鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く!」-セブンーイレブン流「脱常識の仕事術」プレジデント社このアイテムの詳細を見る |
書名 :鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」~セブン・イレブン式脱常識の仕事術
著者名 :勝見明
出版社 :プレジデント社
刊行年 :2005/01/27
日付 :2005/06/06
定価 :1,200円
入手法 :図書館
評価:○
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【書抜き】
*すべて、「顧客の立場で考えればそうなる」という原点に行き着く。そこに分りやすさがあると同時に、世界に通じる普遍性もそこから生まれる。
*多くの場合、うまく行かないのは仮説創出力の欠如に起因する。鈴木氏は仮説を立てるのは「挑戦することそのものだ」とこう話す。
人間は挑戦しない限り、成功はありえません。ビジネスの世界で挑戦するとはどういうことか。それは、自分で仮説を立て実行することです。
*どうすれば数字と対話できるのか。数字を読むとは、自分なりの解釈がきちっとできるということです。そのとっかかりとなるのは、やはり仮説です。今度はこうしてみようという意思や次はこういうことができるのではないかという問題意識です。自分なりの仮説がなかったら、誰が読んでも同じ数字で、数字は何も語りません。
*決断の鉄則は「素直に考え当たり前のことを行う」にあり。
【コメント】
前著『鈴木敏文の「統計心理学」』に続く、鈴木流経営学の紹介。
鈴木流経営学はシンプルで分りやすいこと。
「知能指数的な優秀さ」でなく、「どういう考え方で仕事をするか」が重要だと説く。現場の第一線で知と行を一体化させ、主客一体になって「顧客の立場で」考えるシンプルで分りやすい経営が、今求められている。