沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

母が居ぬ間に

2015年08月12日 | 日々のこと




暑い盛りの時期に、この花が毎日咲いている。涼しさを感じさせるありがたい花。名は「ふうりんぶっそうげ」。
アメリカから里帰りしていた妹が帰って行った。滞在期間の二ヶ月間、掃除三昧。彼女は掃除のセミプロ。「親の家の片づけ」が昨今の課題になっている。我が家も例にもれず、パパッと捨てたいのに、中々首を縦に振らない母の部屋はものであふれかえっていた。そこまでなると、もう皆、仕事で忙しいのを理由に、誰も手をつけようとせず、あきれ返ってみているだけだった。

 その家を、母がデイケアに行っている間に、彼女は見事に片づけてくれた。どこにも出かけずせっせと。仕上げにペンキまで塗って見違えるようになった。兄妹はみな「ありがとう」と心の底から思った。母は最初のうちこそ、険しい顔をしていたのに、あんなに自分のものを触られるのを嫌がったくせに、「きれいになった」と喜んだ。
 さて、この先、この状態をいつまで保っていけるのでしょうか。
 取りあえず「N子、Thank you very much」です。

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