外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

今期最後の仕事

2012年06月30日 | 日記
6月30日(土) 雨のち晴れ

昨日夕方から降り始めた本降りの雨が今朝まで残っていました。
6時前に雨でも30分もすれば上がっている可能性はあるのですが、早々と中止を決め込み
月曜日に提出予定の成績及び教案の確認をしておりました。

学生数が減ったために先学期から始めた口頭によるテスト、カンニングオンパレードの筆記と
違い実力が反映されやすいのが長所ですが、一方で全く努力の影が見えない学生に失望させ
られることも。
ただ、大学という特性上、最終目的はあくまでも単位を取って卒業という証明書を得ること
ですから、とりあえず合格点の60点は与えるために出席点の満点を60点に設定しました。
私の話が聞き取れず、チンプンカンプンな答えをしても、授業にさえ出席していれば合格。
逆に授業は全く出席せず、完璧な日本語で応対しても獲得できるのは40点で不合格、と
言いたいところですが、追試云々も面倒ですし外教の授業はお飾りみたいなものですし、
いくら不合格点を出したところで、私の成績を預かってくださる先生がまた修正を加える
ことは分かっているので、どうにも不合格になる学生は【お任せします】の一言を書き添えて
提出します。

対象の学生が2人おりまして、いずれも男子学生。
方や今期授業に出席したのは僅かにテストの日の一回のみ、
方や今期が始まった頃に4回出席しただけ。
前者は日本研修の面接に参加したこともあって学校にいなかったのですが、不合格になって
奮起するかと思いきや、完全に放棄したようです。
後者は班長、日本で言う学級委員をしており、この学校の規定によりどれだけ出席率や
テストが酷くても成績は常にトップになるため問題が無いのですね。
で、その前者ですが、テストも勿論酷かったので、【お任せします】の60点になる予定。

おそらく来期は単位のない授業になりますので、この学校で成績をつけるのはこれが最後に
なると思われますが、出席点を取ってもテストをしても不合格になるのは一人だけで良かった。


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