電子コミック【ナナのかぼちゃパン】のストーリーボードの最終ページです。
ナナが「よっしゃぁ!」と言いながらカメラに向かって走ってくるシーン。
上の鉛筆画でも、ぶれ感を出そうとエッジのところに細かい斜線を入れてますが、本編ではナナが走ってきて顔のズームアップでストップ、画像にはモーションブラーをかけようと思ってます。
ナナのズーム画像の動きが止まると同時に、エンディングサウンドがスタート。って書くとかっこ良いけど、こんな短編に大げさな曲がかかるとバランス悪いので、ほのぼのとした軽い曲を探しているところです。
【時空マジシャン】というWebコミックを制作しているときは、主人公がダンス好きという設定だったので、ダンサブルなサウンドパーツを組み合わせるツールなどを使って自分でもけっこう楽しみながら背景曲を作ったりしていました。
今回はそのゆとりが無いので、フリーで使わせてもらえるサウンドから選びます。
ダンス系の曲と違って、ほのぼのとした軽い感じの曲というのはパーツを組み合わせるというわけにはいきませんしね。そうか...ナナをダンス好きという設定にしておけばよかった(゜Д゜;)。
自分はディスコ系ダンス世代の初期の部類です。
ヴァン・マッコイの「ハッスル」あたりから始まって、KC&ザ・サンシャインバンドの「ザッツ・ザ・ウェイ」くらいの時期に盛り上がって、ビージーズの「サタデイ・ナイト・フィーバー」あたりで引退という感じでした。
この頃もちょっととち狂っていましたね、いやかなり狂ってました。
6月4日のブログ「続・アイデンティティの目覚め」で書いたように、「子供のころから、日本茶と大福よりコーヒーとシュークリームのほうが好きだったし.........つまり日本文化に背を向けて西欧文化の方を向いて育った」という同じ流れです。西欧文明にガツーンとやられっぱなしでした。
ヨーロピアン・コンチでびしっと決めて、VALCANの香りをぷんぷんさせて、六本木や新宿に繰り出していく自分を見て周りの人は「いったいどうしちゃったの?」と声をひそめていたものです。
完全に自分の文化が崩壊してしまっていた時期ですね。
でも高校時代の友達も、もう学生運動の嵐は過ぎ去っていたにもかかわらず□○派とかに入って活動していたやつもいたし、まぁ若気の至りの青春時代だったんでしょうね。
だからいいんですよ、自分の文化が崩壊しても、ぜんぜん自分らしからぬ世界に入っちゃっても、それも自分だし、もし元の自分に戻れないようであればそれは本来の自分じゃなかったんじゃないですかね。
どうも最近はマンガ関連のネタ切れなのか、すぐに話が逸れて自分史みたいなのばかり書いてしまいます。
いかんいかん、このブログはマンガとその制作のことだけ書こうと決めているのに。
でも電子コミックの制作要素の一つであるサウンドのことだから、多少逸れてもいいでしょ、問題無し。
なかなか大変な作業ですね。
自分はと言えばマンガを作る事だけでも四苦八苦してますね。