こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

軍艦 陸奥 8 前半

2010-08-22 22:23:46 | Weblog
煙突、後部艦橋の塗装を行いました。
機銃と高角砲も搭載させたので、ほぼ完全に出来上がった状態です。
(煙突上部のファンネルキャップは未装着にしてあります)

陸奥に搭載された機銃は先の艦橋に設置された6基と合わせ、
煙突周囲に4基の合計10基20門ですから、全ての機銃の取り付けが終了しました。
しかも全て連装機銃です。

先日まで製作していた戦艦大和の最終時には3連装備機銃が50基150門でしたから、
あまりの装備数の違いに驚きます。

軍艦 陸奥 7

2010-08-21 22:48:29 | Weblog
本日は後部艦橋の組み立て。

先に製作した長門と何となく違うな~と思って確認してみたら
後部艦橋のレイアウトは両艦は随分と異なっている事に気が付きました。
(実は陸奥の模型を製作するのは初めてだったりします)

マストは分割が細かく、こんなものが形になるのか?と不安でしたが
昨晩の煙突周辺の方が難易度は高いと思いました。
とはいえ、測距儀(副砲用かな?)の取り付け位置に関しては説明書は曖昧で、
図面を見ながら位置を決めなければいけませんでした。

フジミの長門型、取り付け場所が判り難い部品が何か所か有ります。
別の角度から図示する等の工夫をしてげると作る側は助かると思うのですが。。。

後部艦橋の下部には高角砲が付きますが、これは明日以降に取り付ける予定です。

軍艦 陸奥 6

2010-08-20 21:08:27 | Weblog
今日は煙突周囲を組み立てます。
出来上がってみると、たいした手間に見えないのですが・・・
部品数はかなり多いです。(これだけで27の部品に分割されています)

長門型は就役当時は2本煙突でしたが近代化改装により1本になりました。
(オートバイの集合マフラーみたいなモンですね)
この為、艦橋~煙突間が妙に間延びした様な艦影になります。

組み上げた煙突は船体へ取り付けた後、トラス構造の部品で囲み周囲へ探照灯が付きますが
この作業は艦橋等の取り付けと同時に行う予定です。




軍艦 陸奥 5

2010-08-19 22:40:28 | Weblog
久しぶりに過ごしやすい気温ですな。

陸奥の艦橋が完成しました。
今回は高角砲や機銃も取り付けたので、完全に近い状態になっています。
(残っているのは艦載艇と舷側に付く各3基の副砲、2番主砲ぐらいです)

陸奥は対空兵装が強化される前に爆沈しているので、機銃も少なく(僅か20門です)
レーダー類も全く搭載されていません。
謎に包まれた爆沈は国民にも伏せられていたそうです。
(多くの人が戦後まで知らなかったらしい)

ま、長門型は低速力でしたから空母に随伴して作戦に参加する事もなく
陸奥に関しては停泊中の爆沈ですから戦局への貢献は全く無かったのに等しい状況です。
(存在自体が脅威を与えたとは思いますが・・・)

昭和18年6月、開戦から1年半が経過した時点での爆沈でしたが
開戦時と装備が変わっていない点に日本の技術面での進歩の遅さを感じてしまいます。

軍艦 陸奥 4

2010-08-18 22:23:50 | Weblog
船体と甲板の製作が一段落したので艦橋を作り始めました。

大和・武蔵の様な塔型とは異なり、長門は支柱を軸に各設備を積層させた方式なので
部品数も多く時間のかかる部分です。
上手く組み立てないと、上に行くに従い斜めに傾いてしまうと言う惨劇も起こり得ます。

艦橋の各層の床はリノリウムだったりゲレイチングだったりするので
塗装と接着の繰り返しになります。

最上部を除き、艦橋の基本部分は組み立てが終了しました。
以前に製作した長門と比べてみましたが、多くの部品が微妙に違っています。
(陸奥用に新規開発された部品が非常に多い)

艦橋基部(第二砲塔直後)のホースリールは蒲鉾状のモールドなので
ここは削り落として別部品を取り付けた方が良さそうです。(かなり目立ちます)

随分進んだので艦橋は明日には出来上がると思います。

軍艦 陸奥 3

2010-08-17 22:41:05 | Weblog
甲板上の突起物を塗り分けました。
キットのモールドは細かいので、塗り分けには時間がかかります。
暑い日の作業として苦行に属する作業だと思います。

日本海軍の戦艦は大和型以外は甲板全面に木を貼ってあります。
(大和は艦首・艦尾部分のみ鉄甲板です)

巡洋艦クラスになると木甲板ではなく、リノリウムが貼られています。
リノリウムは可燃性なので大戦中には剥がされたそうですが、
剥がされた状態が明確に判る写真はあまり見たことが有りません。

甲板に使われた木材はチークなのですが、長門だけは檜を使用しているそうです。
なので長門と陸奥を並べる時は甲板の色をすくし変えるのも面白いかもしれないですね。

軍艦 陸奥 2

2010-08-16 22:30:38 | Weblog
なんでこんなに暑いんでしょ~。

変な話ですが、暑いと塗料の乾燥時間も短くなります。
接着剤は溶剤の揮発が早くなるので粘度が上がりやすくなってしまいます。

さて、本日は木甲板部の塗装を行いました。
他の部品に関してもランナーに付いた状態で軽くグレー塗装しておきました。

艦首の錨鎖はモールドを削り落としてチェーンに交換する予定ですが、
現段階ではキットのままです。

明日は甲板上の突起(構造)物をグレーで塗り分ける予定です。
この部分は筆塗りなので時間と神経を使う作業になります、涼しいと良いのですが・・・

軍艦 陸奥 1

2010-08-15 20:00:00 | Weblog
今年は旧海軍の戦艦を多く製作する年になっています。
既に山城・榛名・長門・武蔵・大和の5隻を作りました。

太平洋戦争に参加した旧海軍の戦艦は12隻ですから、
今回の陸奥を加えると2010年度だけで半数を製作した事になります。

と言うわけで今回からは長門型戦艦の2番艦 陸奥を作ろうと思います。
キットはフジミの1/700。先に発売された長門との相違点もかなり再現されており、
多くの部品が新規で開発されています。

陸奥に関しては大和とは異なる意味で悲劇的な戦艦になってしまいました。
一番艦の長門は終戦まで残存し、ビキニ環礁で核実験の標的にされましたが
陸奥の方は戦時中、柱島に停泊している中で突如として大爆発して沈没しています。
戦後に多くの装備品が引き上げられ、それらは国内の博物館で見る事が出来ます。

さて、キットの方ですが・・・まずは船体と艦底を塗装し組み立てました。
あ、武蔵の増設機銃を付けていない事を思い出しました(汗)