この本を読むまでは、CWニコル氏に対して冒険家、ナチュラリストというイメージの方が強かった。
本屋でこの「魔女の森」を見つけた時、かなり分厚くてその分高いし?・・どうしようかなと思いながら、表紙をめくってみた。
そこには「尊敬する、いまは亡き開高健氏に捧げる」と書かれてあった。それを見た私の迷いは一気に吹っ飛び、急いでレジへ。
彼の育ったウェールズ地方を舞台に、不思議な面白い物語が展開され、最後までページをめくるのが楽しみだった、面白かった、読んで得をしたなという記憶がある。そして、なによりニコル氏の作家としての力量を認識させられた(私がいうのもなんですが)。
CAFEEでも飲みながら。