。
それでも4人で一つ屋根の下で暮らしているとそれなりに色々ある。
なるべく客観性を失わずに話をするように心掛けてはいるものの、
仕事やなにかでストレスを抱えているときや、疲労気味の時にはうっかり気を抜かして、
威圧的になってしまうし、
気の強い嫁さんのご機嫌が悪いときの子供に対する態度には、いつもハラハラする。
だからと言って、そこでそれを指摘するという地雷は当然ながら踏まないのだけど。
もう少し家族を良く見て、よく考えてあげる時間があればよいなとは思う。
仮に時間が無くとも、もう少し踏み込んで物事に当ることを心掛けないとネ



14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)
内田 樹,名越 康文
新潮社

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ポイント オブ ビュー

2009-05-12 12:39:37 | 読書
海音寺潮五郎さん著「西郷と大久保」まもなく読了。
昨日はもう少しと思い、帰りは各駅停車に乗りゆっくりと読んで帰った。
読む歴史物といえばほとんど、8割方幕末物。
同じ幕末物でも主人公や切り口、著者が違うと、
当然視点も変わってくるので飽きずに読める。
それでも変わらないものが史実、事実カナと思って解釈している。
出来るだけ沢山の資料から普遍性を見出して生きる上での糧に出来ればとも思っている。
以前、海音寺さんの何かの著作のあとがきで歴史は世の全てを含んでおり、
歴史を深く知れば経済や経営、生きる術がそこから見出せるとあって、感銘を受けた。
私が歴史物を読むきっかけになったのも、なんとなくだけど、そんなところからだ。
経済や経営の勉強をするのに流行りものの雑誌や話題のコンサルの著書なんてものは、
どうも私には薄っぺらく思えて手に取る気にはなれないし、
今更講義や講座を受けるなんて手間の掛かることは状況的に難しい。
語り継がれるべき歴史は時間の淘汰を経ても、尚、語り継がれているのだから、
これほど洗練されているものは逆にないのではないかと思ったりもする。
まぁ個人的な意見ですが・・・。


西郷と大久保 (新潮文庫)
海音寺 潮五郎
新潮社

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高知帰郷⑤~大阪

2009-05-05 15:09:50 | 読書
5日。
10時ごろに帰宅。
他の人たちは皆さんUSJへ。
久しぶりに一人でゆっくり。
天気が悪かったので運動が出来なかったのが残念ですが、
一日ゴロゴロしたり本を読んだりして満喫。
すっかり気が抜けてしまった。ヨカヨカ(*^-^)。
お陰で久しぶりに一日で一冊読了できた。
茂木さんは最近マスメディアへの露出が多いので、
なんとなく、しばらく著書からは遠ざかっていたのだけど、
やっぱり気にはなっていたので、読み始めるとあっという間だった。
タイトルは結構ベタだけど、
内容はかなり踏み込んで社会や生死に関わる事を記してある。
フムフムなるほどという感じで没入出来た。熱いね茂木さん。

人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答 (新潮新書)
茂木 健一郎,南 直哉
新潮社

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ニューブック

2009-04-24 12:40:15 | 読書
内田樹さんの新書。
普段の書下ろしではなくて新書の為か、ちょっといつもよりまじめな文体。
別に構造主義を学ぼうと思って選んだわけじゃなくて、
この人の話の切り口にいつも目からウロコ的な新鮮で快い感覚を憶えるので、
ついついご購入。
新書自体はお堅いのでそんなに好きではないけれど、
何となくたまに挑戦してみる。
スラスラと理解出来ないところは無意識的吸収にまかせて、
なるべく止まらないで読み進める。
で、心に響く本は再読、再々読をしたりする。
まぁ私の鈍くて頑なな心はナカナカ感動するようなことは少ないのだけれども・・・。

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
内田 樹
文藝春秋

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ペニーレイン

2009-04-21 18:21:31 | 読書
雨でなんとなく鬱陶しい、これという理由は無い。
しかしながらこれという理由が無いとはこれといった解決法もないって事。
こんなときは経験に頼って大人しくしておきたいものだ。
久しぶりに読書にでも耽りたいなぁ・・・。
「武将列伝」海音寺潮五郎の作品をいま読み進めているトコロ。
作者の事実に迫る真摯な姿勢が非常に好きだ。
歴史モノでよく読むのはそういう地に足のついた調査に基づいたものが多い。
きっとそれを自分自身にも求める心があるからだろうね。


武将列伝 江戸篇 新装版 (文春文庫 か 2-57)
海音寺 潮五郎
文藝春秋

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ブック ワームズ

2009-03-04 20:18:46 | 読書
先月は後半風邪だなんだで9冊ぐらいしか読めていないみたい。
今月はノルマ10冊読破に向け頑張りたいところ。
買い込んだままの本が結構あって、
読書中の海音寺潮五郎さん1冊以外に、
カートヴォネガットさん1冊
司馬さん1冊
内田樹さん1冊
養老猛さん&宮崎駿さん1冊
他、再読予定の茂木さんなどなど。
上の子も触発されたか、最近良く本を買って来てとせがむ。
なので、昔よく読んだトムソーヤやハックルベリーフィン、~のアリスなど与えている。
結構速いこと読むみたいで、次の選書に悩む。
嬉しい悩みだけどね♪

猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)
カート・ヴォネガット・ジュニア
早川書房

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ヒストリー リピーツ イット セルフ

2009-01-04 22:33:05 | 読書
何とか休みのうちに1冊読了。
子母澤寛さんの「勝海舟」第2巻(全6巻)でした。
鳥羽伏見で始まる幕末の戦の、上野戦争から五稜郭の戦いまでを体験した、
旗本のお祖父さんを持つ方で、
幼少時に実体験を語り聞かされて育ったという経歴を持っているので、
小説と言えども実生活に密着したようなリアリティを感じることができる。
司馬さんとはまた違った切り口が新鮮で面白い。
子母澤さんがストリートビューで司馬さんがグーグルアースの様な感じ。
今年も沢山読書をして実地を乗り切る智恵や考え方、生き方の糧の一部としよう!
楽しみだよ。

勝海舟 (第1巻) (新潮文庫)
子母沢 寛
新潮社

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スラップスティック

2008-12-09 22:58:04 | 読書
今月6冊目読了、いい感じのペース。
先週後半以降、少し読書から遠ざかっていたので、
すごく快く軽快なリズムで言葉が頭の中にコロコロと入ってくる感じで、
脳が喜んでいるという実感がある。
こういう時間と実感は意外と、
無制限な状態でよりも軽い制約がある中でのほうが抱きやすい。
そんなものだ。
出来ればちょっと落ち着いた感じのCAFEで読む時間をもてると尚良い。
開けっぴろげで呆けたように明るすぎて、
プラスティックな感じのCAFEは出来るだけ避けたい。
なぜならそこには蛾のような光に吸い寄せられて集まる、
思考や思想にはおよそ無頓着な種類の人達が集まるから。
蛾がパタパタと燐粉を撒き散らすように、
しがない会話とタバコの煙を撒き散らすから。
そんなものだ。
しかしながらそんなところでも感覚を遮断して本に集中すれば、
息を止めて水の中に潜るような感じで読書することは出来る。
これは仕事にも応用できる方法だ。でも多用すると心が麻痺するので、
程よい加減と注意が必要だ。
自然と呼吸をするように、本を読むにしろ自転車に乗るにしろ走りに行くにしろ、
その他色々するにしろ、されるにしろ、
自然と何かに取り組める環境と状況があれば何より良い。