The sky is the limit.

志を持ち、夢を追え。

意外と初めてかな?

2010-03-25 12:48:39 | 読書
海音寺さんの史伝は結構読ませて頂いたのだけれど、
意外に小説は初めてカモ。
超有名な作品なのにネ。

って大河ドラマも「竜馬」に変わってるのに、今ごろ「謙信」なの?という意見もありそう。
流行なんて関係ないのさ、マイペースですから、(*'ー'*)ふふっ♪

読み終えたら実地に越後や甲州辺りも見回りたいナァ、全然地理感ないし。
維新前後で言えば、河井継之助も長岡だったし、佐渡は司馬凌海か。
でもめっちゃ遠い・・・。

天と地と 上 (文春文庫)
海音寺潮五郎
文藝春秋

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そんな視点があるのですね。

2010-03-23 18:31:43 | 読書
相変わらず凡夫には考えもつかない切り口、視点の養老先生。
なんとなく腑に落ちるところも少々あれば、
全然理解できないところも多々ある(ノ_・、)

理解できないから面白くて惹き込まれるんだよね。
まだ読み始めたところなので、しばらく養老ワールドに翻弄されてみるサ♪

新潮選書 身体の文学史
養老孟司
新潮社

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うん、良かったよ。

2010-03-16 18:24:28 | 読書
自分って何?と考える時、
日本って枠はどうにも外せなくて、
お陰で飛躍した考えを持たずに済むのだけど、
飛躍しないので鬱屈とする時もある。

地味でも道から外れず、歩き続けるコト、地道ってそういう事か?

読書をしていて良かった点は、
たまに自分を突放して見る事が出来ること。

自分を別人のように眺めることができる時が、まれにある。
ドキッと自分に驚く瞬間。
善し悪しは分からないけど、その為に本を読んでいるんじゃないかと思う所もある。

こんな日本でよかったね―構造主義的日本論 (文春文庫)
内田 樹
文藝春秋

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凡夫には大きなものが見えない。

2010-03-11 12:52:03 | 読書
司馬さんが1996年2月に亡くなられる迄、
連載されていた「この国のかたち」。
この第6巻で終わってしまうのが寂しい・・・もっともっと読みたかったな、仕方がないけど。

歴史に「もし」は無いと司馬さんも言ってらっしゃったと思うけど、
「もし」今も生きていらっしゃったらと心底思う。
同じ大阪で育った者として、もっと早くその偉大さに気付いておれば良かった。

この国のかたち〈6〉1996
司馬 遼太郎
文藝春秋

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色々な角度から見る。

2010-03-09 12:31:18 | 読書
日本の中世(鎌倉~室町、戦国時代ぐらい)の世相を、
「道」を通して見る本。

歴史を知る方法として、時代小説などだけではなく、
先日来読んできた、武士道や神道、仏教を通して時代の世相を見るのも一つ。
今回の著作は道を通じて時代を読むというユニークな視点、切り口。

河川の増水や積雪、軍事や政治などで「道」は現代より以上に影響を受け、
かつ、影響を与えてきたっていうお話。
知っておくと歴史をもう少し深く味わえる一冊となるカナ。

実地に基づいていた話なので、ドラマチックでドキドキする要素は少ないけどねぇ。

中世を道から読む (講談社現代新書)
齋藤 慎一
講談社

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「逆襲」っていらなくない?

2010-03-03 12:50:36 | 読書
以前読んだ「神道の逆襲」に続いての、このタイトル↓↓。

「逆襲」って・・・書店で何だ?と目は惹くタイトルだけれど、
もう少しセンスの良いタイトルが他にありそうなモノなのにネ、なんて思ったりする。
イイけどサ(*^-^)

「武士道」の歴史とその意義、現代における可能性を検証した一冊、だと思う。
まだ読んでないから分からないけど。
今日もロードバイク通勤なんで読めそうに無いし・・・。

武士道の逆襲 (講談社現代新書)
菅野 覚明
講談社

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意味のある偶然を~♪

2010-02-23 21:41:37 | 読書
最近、発売と同時期ぐらいに購読している「内田本」。
タイミングが何となくシンクロしてるのかな?

ん~、4冊ほど続けて同じようなジャンルを含む本を読んでもいるしナァ、
これは偶然。

ハマッてるね、内田樹と司馬遼太郎とロードバイクに。
どれも全然関連性は無さそうだけど。
あるのかな?

現代霊性論
内田 樹,釈 徹宗
講談社

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己を知れるか?

2010-02-17 17:41:43 | 読書
今日は読めそうにもないけど、お次はρ( ̄∇ ̄o) コレ

「無宗教です」と言ってはばからないけれど、
日本人の骨肉と化しているであろう仏教や神道の事を、
タマに考えてみるのも、己を知る一助になるかも知れないと思って。

歴史関係の本や小説を読むにしても、
宗教史的なものを自分の中に持っておくと、
読み方も変わるし、味わいも深くなるからネ。

梅原猛の授業 仏教 (朝日文庫)
梅原 猛
朝日新聞社

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人前では泣かない、多分。

2010-02-11 15:15:11 | 読書
「菜の花の沖」読了。
最終巻の「日本陣屋」の段の、
最後の2、3行の文章で思わず涙が出そうになった。
電車に乗っていたので堪えたけれど、
目頭が熱くなって、繰り返し繰り返しその文章付近を読み直した。

読書は良いもんだ。
てな訳で今回は読みかけで置いていた↓↓
どんだけ司馬ファンやねん!
どんだけも( ̄‥ ̄)=3

今度東大阪の司馬良太郎記念館でも行こうカナ♪
足を踏み入れただけで感動して泣きそうな気がして、
今まで行く事を控えてきたのだけども。
やっぱり泣いてしまうのカナ?

この国のかたち〈4〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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いよいよ最終巻だけど

2010-02-08 12:35:17 | 読書
いよいよ、やっとこさで最終巻に突入の「菜の花の沖」。
でも今日はロードバイクでの通勤、多分1ページも読めない・・・。
ロードバイクと読書の両方を一日の間で楽しむことが出来ないのは致し方がない。
ここは大人として諦めよう。

最近「おじさん」、「おっちゃん」と呼ばれても反抗できない歳になってきたしネ。
でも、この「おじさん」は懲りずにいろんな事に挑戦するんだよ、若人よ!
負けネェ


菜の花の沖〈6〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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店頭に新刊が一冊のみあったので、ついつい。

2010-02-01 12:51:11 | 読書
「菜の花の沖」5巻読了。
1月はたったの5冊しか読めなかった、まぁ冊数の多寡はさして問題ではないけれども。
でもでも7~8冊は読める時間がほしいところ、贅沢な望みカナ・・・。

「菜の花~」6巻目を残すのみになって、ついつい書店に置いてあった、
内田樹さんの新刊を購入してしまい、こちら↓↓を優先してしまった。
内田さんの著作やブログを結構拝見させて頂いているので、
タイトルから何となく表現してある事はぼんやり分る。
あとは、じっくり内田節を楽しみながら詳細に味わうのみだ!

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)
内田 樹
バジリコ

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哀悼 J.D.サリンジャー

2010-01-31 13:14:18 | 読書
先日短いニュースながら、米作家J.D.サリンジャーの訃報を伝えていた。

アメリカでは1951年の発表以後、高校生や若者の必読書になっていたと言う、
「ライ麦畑でつかまえて」(Catcher in the Rye)は、
私も遅れ馳せながら、19か20歳の頃(今から17年も前だね)に初めて読み、
うまく言葉には出来ないながらも、
感じやすかった私の心に深く切なく主人公の言動が共感と共に焼きついたのを憶えている。

その後もより深く理解したくて、再読、再々読を繰り返した。
最後に読み返したのは31か2の歳だったと思う。
でもその時にはエンディングまで読みきることが出来ずに本を置いた。
それはストーリーを憶え切っているとかの理由ではなくて、
それなりに私も成長し、共感を覚える所が少なくなったからだと思う。

その成長、変化が善いものなのか、悪いものかは分からないけれど、
初読した年齢から私も色々なコトを経験し、
様々の決断、取捨選択をして、
どうにかこうにか生きるということを消化吸収してきた結果だと思い、
最近は割りと前向きに受け止めている。

訃報に接してなにかを誰かに伝えたいと思ったわけではないけれど、
私の若き日の人生の指標の一つとなった作品の作者が亡くなられたということで、
私なりの哀悼の気分を表現したかっただけカナ
安らかに眠って下さい。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
J.D.サリンジャー
白水社

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やっと、

2010-01-25 12:26:44 | 読書
最近ロードバイク通勤が多いので読書が余り進んでいなかった。
この週末でやっと5巻目に突入。
箱館やエトロフ島での嘉兵衛の活躍が描かれています。
同時代人で、伊能忠敬や間宮林蔵、最上徳内などが、
蝦夷地で嘉兵衛の人生とひと時ながら絡みます。



菜の花の沖〈5〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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