沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

電気に頼り過ぎた生活を見直す時機が到来

2011年07月17日 | 日々のこと
 
 大型で非常に強い台風6号が日本に接近中だ。発生から、その動きを皆注視していたが、沖縄本島からは、それるようなのでみんなほっと胸をなでおろしている。今年は本当に、気象が変わった事が顕著になった年である。
 例年なら、沖縄本島の南の方からやってくるのに、真東からやってくるなんて。
 
 以前にブログに書いたように、地球環境の変化で、この数年が気象の変わり目となるのだろうか。海水温も上昇して北極の氷塊も溶けだしている。地球をもう少し前の状態に戻せないのだろうか。伐採された広大な森を取り戻せないのだろうか。
 先進国と発展途上国との関係性が大事になってくる。
 便利になりすぎた私達の生活も見直す必要がある。生活の仕方を皆がもう少し前の年代に戻して行けば、地球も前のように戻ってくれるのだろうか。
 瀬戸内寂聴氏が「私達は、電気に頼りすぎた生活に慣れ過ぎた」と言っていたが、まさにそうである。
 最近あらゆる施設で省エネが行われている。以前クーラーがびんびんだった所も加減している。加減した状態から、クーラーが無くなっても、ある程度は大丈夫。体が慣れてくるから。暑い時には汗をかいて体を冷やすという、動物的な機能は退化させない方がいい。
 町内のグラウンドでは、夏の真っ昼間でも、月例の老人のグランドゴルフ大会は行われる。彼等は、戦後の焦土を生き抜いてきたし、クーラーのない時代を生きてきたので暑さに強い。遥かに若い世代の私達が、頭がくらくらしないのだろうかと、建物の中から彼らを尊敬と賞賛の眼で見つめている。

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