葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

1月10日(木)のつぶやき

2013年01月11日 | ノンジャンル

「葬儀の伝統なんか、たかだか戦後からでしょ、たかだか100年でしょ」と言われれる事があるが、それが伝統を重んじない理由にはならない。100年でも50年でも、その形になったのには先人の知恵がある。

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仏式の葬式はなんだか、湿っぽいとか抹香くさいと言う人もいるが・・他の宗教でも湿っぽいのもあれば、しんみりしてたりする事もある。仏式でも明るく送ってる時もある。現実の多様性を無視したレッテルってのは正直勘弁してもらいたと思う。


あ、そうそう。そういうのがカッコいいと思ってるのかもしれないけど、喪服のネクタイをきっちり上まで締めてないのは滅茶苦茶かっこわるい。葬式とか結婚式とかの冠婚葬祭の場できっちりしなくて、お前はいつきっちりした服装をするんだと言いたい。ありゃあ、格好わるいわ。

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日本じゃ死ぬってことを「往生」とか「帰幽」っていって、生まれるとか帰る事になぞらえます。死ぬ事を単一の「悲しい、寂しい」事としてとらえるのは、宗教観の無い人たちの偏った考えかたじゃないでしょうか?死ぬことすらもう一つの生なんです。

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