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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

【時空マジシャン】OPムービーcut10の4

2010-11-17 18:00:56 | Weblog

オープニング・ムービー制作もいよいよあと一歩というところまで来ました。そのあと一歩が非常に遠くて同じ場所で足踏みしているような気がします。

前回アップロードした場面は、力なく歩いていた占い師が「はっ!」と足を止め前方を凝視、その視線の先にはタロットカードの17番目【星】の女神が...というところまででした。

昨夜アップロードしたのはその続きです。星の女神にズームインしていきますが、一つのムービークリップを作って拡大や縮小させると画質が荒れるので、三段階に分けてムービークリップを作りました。

ズームインの途中から「ジャバジャバジャバ...」という水音が聴こえてきます。水音サウンドのループがきれいにつながってなくて一瞬間が空くし、Flashで書き出すときに圧縮されたせいで、音の継ぎ目が一段とはっきり聴こえてしまいました。後で何とかしなくては...

それにしてもこのChapter.2のOPムービーでは、なぜか水の表現ばかり次々と出てくるんですよね(-д-;)。池の水面の揺らぎを死にそうになりながら何とか乗り切ったら、次は川の流れが出てきて、それはけっこうあっさり出来たけど、今度は女神の壺から止めどなくジャバジャバとあふれ出る水。

自分でそのように作っておきながら、何言ってんだか。

構想の段階やストーリーを作るときに、技術的なことは出来れば頭からオミットしておきたいわけです。なぜなら自分の出来る範囲内で物語を考えると、非常にこぢんまりとした作品になってしまうような気がするので。

技術的なことは後回しにして、とりあえずおもいきり創造の翼を広げるだけ広げるようにしてます。(とはいえ頭の中では出来そうもないアイディアは、知らず知らずのうちにストップがかかっているのかもしれませんが)

今ちょっとかっこ良く「おもいきり創造の翼を広げる」なんて書きましたが、それはあくまでも自分の個人的な作品に関してですね。普段はなかなかそうはいきません。

たとえばクライアントの担当者との打ち合わせで、いろいろとアイディアを提案することがあります。そのときももちろん創造の翼をおもいきり広げたいわけですがヽ(^◇^)ノ、「おっ、それいいですね!じゃあそのようにお願いします。」ということで引き受けてしまったら、あとが地獄です。

『やっぱり出来ませんでした』では済まないし、チームでの開発の場合は「なんでも相手に言われたとおりに引き受けちゃうんだから、だれが作ると思ってんの」なんて言われちゃったこともありました(・_+)>゛(そのころ私は企画・提案の担当だったので)。

技術的に「出来る・出来ない」ばかり真っ先に考えていてはつまりませんが、自由な発想だけでは現実的に苦しいですね。


本編(OPムービーの頭から再生)⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング・ムービーcut1~10の4

本編(OPムービーの水面シーンから再生)⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング・ムービーcut9の6~10の4





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