さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

指扇氷川神社のアジサイ2020プレビュー編

2020年06月16日 | 
梅雨入りして鬱陶しい日が続いてますが、梅雨といえば・・・・アジサイ!!
6月8日、毎年アジサイの花を撮りに行く指扇氷川神社に、アジサイの様子を見に行ってみました。
今回もたくさんの種類のアジサイの花を撮ってきましたので、鳥写真の記事の間に何回かに分けて紹介していきます。
指扇氷川神社は、さいたま市西区指扇にある神社で、創建年代ははっきりしないようですが、350年頃だともいわれてる由緒ある神社だとか。
日本武尊東征の際に一宮氷川神社の分霊を当村の守護神として祀り創建したと伝えられ、指扇領七か村の総鎮守として崇められたといいます。


境内には、何種類のアジサイが咲いてるのか? 毎年来るのですが、種類が多すぎて・・・・・
奥の「鎮守アジサイ園」を中心に、境内数か所に1000株とも2000株ともいわれるアジサイの花が・・・・・隠れたアジサイスポットです。
いつも一つ一つの花を紹介していたのですが、今回はまず最初に神社のアジサイの花の状態から載せてみたいと思います。

 




こちらの花はアナベル? 本来はもう少し白くなるのですが、まだ早かったようです。


境内の裏の方は今は入ることができなくなりましたが、ヤマアジサイ系の花がいっぱい咲いてます。



ホタルブクロの花も所々で見ることができます。


今回の使用レンズは2種類で、いつもの100ミリマクロとカールツァイス50mmです。

コメント (22)

アマサギ(飴鷺)の群れも久しぶり

2020年06月14日 | 野鳥
6月3日、久し振りに田んぼに出かけてみることにします。
この田んぼには、毎年アマサギがやって来るのですが、コロナ騒ぎで自粛していたのですが、やっぱり気になるので・・・・
近くのグランドの駐車場に車を止めて、のんびり散策することにしましたが、さすがに、この時期になると暑いですね。
近くの葭原ではオオヨシキリの鳴き声が響き渡りますが、毎年見かけるヨシゴイの姿はありません。
遠くから、田んぼを双眼鏡で見渡すと・・・・・居ましたよ!! アマサギが10数羽!! 久しぶりの群れです。


中には、まだ完全に夏羽に換羽してない固体も居ます。同じアマサギとは思えませんね。


手前の子はかなり小ぶりですが、大きさや婚姻色の具合など、かなり個体差もかなりあるようですね。


左側は、雑草が茂った畦道! 隣の田んぼには仲間が1羽いて、この子も畦道を超えて隣の田んぼに行きたそうです。


葉っぱの先に何かいるかな???


パクリ!!餌を飲み込んだ瞬間!!


この子の嘴の先には・・・・・少しトリミングして見ると・・・・トンボを捕まえたようです。


この群れの中には、まだ、完全に夏羽になってない子も3羽程混じってます。胸のあたりにはかすかに飴色の羽が確認できます。



柔らかそうな飾り羽が、そよ風にたなびきます


アマサギ(猩々鷺・飴鷺)
アマサギは日本に夏鳥としてやってきますが、大きさはコサギとチュウサギの間くらいでしょうか。冬羽は真っ白で、チュウサギに似てるかも!!
夏になると、頭、胸、背中の羽毛が亜麻色(飴色)に変わり、繁殖期には眼先が赤く、嘴や後肢の色彩も赤みを帯びてきます。
漢字では「猩々鷺」とも書きますが、猩々とは中国から伝わったお酒の好きな赤い顔をした想像上の動物。
婚姻色の目先の赤い色がその顔に似てることからつけられたものでしょうね。


今回確認したのは、田んぼでのんびり食事中の11羽と、上空を通過して少し離れた方へ降り立った1羽の合計12羽です。
飛翔写真もたくさん撮れたので、後日載せていきたいと思います。


コメント (24)

たまにはオナガでも!!

2020年06月12日 | 野鳥
次男坊宅に孫姫のお守りに行った合間に、近くの公園へ、散策に出かけてみました。
この公園、毎年ハスに止まるカワセミで賑わうところですが、昨年はササゴイの姿も見ることができました。
そんな様子を探りに出かけてみたのですが、池の周辺は雑草刈りで、草刈り機がフル活動!!
とても鳥たちが落ち着いて居れる状態ではありません。 そんな中、あのオナガの賑やかな鳴き声だけが、公園内に響きわたります。
傍まで行ってみると、近くにカラスが2羽。その周辺をオナガが鳴きながら警戒してる模様です。
もしかしたら、この近くにオナガの巣があるのかもしれませんね。


少しトリミングして、良く見てみると、目がクリっとしてて、可愛いい顔してます。


このオナガ、以前にも書いたのですが、地域限定版で、今や、西日本では見ることができません。
以前は全国各地にいたようですが、徐々に勢力範囲を狭めて、今は本州の福井県以東、神奈川県以北で観察されるのみとなっています。
ところが、西日本では見れないほど勢力範囲を狭めてきたにもかかわらず、東日本では勢力範囲を広げ、数も増えてるんですよね。
現に我が家近辺でも、繁殖時期の今頃になると、あちこちで賑やかな鳴き声が響き渡ります。



飛び降りたかと思うと・・・・・・


さっと翼を広げて、すぐそばの枝へ・・・・


高いところも大好きです。


少々近づいても平気なオナガとしばらく遊んだ後は、河原へ・・・・・・


コメント (27)

ニワゼキショウいろいろ

2020年06月10日 | 
ここ数日、猛暑日続きで、うだるような暑さ!! とても写真どころではありませんね。
さて、今回は先日の見沼公園の続きで、ニワゼキショウのお話です。

見沼自然公園の駐車場が暫く閉鎖されていたためか、あちこちに咲くニワゼキショウが人に踏まれずすくすくと伸びてます。
毎年このニワゼキショウを撮ってるのに、全て一括りにして「ニワゼキショウ」としてきましたが、このニワゼキショウにも何種類かあるようですね。
そんなわけで、いろいろ調べてみました。
面白い発見は花弁の形が微妙に幅が違います。そして、花弁が6枚のように見えますが、実は幅の狭い3枚が花弁で、幅が広い3枚は萼(ガク)なんだとか???
「えっ!」って感じですよね。写真をよく見ると、確かに幅の広さが違いますね。
花弁と萼の区別がつかないので花被片と呼ぶこともあるとか・・・・・こうなってくるとちんぷんかんぷん!!
(花被って花弁と萼の総称??) 書いてる本人が何だか訳が分からなくなってきました。(笑)


それではニワゼキショウとオオニワゼキショウの違いは?? 写真を比較しながら見てくださいね。(名前は不安なので特定してません)
「ニワゼキショウ」は、花弁と萼が、それぞれ一枚ずつが元のほうで離れています。
一方、「オオニワゼキショウ」の花弁と萼は、離れてなくて、元のほうで重なっています。
一見したところ、花被が平らに開ききっていないように見えます。オオニワゼキショウの特徴だそうです。
それにしても、オオニワゼキショウの方が「オオ」とつくのにニワゼキショウの花より小さいとは・・・・

 

次の左の写真の中の花弁が細くて、先が尖った白い花は????? 「セッカニワゼキショウ??」「シラユキニワゼキショウ」??
セッカニワゼキショウの特徴は、花被片は先が細く尖り、真ん中に一本筋が入り、背丈はニワゼキショウよりも低く、花も小ぶりだそうです。
果たしてどうでしょうか???

 

次の写真は、オオニワゼキショウの特徴がよく出てるように思うのですが・・・・・・?


もう一つ、「ニワゼキショウ」と「オオニワゼキショウ」の見分ける方法として・・・・横から見て・・・・・
「ニワゼキショウ」は、花弁と子房の境目にくびれがなく、寸胴ですが、「オオニワゼキショウ」は、くびれてるそうです。
下の写真は、撮った写真の中から横から見た写真を選び出したもので、どちらかを特定するものではありませんが、この部分の違いで判別できるそうです。

 

上に書いた「ニワゼキショウ」「オオニワゼキショウ」「セッカニワゼキショウ」のほかに、「シラユキニワゼキショウ」というものもあるそうです。
そのほかに、キバナニワゼキショウ・ルリニワゼキショウ・ヒトフサニワゼキショウ・セッカニワゼキショウ・アズキニワゼキショウ・・・・etc.
今回の写真は、素人判断では難しそうなので、特に名前を特定しませんでした。 今回は?????だらけです。
今度ニワゼキショウを撮るときには、このあたりのポイントを意識しながら撮ってみたいと思います。

*花の各部の名称については、にわか仕込みで間違ってるかもしれません。その時はご指摘ください。






コメント (18)

ヨシゴイの仕草が可愛い!!

2020年06月08日 | 野鳥
ヨシゴイが、同じ場所で長居してくれたおかげで、その間いろんな仕草を撮ってみました。
ヨシゴイの動きを見てると、なんともユーモラスで、思わず吹き出してしまうことも多いのですが、もともと七変化がお得意??
ヨシゴイ(葦五位)といえば・・・・・・・・
危険を感じると上を見上げて首を伸ばして、静止したり左右に揺れたりして、ヨシの草に似せる擬態行動が有名ですね。
その姿はヨシに似てるというより、「ミョウガ」に似てるという人の方も多いようです。ヨシゴイとミョウガは切っても切れない縁?(笑)
ヨシゴイは水鳥ですが、ヨシの茎を伝って忍び歩く「忍者歩き」も得意で、水面に降りることは少なく、ヨシや蓮につかまって水中の小魚を捕ります。
「水上の忍者」といわれるわけですよね。
面白いのは、このヨシゴイが小魚をとる際の成功率はなんと90%とも言われていて、動物界の中ではトップクラスの成功率だそうです。

さて、今回のヨシゴイは同じ場所に留まってこんなポーズを見せてくれました。


左右の羽を伸ばして・・・・・ガニ股姿??


エンジェルポーズも・・・・残念ながら横向きでした



縮んだり!


首を伸ばして大きなあくび!!


このヨシゴイ、日本には夏季に繁殖のため飛来してくるのですが、単独巣から集団巣まで,さまざまな単位での営巣が知られています。
MFでも、集団で営巣する最適の場所があったのですが、残念ながらスーパー堤防の建設で風前の灯火!!残念です。
この沼では一つか?二つか? うまく営巣してくれると、この先、蓮の花に来るヨシゴイが見れるかもしれません。




しばらく遊んでくれた後、近くの葦原まで飛んで移動すると、すぐに茂みの中へ姿を隠してしましました。
ヨシゴイを観察するには、朝夕に活発に餌を探して動き回るのでその時間がベストですが、次回はもう少し早い時間に来たいものです。
また会えるかな????  期待して・・・・・



コメント (25)