ありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆

敬意と感謝の念をもって暮らしたいものです。
一日一膳ならぬ、一日一ありがとさんきゅっ♪v((*'-^*)^☆

『「ヒデキマツイ」by朝田武蔵』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆

2006-03-14 23:58:08 | books
ヒデキマツイ

日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る


書名 :ヒデキマツイ
著者名 :朝田武蔵
出版社 :日本経済新聞社
刊行年 :2005/12/16

日付 :2006/03/14
定価 :1,500円
入手法 :図書館
読書ペース/分:2.89P

評価:◎
今月 10冊目 今年 39冊目

【書抜き】

*特別なことは何もやっていません。訓練と経験。それ以外ない。自分のやろうとしていることを、しっかりプランを持ってある程度やる自信はあります。

*現実と幻覚の境界線でさまよい、夢の中では冷や汗の連続。松井の「思考」とは、脳だけでなく、髪の毛の一本一本までが、絶えず物事を追っているような極限状態のことを指した。ここから一本のホームランが生まれる。

*「訓練と経験」の行き着く先というのが、松井秀喜という男の人生のテーマとも言える「平常心」だ。

*相手が取りやすいボールを投げる。変なボールも何事もなかったかのように取ってあげる。キャッチボールを通して、「思いやり」の気持ちを学んでほしいのだという。

*過去は見てもらってもいいけど、未来は見てほしくないな。ドラマや映画と一緒で、結論の見える人生なんて、つまんないじゃないですか。

*松井敵思考のすごみは、打撃という日々の仕事で犯したミスを、まるで数値データでも処理するかのように、「教訓」と「感情」の二つの項目に区分けし、感情の情報だけ、その日のうちに、廃棄処分できてしまうところにある、といっていい。

*ああいう悔しい経験をしたからこそね、自分がまだ、成長できる「のびしろ」が増えた気がしますよね。この悔しさをね、大きく2倍、3倍、4倍にして、返せる可能性があるんじゃないかなと思う。悔しさを、大きなパワーとして、また次に生かせるかってことが、大切なことじゃないかと思いますね。

*試練は神様が与えてくれたチャンス。

【コメント】

*松井秀喜いわく、「ここまで僕の心の内側に迫った本は初めてかもしれません」の言葉どおり、松井の本音を聞くことができた。

*日経新聞のニューヨーク特派員の朝田武蔵氏の素朴な疑問がよりわかりやすく松井の野球理論が伝わってくる。

*5打席連続敬遠のあとの涙の夜の話、巨人からヤンキースへ行くときの心の葛藤、巨人に対する厳しい意見等、ここまで言っていいのかと思うくらいだった。

*それにしても松井秀喜の人間の大きさを改めて再確認させられる内容であった。
松井秀喜にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆