外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

会話の教科書

2016年09月05日 | 日記

9月5日(月) 晴れ

先週はまだ涼しく感じていた朝の通勤が今日はやけに暑く半ば辺りで汗が噴き出してきました。
バスに乗ってみようと少し早めに出たのですが、歩いてギリギリと思える時間まで待っても
一向に来ないので諦めました。歩きながら通過していくかどうか見ていたのですが、結局
見ることはありませんでした。その間タクシーが多くはないものの空車が流れていました。
行きだけタクシーを使うのもいいですね。たぶん2~3メーター、かかっても10元以内かと。

さて、今日から本格的な授業が始まりました。
2年生の会話の授業、これまでの経験上最も授業が進めやすい授業のはずなんですが、今年は
頭を悩ませています。教科書が違うのですね。


会話と言えば『みんなの日本語』が王道と言ってもいいほど使いやすい教科書なんですが
「今年から替えてみました」と初めて見る教科書を渡されました。
「2年生にはちょっと難しいかもしれませんのでゆっくり進めていいですよ」と。
さらには「1学期で上冊、2学期で下冊を使ってください」と。

会話の内容は問題ない、というより大人が使う会話で素晴らしいものなのですが、第1課から
敬語や使役が出てくるので学生が追いつけないのですね。
分量も1課に八つの会話文があり、上冊だけで10課。
ゆっくりでいい、とはいえ文法を細かく説明していると1か月で1課も終わらないような。

進度と理解度、どちらを優先するかと考えたのですが、文法については追々の文法の授業に
任せるとして、会話の形(慣用句など)を繰り返し練習させるしかないかと。

会話の教科書の割にはCDが付属してないのでネット検索したら、概ね私が感じたことと
同じ評価が投稿されていました。音声はどこで探したのか個人でUPした方がいました。

主任の先生には『みんなの日本語』に戻す予定はないのか、と尋ねてみたのですが
既に上下冊購入させているので無駄にはできないと。
確かに安くはないのですが、もっと大切な時間を失うのではないかと心配してしまいます。

コメント
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