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金守珍ーパワフルな在日演劇人

2011年06月28日 | NPO三千里鐵道ニュース
★新宿梁山泊から事務所にメールが届いた。今日付け朝日新聞東京版に載った記事だ。
金守珍ー蜷川幸雄、唐十郎などに師事し、状況劇場・赤テントから劇団・新宿梁山泊を旗揚げして24年。疾風のように現代を駆け抜けてきたパワフルな在日演劇人は、50代半ばに達して尚すこぶる元気だ。

劇団創立前、ぼくは新宿花園神社の赤テントの芝居を見た。当時マダン企画を模索していた。芝居終了後、楽屋裏を訪ねた。化粧を落としたばかりの金守珍は、訪問の目的を聞き、にこやかに快諾してくれた。
そして実現した『明日、ジェルソミーナと』は、作・鄭義信、演出・金守珍、主演・金久美子(若くして逝く)と有能な在日と日本人が、同じ舞台でせめぎあう夢の舞台を作り上げた。
当時東京農大の学生であった三浦伸子さんは、今は劇団の重鎮だ。先日劇団にとって5年ぶりのテント公演を、豊橋で行えないかと訪ねてきた。

そして、今年10月に豊橋でのテント公演が実現する。演目は『ベンガルの虎』(作/唐十郎、演出/金守珍)、準主役で地元出身の全原徳和、度会久美子が出演する。N


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