The sky is the limit.

志を持ち、夢を追え。

珍しく、

2010-01-14 12:26:20 | 読書
昨晩より珍しく嫁が読書。
嫁曰く「超小心者の逆切れ社長」が今年の目標云々・・・とうるさくて、
本を読んでレポートを出すらしい。
抽象的過ぎて意味が良く伝わらない発言をするのは、
中小企業の2代目、3代目社長などにはよくある事で。
そんな訳で、以前私が読んだ茂木さんの本を書棚から引っ張り出してきたらしい。
動機はともかく、たまには読書も良いよσ(^_^;)

私は「菜の花の沖」4/6巻目、蝦夷地での嘉兵衛の活躍がソロソロ始まる段です。
余談だけど、
「まともじゃない」とか「くだらない」というのは、
元は船乗りの言葉が一般化したものなんだってさ、へぇ~。

ひらめきの導火線 (PHP新書)
茂木 健一郎
PHP研究所

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菜の花の沖〈4〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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雨なので、

2010-01-12 12:56:12 | 読書
雨なので電車通勤、体は鈍るけれど読書は進む。
「菜の花の沖」は全六巻なのだけど、中休みで同じく司馬さんの本。
小説は無論面白いのだけど、
こういう書き下ろし的な著作も、
司馬さんの考え方や造詣の深さに直に触れるようで楽しい。
明日、明後日は猛烈に冷え込むらしいので、読書量が増えるか?
でも練習量が減るとチームのSなメンバーに怒られそう・・・。

この国のかたち〈3〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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久々のまとめ読み

2009-12-28 18:41:56 | 読書
看病中、深夜にすることも時折しかないので、
読書に集中できた。
海音寺さんの史伝「悪人列伝 古代編」を何とか読み終えて、
司馬さんの小説「菜の花の沖 全6巻」をサクサクと読み進めた。
淡路島出身の高田屋嘉平の物語で、今のところ近畿が舞台でなじみ深い。
心が熱くなる描写は司馬さんならではで、
読み始めるとナカナカきりの良いところで本をおく事も出来ない♪

菜の花の沖〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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菜の花の沖〈2〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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地元が舞台っていうのは親しみやすい。

2009-12-17 18:42:13 | 読書
武将列伝シリーズが終わったので、
悪人列伝シリーズを選択。
第1話は蘇我入鹿で、入鹿の七代前が蘇我石川麻呂といって、
富田林を流れる石川あたりが領地だったそうな、へぇ~。
河内から奈良へ抜ける場所に位置するので、
大阪湾(ちぬのうみ)経由の海外(中国)からの文物が石川辺りを経由して、
奈良の飛鳥などに運ばれたそうな。

大阪狭山市の狭山池を改修した行基も、
大鳥郡蜂田里生まれ(堺市の家原寺の前身が生家だったらしい)だし、
古代~近世に至るまで、結構南大阪は歴史上の重要な土地みたいで、
地元民としてちょっと親近感のようなものが湧かない?

他にも聖徳太子(上之宮)とか楠正成(千早赤坂)とか、
狭山藩主があの北条早雲や氏政、氏直の末の子孫だったりとか・・・(小田原北条氏ネ)。
(秀吉に小田原を攻められて後、
移封されたのが今の大阪狭山市で今も北条家は続いてるらしいです)。

あぁ歴史は深く興味が尽きないね。

悪人列伝 古代篇 (文春文庫)
海音寺 潮五郎
文藝春秋

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仏教と日本人のかかわり方とは?

2009-12-07 23:04:27 | 読書
歴史は貴族(公家)や武士だけに拠って創られたものではなく、
それだけでは歴史を読む者として浅すぎる。
なんて大層だけど、深く歴史を知ろうという欲が出ると、
仏教史は避けては通れないのよネ。
現代日本人の心にも無意識に未だ息づいている仏教や神道の事を知るのは、
自己を知る為のモノサシの一つにはなるハズ。

梅原猛、日本仏教をゆく (朝日文庫)
梅原 猛
朝日新聞出版

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歴史は広くて深くて・・・。

2009-12-04 12:16:48 | 読書
ざっくばらんな語り口なのだけど、
歴史の基礎知識がないと、深く読めないや・・・。
逆に言えば自分の浅学さを計るには良い一冊だけど。
以前2巻を読んでそのままに放置していたので、
全6巻読破して今後の自分の課題を増やそう!
(何の為に?)


この国のかたち〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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シリーズ最後だ。

2009-11-30 17:38:28 | 読書
海音寺潮五郎さんの武将列伝シリーズは、
源平編、戦国揺籃編、戦国爛熟編、戦国終末編、江戸編と5冊が文庫本であって、
ランダムに気ままに選んで読みつつ、とうとう最後の一冊になった。
史実を分りやすい文章で詳しく書いたシリーズで、
大河ドラマのような脚色はほとんど無く、
たくさんの歴史資料を元に実存した武将の生き様や時代を描いている所がすばらしく、
気に入ったところカナ。
私小説の深い心的な描写も良いのだけど、
幅広い様々な要素が絡み合って展開していく歴史物が好みとしては合っているヨ。
それと、私は本を読んでも、激しく内容を忘れやすい性質なので、
いずれまた読み返したくなるだろうね、このシリーズは。
内容が良過ぎて他の歴史作家の著作とは比較対象外です、
教科書の変わりにすればいいのにと思うぐらい。

武将列伝 戦国終末篇 新装版 (文春文庫 か 2-56)
海音寺 潮五郎
文藝春秋

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内田樹さんと対談していた人

2009-11-26 12:49:27 | 読書
硬派な「幸福論」みたいです、まぁ内田さんと対談するような人ですから。
まえがきでもそんな感じが分かります。

…(一攫千金だとか、責任回避と同義語としての安堵感しか求めないような
鈍感なものの貧困な想像力においては、
ダイアモンドは常にブリリアンカットにされた状態で地中から発掘されると
信じられているのである。)…

流行の癒し系やセラピー系とは一線を画している著作っぽいカナ
とりあえず読み進めまぁす。


幸福論 ―精神科医の見た心のバランス (講談社現代新書)
春日 武彦
講談社

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象のお話

2009-11-20 12:30:38 | 読書
まだ読み始めたばかりで内容は語れないけれど、
訳者の福岡伸一さんの書いた本に、
今回の作品の内容について、感動的なエピソードが載っていたので選んだ一冊。
科学系の本です。
外国の方が書いた作品はその背後に外国の文化や思想が見え隠れして、
余り馴染みにくくて最近は遠ざかっていた。
20代の頃はよく読んだものだけど、年と共に人も変わると言う事だね。
まぁたまには良いか。


エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか
ライアル・ワトソン
木楽舎

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グッと来たゼ

2009-11-18 08:40:13 | 読書
内田樹さんの「日本辺境論」を読書中、グッと心に響くところがあったので、
思わずワザワザ抜粋してしまいました。

(…指南力のあるメッセージを発信するというのは、
「そんなことを言う人は今のところ私の他に誰もいないけれど、私はそう思う」
という態度のことです。
自分の発信するメッセージの正しさや有用性を保証する、
「外部」や「上位審級」は存在しない。
そのようなものに「正しさ」を保証してもらわなくても、
私はこれが正しいと思うと言いうる、ということです。
どうして言いうるかと言えば、その「正しさ」は今ある現実のうちにではなく、
これから構築される未来のうちに保証人を求めるからです。
私の「正しさ」は未来において、
それが現実になることによって実証されるであろう。
それが世界標準を作り出す人間の考える「正しさ」です。・・・)

私如きには規模の大きすぎる文言だけれども、
心強い言葉に思えたのでアップしておこうと思ったのサ。
現在や過去を喰い散らかすのではなく、
未来を足掛かりに有意に生きるという強い独立した意思、信念、
みたいなものを感じ取ったような気がして思わず胸が熱くなった
(自己勝手な解釈で著者の意図からは外れているのだろうけど、いいやね)。


内田樹さんの新刊が出て、ついつい買ってしまったの巻

2009-11-17 12:28:40 | 読書
珍しく発売直後の書籍を購入。
著者のブログで散々に面白いよと宣伝されていたので、
釣られてしまった。
内田樹さんの本は今までも結構読んできたのだけど、
その切れの鋭さと熱さと語り口の面白さについついハマッて読み込んでしまう。
今回はどんな切り口で日本を論じられるのか、楽しみだ。

日本辺境論 (新潮新書)
内田 樹
新潮社

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八百万の

2009-11-10 18:32:27 | 読書
歴史小説等を読んでいると、
仏教や神道の記述がたまに有って、基礎知識がないとより深く楽しめなかったりする。
なので後日、気が向けばその方面の読みやすそうな新書類を探すのだけど、
今回は神道の本。
「~逆襲」って大層なタイトルなのだけど、本文は到ってシンプルで平易な文章。
日本の神様や神社の事などを分かりやすくその歴史から紐解きながら、
現代における神道の意義を展開していく構成になってます。
別に知らなくても困らないかもしれないけれど、
知っていればそれなりに人生の深い楽しみも増えるのが知識というもので。
読書の秋だしネェ。
あぁ一日の時間が足りない・・・アレもしたいコレもしたい。

神道の逆襲 (講談社現代新書)
菅野 覚明
講談社

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半兵衛とか官兵衛とか

2009-10-30 12:26:53 | 読書
科学系を読み終えると、
反動でまた歴史モノに走ってしまった。
「武将列伝」シリーズの戦国爛熟編。
戦国時代中盤から後半の名将、偉人が史実に基づき紹介されます。
軍師として有名な竹中半兵衛や黒田官兵衛(如水)や、
戦国時代の幕を閉じた家康などが出てきます。


武将列伝 戦国爛熟篇 (文春文庫)
海音寺 潮五郎
文藝春秋

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