『食堂かたつむり』 小川糸

2010年06月19日 15時45分57秒 | 読書


トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――五感をくすぐる瑞々しく繊細な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。(amazonより)


心温まるストーリー。

どうやってこの作品を紹介すればいいのか、ちょっと図りかねる部分がありますけど。。。


流れ的には起承転結って感じで、すごい読みやすい流れというか、ストレスなく読める作品です。
料理っていうものを通じて、人の心、親の愛情、子の嫌悪、田舎の温かさ、いろんなものを表現しているのではないでしょうか。



ちょっと、疑心暗鬼になってそうなあなたに贈る作品です。


★★★☆☆

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