『真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生』 大沼紀子

2013年01月22日 22時12分14秒 | 読書
マイブームは筋トレ。



「夜が深まる頃、暗闇に温かい灯りをともすように「真夜中のパン屋さん」はオープンする。今回のお客様は希実につきまとう、少々変わった転校生。彼が企む“計画”によりパン屋の面々は、またもや事件に巻き込まれていく。重く切なく、でも優しい、大人気シリーズ第3弾。」(BOOKデータベースより)

今回のBOOKデータベース、ちょっと手抜きだな。

少々変わった転校生こと、美作孝太郎。
孝太郎は希実が中学3年の春にやってきた。
何が変わっているって、彼は登場するなり腹話術を始めたのだ。
人形の名前はアンジェリカ。特技は霊視占いらしい。
そして孝太郎とアンジェリカはなぜか希実に危機が迫っていると告げるのである。
危機とは何なのか戸惑う希実、というか孝太郎とアンジェリカに戸惑う希実。
しかし、その日の帰り道、希実に向かって一台の車が猛スピードで突っ込んできた。
孝太郎に間一髪助けられた希実は、孝太郎のいう危機を信じはじめることになる。
そして、その危機を逃れるためには人助けをしろと告げられる。
希実は人助けを始めるのだが。。。

というまあ、50ページぐらいの要約です。
まよパンシリーズにしてはなかなか重い話。
親と子の話、医療の話などいろいろつながっていきます。
それでもまよパンだからスらっと読めてしまうのがいいところですね。

★★★☆☆

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