ユーロな日々

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バルサ ビジャレアルに完敗 〔リーガ18節〕

2005年01月12日 | 欧州2010-2003
やはりバルサの調子は落ちているのではないか。12月も勝点を重ねてはいたが、運が味方していた感があった。それまでのように、ゲーム内容で相手を圧倒してはいなかった。正月の休み明け、1/3からミニキャンプをやったというが、好調時のパフォーマンスは戻らなかった。3点ともリケルメが絡んだものだ。特にフォランとのコンビネーションで上げた2点は素晴らしい。だがビジャレアルの勝因はむしろ中盤を支配したことだ。バルサがボールを持つと、早く厳しいプレスをかけてゲームを作らせなかった。ロナウジーニョは自由を奪われていた。反対にバルサはリケルメを自由にし、彼が3点を演出するのを許した。
バルサには、ファンフロンブロストとベレッチがともにイエロー堆積で欠場という不運はあった。ベレッチはさほどでもないが、確かにファンフロンブロストの不在は大きかった。左サイドは、攻守ともに迫力を欠いた。しかしそれでも秋口までのバルサであればゲームを作っただろう。それができなかったのは、もちろんビジャレアルは素晴らしかったのだが、バルサに問題があるからだ。
レアルは7分間マッチで奇跡の勝利をあげ、バレンシアもしぶとく勝点3を重ねたので、バルサとの差は7に縮まった。

【リーガ18節 ビジャレアルーバルサ 3-0】