沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

チャンポンの思い出

2011年07月01日 | 日々のこと
 昔、小学校の5年か6年生頃だったと思うが、学校の健診で心臓に雑音が聞こえるというので、後日、再検査をすることになった。当時持っていた父のトラックで、父と二人で中部病院へ行った。レントゲンを撮って、結果を待つ間に昼食の時間となり、院内にある食堂へ。そこで、生れて初めて「チャンポン」というのを注文した。ラーメンに具がいっぱい乗っておいしそうだったので注文したが、食は進まず、私は(自分は病気なんだろうか)という不安で、いつしか涙も流れて下を向いていた。父はなんでもないよと言ってくれた、果たして結果は大丈夫であった。が、初めてのチャンポンは涙のしょっぱい味しかしなかった。
 
 今、TV番組で歌手の前川清が、長崎へ行って「チャンポン」を食べる場面が映し出されたので、遠い記憶が呼び起されたのだった。

 (写真は、台所でいつの間にか芽が出てしまった、野菜の観葉植物)
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