『虹の岬の喫茶店』 森沢明夫

2014年02月16日 10時40分34秒 | 読書
完全に月一の更新になってしまって申し訳ないです。今日は6冊いきます!

「小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人人―彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。」(BOOKデータベースより)

妻を亡くし、一人娘との暮らしを不器用ながらも始めた中年男性。
就職が決まらずにやる気がなくなって自暴自棄になってしまっている男子学生。
自営の仕事が立ち行かなくなり、強盗をすることになった気弱な男性。
70歳になる女性を好きになるが、仕事で遠くに転勤することになった壮年男性。
手作りのライブハウスで昔のバンド仲間を呼び寄せ、ライブをしようとしている男性。
そして主人公で岬の喫茶店のマスターの老人女性。

この6作がつながりながらも別々の物語をつないでいます。
ひとつひとつがほっこりするような、感動するような話です。
それぞれがそれぞれにつながっているので容易に説明できませんけど、心が温まる作品群です。
あんまり短編は読みませんけど、すっきりすぐ読めるのでたまにはいいですね。

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