沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

ムーチー

2009年12月08日 | 日々のこと
 今年のムーチー。頂き物。
 昔は、大川でこの月桃の葉を洗いに行くのが子どもの仕事だった。母がシンメー鍋でいぶした月桃の葉を妹と二人で、二回三回と足を運んで洗った。たわしでごしごし洗った。
 この時期、冷え込んで肌寒いのに、湧水は思いのほかぬるくて家の水道水で洗うよりよっぽど楽な気がした。
 大川はその葉を洗う人々でごった返していた。なんだか楽しい気持ちになった。蒸してあるのであたりは、月桃のいい香りが漂っていた。
 バーキーのいっぱい作り、蒸しては食べ蒸しては食べ・・冬の間中。
 
 金武ではこの葉を「サニンゴ」といった。他にこれよりひとまわり大きい鬼餅を(クバの葉で包んだ)作った。
 懐かしい冬の風物。 
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2 コメント

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Unknown (久美)
2009-12-11 07:29:15
私の実家にも似たような餅があります。
よもぎ餅といって、よもぎと黒砂糖を混ぜてカシャの葉(サネン花)で包んで蒸してあります。昔は浜くだりといって3月頃に家族や親戚とその餅を持って潮干狩りに行く慣わしみたいなものがありました。懐かしいな
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Unknown (久美へ)
2009-12-11 19:58:44
 久しぶり 元気にしてましたか。
 サニンってどんな葉なのかな?興味あるな
こっちの方では、浜降り(潮干狩り)の時、ムーニー(といって、蒸かした芋を潰してねっとりとしたもの)をもって行ったようです。
おいしいよ!やっぱ似ているとこたくさんあるよね。
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