百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
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ロイヤル・ロッホナガー12年

2008年12月15日 | スコッチ・シングルモルト

 本日のお酒。東ハイランドのシングルモルト、王室御用達のロイヤルを冠した3銘柄のひとつ。このラベルは現行の前か、その前。

 メイプルシロップのようであり、またカラメルのような甘い香り。ゴムの焦げたような臭いも。ボディの厚みはさほどでもなく中庸。一瞬むっとアルコールを感じるが、後半は甘味に満ちた味わい。最後の最後にドライなニュアンスを感じるため、シャープな印象が残る。苦味が残るのがやや惜しい。

 このモルトのエピソードでは必ず、ヴィクトリア女王が極上のクラレットにこのモルトを数滴たらして飲んだというものが出てきます。好みの話ゆえ、どう飲んでも構わんのでしょうが、個人的には両者をまずく飲ませる最適の方法と考えてます(以前、このモルトを使い、安ボルドーで試した経験上の話。もっとも5大シャトーでなければ駄目だ、と言われれば一言もありませんが)。

ちなみに御用達モルトを時系列に並べると、

ブラックラ    →ウィリアム4世(1830~1837)  1835年勅許
グレンユーリー →      〃            1835年勅許とされている。
ロッホナガー  →ヴィクトリア女王(1837~1901) 1848年勅許
           エドワード7世(1901~1910)   以後3代にわたってロイヤルワラントを受ける
           ジョージ5世(1910~1917)


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