![]() | 時間が2倍になる「超」手帳の技術大和出版このアイテムの詳細を見る |
書名 :時間が2倍になる手帳の技術
著者名 :日本タイムマネジメント普及協会
出版社 :大和出版
刊行年 :2005/11/27
日付 :2006/03/08
定価 :1,500円
入手法 :図書館
読書ペース/分:2.65P
評価:◎
今月 6冊目 今年 35冊目
【書抜き】
*手帳は、他人とのコミュニケーションの「記録」をして活用するだけでなく、自分とのコミュニケーションのための「考える」道具としても活用できるということがわかるでしょう。
*手帳には、「他人と共同の仕事」しか記入していないことが多いのです。
自分ひとりでやる仕事も手帳に記入すればいいのです。つまり、自分にアポを入れておくのです。自分ひとりでやる仕事をする時間を確保し、手帳で管理するようにします。
*大切なのは「期限」と「初めの一歩」
「動き始めるには大きなエネルギーが必要だが、いったん動き始めたら、動き続けるのはさほど大変なことではない。~慣性の法則~
*「やる気」と「やり方」はセットだと考えています。やる気を高め、やり方を明確にしたとき、はじめて仕事に着手することができると考えるからです。
*やる気を喚起するためには「期限」を明確にすること、やり方をはっきりさせるためには「はじめの一歩は何か」、つまり、何から手をつければいいのかを考えることが重要だということです。
*「おわり」の時間を意識する。
*「自分ひとりの仕事のはじめ」は、他人と切り離すことができるたったひとつの時間なのです。
*「自分ひとりの仕事」も記入する。しかも、重要なのは、始まりの時間をはっきり書き入れることです。
*プランニングの条件
①実行可能である
②スキルアップが望める
③道筋がわかる
④判定できる
*実行目標を策定する際に行った「思いを数字に置き換える」作業はまさにこの判定・評価するというプロセスにつながる作業ということになります。
*オーバービューをるくる際のポイントは「時間に仕事を貼り付ける」のではなく、「仕事に時間を貼り付ける」という発想で行うことです。
【コメント】
*こんなに真剣に「仕事の仕組み」を基礎として、時間管理のついて考察した本も珍しい。
*「仕事のしくみ」を科学的に検証し、そこから導き出された「仕事の原理・原則」を独自のマネジメント理論として体系化している。
*システマティックで実践的な手帳術に満足。