外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

新たな人材招聘は頓挫

2012年07月04日 | 日記
7月4日(水) 晴れ夕方から雨

午前中から30度を超えていたのではないかと思える暑さでした。
普段個人的な外出であれば、Tシャツかポロシャツ姿で出かけるのですが、授業となると
ネクタイまではしないもののアンダーに襟付きシャツを着ますので、汗の出具合が違います。
それでも東京で営業をしていた頃は真夏でも長袖シャツに上着を持ち歩いておりましたから
それに比べると楽と言えば楽ですが・・。
ただ、こちらのバスには基本的にエアコンが無く、走り出せば風があるものの、停車のまま
だとサウナ状態。帰りのバスは信号待ちが異常に長かったため、かなり辛かったですね。

今日は研修派遣の会社で困ったことが・・・
折角内定にまでした新しい日本人講師を断りたいと。。
今期が始まって間もない頃だったと思うのですが、常勤の日本人講師が欲しいと依頼され
日本の募集サイトを探したのですね。お金はかけられないので、無料で掲載可能なサイトを。
会社の要望は容姿端麗な40歳までの女性。理由は日本から面接にいらっしゃる企業さんの
アテンド要員にもなるため。

ある大手の上海支社のページと聞いたことがない会社でしたが日本語教師専門で掲載している
ページがありましたので、その2社で掲載依頼をして早速一名の応募者が現れたのですが
完全に年齢が対象外。驚いてその実際の掲載内容を確認したら、年齢の表記はおろか、
給料の掲載さえも無い。慌てて修正を依頼したのですが、受け付けられないというので即時
掲載停止にしてもらったのです。

ただ、掲載を停止したからといって応募者は残っているわけで、履歴書を見ましたら
年齢は大幅に対象外ながら経歴が素晴らしく、却ってこの会社には勿体無いのではないかと
思える人材でした。
それで年齢のことは話した上で、これだけのキャリアであれば私としても推薦するし不要なら
濰坊学院に紹介すると少々脅しをかけて検討させたのですね。
しかし、ここからが中国人の困ったところで、待てど暮らせどなかなか進捗がなく、
急かすものの何かと言い訳をして連絡を取らないのです。
結局応募受付から1ヶ月近く経って内定になり、7月頃に入社かという話だったので、私の
任期もそろそろ終了で、一応お迎えだけは同行しようと思っておりました。が、、

『あの応募者の方はいつからいらっしゃいますか』と担当者に尋ねたところ
「あれからお互いに連絡がないので、断りたいけど大丈夫か?」と驚きの返答。
その理由は、男性のほうが親身になって学生と接するので男性の方がいいと知り合いから
アドバイスを受けたのだとか。
ある意味、私への褒め言葉とも取れるのですが、何を今さら・・・。
そんなことなら30代のW大卒で中国語の資格も素晴らしい応募者がいたのに・・。後の祭り。

再検討を促しておいたのですが、あの雰囲気だと本当に断りそう。
仮に再募集を依頼されても、あの段取りの悪さではまたこちらが冷や汗をかきそうですね。
コメント
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