前から、興味のあった宙玉(そらたま)レンズが、マミンカから発売されることになったので、早速入手してみました。
解説書によると、「宙玉(そら玉)」は、2009年に上原ゼンジ氏が考案したシステムだそうで、透明球をレンズの前に取り付けて、宙に浮かぶ玉に映る光景を撮影して楽しむことが出来ます。
今までは、手作りで自作したもので、楽しんでいたようですが、今回フィルターネジを利用できる製品が発売されたわけです。
簡単に云うと・・・・レンズの前に透明のビー玉のようなものを置いて、写真を撮る・・・・・・ということでしょうか。
次の写真が、その現物の外側です。(立てて撮影するために、10ミリのチューブを装着しています)
内側は、ビー玉のような、透明の球体が飛び出しています。
この「宙玉レンズ」、どのカメラにも、取り付けが出来るわけではなく、マクロ系の標準レンズが、焦点距離が調節できるので、一番適してるようです。
今回は、いちいちレンズ交換するのが面倒なので、宙玉撮影専用機として、防湿庫に眠っていた40D(APSーC)とタムロン28-75mmレンズを使うことにしました。
そして、取り敢えずセットしたのが、次の写真です。
レンズの前に、ビー玉のようなレンズが付いてるでしょう。
セッティングの方法は、使用するカメラとレンズによって変わりますが、今回は次のような組み方をしてみました。
①撮影最短距離を縮めるために、20ミリの接写リングをレンズに装着。
②「宙玉レンズ」のリング径は72mmなので、タムロンレンズ(フィルター径67mm)に取り付ける為、67-72mmステップアップリングを装着
③玉の大きさとフォーカスが合う位置を調整する為に、今回は、5ミリ(別売)・10ミリ(別売)・20ミリ(付属)の延長筒(エクステチュ-ブ)を使用
そして、出来上がったのが、こんな感じ。
ちょっとレンズ部分が長くなってしまいましたが、後日、他のカメラやレンズでも試してみますね。
上でも書きましたが、カメラの方式(センサーサイズ)やレンズの組み合わせによっては、セッティングが出来ない場合もあるようです。
(特に使用するレンズは、限定されそうですね。)
今回は、この組み合わせですが、フルサイズやミラーレスでも試してみたいと思います。
デジイチを使用の場合は、接写リングが必要になることが多いようで、12・20・36ミリの接写リングが必要かもしれません。
(私は、ケンコーの接写リングセットを使ってます)
また、コンパクトデジカメでも、レンズにネジ切りがあれば、マクロ機能を利用して、使える可能性があるのかも知れません。
それでは、このセットを外に持ち出して試写してみます。(この組み合わせでは、焦点距離:28~45ミリまで使えそうですが、今回の焦点距離は:44ミリ)
まずは、公園のチューリップとスミレの花壇です。
玉の中が写って、その周辺がボケた写真が出来上がります。
宙玉レンズのセンターに、ピントを合わせてみます。
MFで、少し外側にピントを合わせてみます。センターが歪んで見えます。
さらに少し外側に・・・・・
そして、宙玉の一番外側に、ピントを合わせると、玉の中はボケて、まさに宙に浮いた球のようです。
次は、空に向かって、大きく枝を張った樹を、見上げながら同じように撮ってみました。
この3枚の写真、ピントの位置以外に、ちょっと変だとは思いませんか??
1枚目と、2・3枚目を比較してみて下さい。
1枚目の写真と、チューリップの写真は、180度回転させて現像したもので、最後の2枚は回転させずにそのまま載せたものです。
ということは・・・・・
もう一度、チューリップの写真を見て下さい。
玉の中は、上下があってますが、その外側のボケた部分は、当然逆さまになっています。
(もともとぼけてるので、宙玉写真には、関係ないですが・・・・)
実は、このレンズの中は、当然のことながら、上と下が、逆に写ります。
如何でしたか? 宙に浮いた玉に映る異次元の世界。
どんな使い方が出来るか、ボチボチ試しながら、これからもサンプル写真を載せていきますね。
なお、参考までに、この「宙玉レンズ」の価格は・・・・・・(接写リングとステップアップリングは、自前のものを使用)
アマゾンで購入
「宙玉レンズ」本体(20ミリのエクステチューブが付いてます):5994円
「エクステンションチューブ」(5ミリ・10ミリ・20ミリセット):4762円
次回は、いろんな試し撮りした写真を載せますね。
解説書によると、「宙玉(そら玉)」は、2009年に上原ゼンジ氏が考案したシステムだそうで、透明球をレンズの前に取り付けて、宙に浮かぶ玉に映る光景を撮影して楽しむことが出来ます。
今までは、手作りで自作したもので、楽しんでいたようですが、今回フィルターネジを利用できる製品が発売されたわけです。
簡単に云うと・・・・レンズの前に透明のビー玉のようなものを置いて、写真を撮る・・・・・・ということでしょうか。
次の写真が、その現物の外側です。(立てて撮影するために、10ミリのチューブを装着しています)
内側は、ビー玉のような、透明の球体が飛び出しています。
この「宙玉レンズ」、どのカメラにも、取り付けが出来るわけではなく、マクロ系の標準レンズが、焦点距離が調節できるので、一番適してるようです。
今回は、いちいちレンズ交換するのが面倒なので、宙玉撮影専用機として、防湿庫に眠っていた40D(APSーC)とタムロン28-75mmレンズを使うことにしました。
そして、取り敢えずセットしたのが、次の写真です。
レンズの前に、ビー玉のようなレンズが付いてるでしょう。
セッティングの方法は、使用するカメラとレンズによって変わりますが、今回は次のような組み方をしてみました。
①撮影最短距離を縮めるために、20ミリの接写リングをレンズに装着。
②「宙玉レンズ」のリング径は72mmなので、タムロンレンズ(フィルター径67mm)に取り付ける為、67-72mmステップアップリングを装着
③玉の大きさとフォーカスが合う位置を調整する為に、今回は、5ミリ(別売)・10ミリ(別売)・20ミリ(付属)の延長筒(エクステチュ-ブ)を使用
そして、出来上がったのが、こんな感じ。
ちょっとレンズ部分が長くなってしまいましたが、後日、他のカメラやレンズでも試してみますね。
上でも書きましたが、カメラの方式(センサーサイズ)やレンズの組み合わせによっては、セッティングが出来ない場合もあるようです。
(特に使用するレンズは、限定されそうですね。)
今回は、この組み合わせですが、フルサイズやミラーレスでも試してみたいと思います。
デジイチを使用の場合は、接写リングが必要になることが多いようで、12・20・36ミリの接写リングが必要かもしれません。
(私は、ケンコーの接写リングセットを使ってます)
また、コンパクトデジカメでも、レンズにネジ切りがあれば、マクロ機能を利用して、使える可能性があるのかも知れません。
それでは、このセットを外に持ち出して試写してみます。(この組み合わせでは、焦点距離:28~45ミリまで使えそうですが、今回の焦点距離は:44ミリ)
まずは、公園のチューリップとスミレの花壇です。
玉の中が写って、その周辺がボケた写真が出来上がります。
宙玉レンズのセンターに、ピントを合わせてみます。
MFで、少し外側にピントを合わせてみます。センターが歪んで見えます。
さらに少し外側に・・・・・
そして、宙玉の一番外側に、ピントを合わせると、玉の中はボケて、まさに宙に浮いた球のようです。
次は、空に向かって、大きく枝を張った樹を、見上げながら同じように撮ってみました。
この3枚の写真、ピントの位置以外に、ちょっと変だとは思いませんか??
1枚目と、2・3枚目を比較してみて下さい。
1枚目の写真と、チューリップの写真は、180度回転させて現像したもので、最後の2枚は回転させずにそのまま載せたものです。
ということは・・・・・
もう一度、チューリップの写真を見て下さい。
玉の中は、上下があってますが、その外側のボケた部分は、当然逆さまになっています。
(もともとぼけてるので、宙玉写真には、関係ないですが・・・・)
実は、このレンズの中は、当然のことながら、上と下が、逆に写ります。
如何でしたか? 宙に浮いた玉に映る異次元の世界。
どんな使い方が出来るか、ボチボチ試しながら、これからもサンプル写真を載せていきますね。
なお、参考までに、この「宙玉レンズ」の価格は・・・・・・(接写リングとステップアップリングは、自前のものを使用)
アマゾンで購入
「宙玉レンズ」本体(20ミリのエクステチューブが付いてます):5994円
「エクステンションチューブ」(5ミリ・10ミリ・20ミリセット):4762円
次回は、いろんな試し撮りした写真を載せますね。