さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

桜とニュウナイスズメ(入内雀)

2017年04月13日 | 花と野鳥
3月22日、朝から風が強かったのですが、何とかなるだろうとK市の山桜の花に来るニュウナイスズメの様子を見にいってみます。
現地に付くと、辺りは一面田圃で風を遮るものもなく、ニュウナイスズメどころか、撮影できる状態ではなく、早々に退散!!
それでも、諦めきれず、翌23日、薄曇りで、風も前日ほどでないため、再び挑戦。

現地では5~6人くらいの鳥撮りさんがいましたが、目的のニュウナイスズメは、すぐにこちら側の桜の樹に来てくれました。


残念ながら、空は明るい曇り空で、背景は白トビして、撮影条件は良くありませんでしたが、モデルさんたちはいろんな仕草を見せてくれました。


そして、今回の撮影目的だった「桜の花を加えたニュウナイスズメ」です。   この姿を見て何か思いつきませんか。
私が想像したのは・・・・歌麿の「びーどろを吹く女」


ニュウナイスズメ(入内雀)
日本では主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5月から7月にかけて繁殖し、関東地方以南の暖地で越冬します。(留鳥・冬鳥)
民家近くに住むスズメとは違って、林や森などを好み、黄雀(こうじゃく、おうじゃく、きすずめ)ともいわれてます。
スズメに似ていますが、頬の黒点はなくきれいな栗色をしているので、見分けは簡単ですね。

名前の由来は、諸説あるようですが・・・・・
スズメのように、頬に黒い斑が無く、ニフ(ほくろの古名)が無いスズメということで、ニフ(班)が無いスズメ、斑無雀(ニフナイスズメ)からきたもの。
また、ニュウナイは「新嘗(にいなめ)」が語源だという説もあります。
秋の田圃で、できたばかりのコメを人より先に食べるからとか・・・・(「野鳥の名前」より)


上手く桜の花を咥えてくれる瞬間を狙って・・・・・バックが青空だったら・・・・・


本当は、こんなイメージだったのですが・・・・・・上の写真をお遊びで加工してみました。


次の写真は、花を咥えたニュウナイスズメが、花を落とした瞬間です。



よく見えるところにやって来てくれるのは、雄ばかりです。



ちょっと彩が少ないので、傍の公園に咲いていた黄色い水仙を、鳥撮り用のカメラで撮ってみました。





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