清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

ご教歌  法の友 同じこころの まじはりは  いつはりがちの ふるまひなせそ

2015年01月23日 | ご法門

ご教歌  法の友 同じこころの まじはりは  いつはりがちの ふるまひなせそ


大 意

佛立宗門人はすべて、仏祖の「みおしえ」の下に集い、ひとつになってご弘通に励むべきもの。

おしえを信じて、それを守るという結束。同じ志を持つもの同士の「和」、すなわち、異体同心です。

それが、凡夫の本能で欲得が優先し、結果として「うそ」や「あざむき」に至ってしまったり、

ご法や人を「軽しめる」「おとしめる」ような結果となる振る舞い(言動)は、決して、してはならない。


 信:しん。(呉音・漢音)まこと。(訓)

信は、「あざむかないこと。いつわらないこと。忠実なこと。まこと。疑わないこと。信頼すること。」

俗に、うそかまことか、などと申します。「うそがない」のが、信。

簡単なのですと、

「おーい。あれ、やったか?」

「いまからやろうと思ってたんじゃないか!わかってるんだよ!うるせーな。」

こんなのは、やはりうそ。まぁ、かわいいもんですが。。。

世の中いろんなうそがある。それを、させない。見逃さない。任せっきりにしない。

特に、宗門人は、同じこころざしの下に集まった仲間です。

「いつわり=凡夫の本能から出てくる悪い心」を戒めていきたいものです。


しん【信】

一、( 名 )

 ① あざむかないこと。いつわらないこと。忠実なこと。まこと。儒教では五常の一つとされる。

 ② 疑わないこと。信頼すること。信用。 「 -を失う」

 ③ 宗教に帰依すること。また,信仰する心。信心。 「 -をおこして,戒を持(たも)ちて/今昔 19」

二、( 接尾 )

 助数詞。序数詞に付いて,特定の発信人から来た通信の着順を表すのに用いる。 「アメリカからの第一-」

 [句]信あれば徳あり ・ 信は荘厳より起こる ・ 信を致す ・ 信を置く ・ 信を問う


◆「がち【勝ち】」=[接尾]名詞や動詞の連用形に付く。

…が多い、…する傾きがある、…に傾きやすいなどの意を表す。           

「後れ―」「病気―」


 ◆「ふる‐まい〔‐まひ〕【振(る)舞(い)】」 

振る舞うこと。挙動。また、態度。「立派な―」「立ち居―」


◆「そ」=古語の終助詞

禁止を示し、連用形・カ変・サ変の未然形に接続する。

「な→そ」の形で用いられる。

「せ」も禁止を示す。禁止がふたつ重なり強調する。「な→せ→そ」

「振る舞い・な・せ・そ」=振る舞いをするな。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。