葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

1月13日(日)のつぶやき

2013年01月14日 | ノンジャンル

故人の遺志で香典辞退の葬儀をやったが、結局飯食ってる時に、みんなにお香典を渡されてた。要らないって言っても角が立つんで、受け取っていたが「そんなもんだよな~~」と思って見守っていた。

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自分は親戚の葬儀に行った時に香典を包んでいるのだから、当然貰った方は渡さないとなんだか申し訳なくなってしまうのだろう。その辺に香典辞退の葬儀の難しさがある。

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もしも、香典辞退が葬儀の時うまく行ったとしても、だったら49日の時にまとめて包んでしまえばいいかとなるし、香典は縁のある人を行ったりきたりする性格のものだから、どっかで流れをとめてしまうのは上手くないんだよね。

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実際にお金の無い家庭なんかは、なんとか香典が足しになって葬儀を行えたというケースもあるのだし、自分の為っていうよりは「困った時は助け合いましょう」というのがお香典という物のもっている性質なんだと思う。

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素直にポロっといってしまうと、香典は無理に断るよりもらってあげた方が来た人は楽なんだと思う。みんなにとってラク。

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香典を辞退すると、何らかの都合で欠席した人が、まったく義理を果たせない事になってしまう。そういう意味では香典って言うのは出席の代わりを果たすし便利だよなと思う部分もある。

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葬儀は基本一回しかできなから、通夜葬儀と両日どちらかにでると顔も立つし、香典、生花、弔電と出席できなくてもそれなりに義理を果たした事になるセーフティネットが何重にも組まれている。既存の葬儀が良くできてるよなぁ~~と思う所以だな。


通夜無しで告別式だけの一日葬でも、ウチの場合は通夜やんなくても前日に家族には来てもらって、リハーサルのまねごとみたいな事をするんだけど、通夜が無くて、いきなりぶっつけ本番はなんだか不安だと思うんです。お客様がね


葬儀場にきて、どこに座って、控室はどこにあって、どんな飾りがしてあって、トイレは何処にあって、席は何処にすわって、来て何をするのかとか・・そう言うのを前日にしておくから、葬儀・告別式の日はすっと進むのであって、いきなり告別式当日に完全に一日だけで全部やるのは正直キツイ。


特にね、お別れの時は顔見たらなんか悲しくもなるし、自分の親が死んだ事に泣いてくれる人を見るとありがたくもなるし、通夜の前日リハーサル機能ってのは偉大だなぁと感じるわけですよ。


一日葬とか、香典辞退ってのは全体(会葬者も含めて全体ね)で見た時に、そういう言外の便利な物を失ってしまっている事が多いんだ。メンドクサイけどあったほうが良い事とか、メンドクサイけどやっておいたほうが却って便利な場合があるのは事実だから言っておかないとね。


あと、今日のお坊さんは見事だったな。過不足なく読経、お話としてくれて颯爽としていた。葬式仏教と良く言うが、人の最期をきちんとできる仏教者ってのは大したもんだと思うけどなあ、まずは葬儀をしっかりできる事って大事な事だと思うけどなぁ


葬儀の事なんて知らなくていいと思うけど、人間だれしも、みんな死ぬって事だけは平等に訪れるんだよなぁ~、だから、やっぱり少しは考えた方がいいのかもしれない。

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この前、姪っ子に「悪い事してるとなまはげが来るぞ、悪い子はいねえか~」ってやってて思ったんだが、難しい事考えられない年ごろには、ああいう方が効くんだよなって感じた。お化けとか迷信のたぐいって、効くからやってたんじゃなかろうか?と思った。