『西の魔女が死んだ』 梨木香歩

2011年03月02日 22時25分06秒 | 読書
梅の季節。




「中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。」(「BOOK」データベースより)

なんか、あんまり印象に残っていないんですが。

西の魔女が死ぬ話です。
違うか。笑

登校拒否になってしまった「まい」が、田舎に住む西の魔女ことおばあちゃんと一緒に過ごす日々の話です。
魔女とはいっても、魔法が使えるわけじゃないし、飛べるわけじゃないし、「黒猫に黒服でまっ黒黒だわ」(魔女の宅急便)じゃないし。
つまり、言ってみればただのおばあちゃん。

ただ、自然の中で暮らすおばあちゃんはいろんなことを知っているし、いろんな事が出来るんです。

ただ、それでも最後の最後に魔女っぽく約束を果たしてくれました。
そこは読んでのお楽しみですけどね。
200ページそこらで行数も少ないのであっという間に読めます。

★★☆☆☆

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