NPO法人 三千里鐵道 

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ハンナラ党、党名変更で国民公募実施(^_^;)

2012年01月28日 | 南域内情勢

ハンナラ党が党名を変えるという。

このままでは総選挙での惨敗は免れないという危機感から、党を刷新したいという気持ちは、よく理解できる(^_^;)

そして、韓国の民主主義は、国民の直接参与が世界のどの国よりも要求されているというのも理解できる。

しかし、党名と党の綱領は、政党の顔だ。 政党に集まっている政治人たちが、どのような理念で政治をしようとしているのかを象徴的に示すものだ。

それを公募するというのは…

もはや政党ではないと自ら宣言しているに等しい…

maneappa

 

 

【ハンナラ党、29日まで新しい党名国民公募実施】

2012-01-27

【ソウル=NEWS IS】キム・ヒョンソプ記者

ハンナラ党が27日党名変更のために'全国民対象党名公募'を実施する。

29日午後6時まで締め切る国民公募はEメール(hope2012@hannara.or.kr)を通じて受け付ける。 新しい党名に対するアイディアと提案理由を書き、連絡先を添えて送れば良い。

選定基準は▲代表政党として毅然としているということ▲改革意志に対する直接的な表現▲2040世代の感性的共感を考慮▲政策疎通の主体として国民の存在感強調など4種類が要件だ。

国民公募で寄せられたアイディアは専門家の検討で一部を選び出した後、30日に非常対策委全体会議で最終議決する。 引き続き常任全国委と全国委員会を経て中央選挙管理委員会に新しい党名を登録すれば党名改正のためすべての日程が終わるえられる。

当選作は次月初旬ホームページとツイッター等を通して発表する予定だ。 応募者中最優秀賞1人にはiPad2,優秀賞4人には5万ウォン相当の文化商品券が支給される。

提出されたアイディアはハンナラ党に帰属し、党名が重複する場合、先に受け取られた応募者に優先権が付与される。

一方非常対策委員会が党名変更を確定した26日以後ハンナラ党ホームページのネチズン発言台には100個余りの意見が上がってきた。

韓国魂国民党、国民弘益党、希望共有党、建国党、国民希望党、未来創造党、国民の意思党など多様なアイディアが提示されたが"100年政党を標ぼうしていたのに15年で党名を変えるのか"として党名改正に反発する意見もあった。

http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20120127_0010311729&cID=10301&pID=10300

ephites@newsis.com


 


‘戦略的忍耐’より‘戦略的介入’への転換を!-李鳳朝

2012年01月28日 | 管理人のつぶやき

★久方ぶりのメール、「月刊中央」に掲載されたタイトルの記事が添付されていた。南北関係を至近距離で長く見続け、記録、分析してこられた統一のプロならではの文章だ。

例によって一読、ぼくのハートに響いた部分だけを乱暴に抜粋し、以下に載せる。 N

 

            精密分析| MB政府の最後の選択

            ‘戦略的忍耐’より‘戦略的介入’への転換を

                            元統一部次官 李鳳朝

 

キム・ジョンウン体制がスタートした。韓半島周辺国らの動きがあわただしい。
 米国は北朝鮮のウラニウム濃縮施設稼動中断に、日本は北朝鮮と秘密接触に取り掛かった。
 中国は最初から北朝鮮の後見国であることを自任、活動半径を広げている。
 そして、わが政府が探さなければならない現実的対処方向は何か?

 …

● ‘戦略的忍耐’は、北の崩壊を待つ戦略だ。…
 今後は‘戦略的介入’の戦略を駆使すべきだ。
南北間実務会談を通した対話局面を作り、一方では南北高位級会談で天安艦・延坪島問題をはじめとする南北間の諸懸案に対する議論を始めることだ。

 この会談は2月16日キム・ジョンイル誕生行事などを考慮、遅くとも2月中旬中に開き、韓米合同軍事訓練計画を北側に知らせ、反発を最小化しなければならない。

1992年にも南北関係の進展のために、韓米合同軍事訓練を取り消したことがある。 1991年12月南北基本合意書が合意するというのに直ちに軍事訓練を強行できなかったためだ。

 近い将来北米交渉が順調に続く場合、ここで韓米合同軍事訓練が議論されることもある。 現実的に難しく見えるが、もし南北高位級会談が開かれて米国が訓練と関連して先制的措置を取る場合、北朝鮮を対話局面に縛っておく最も確実な方案になるだろう.

 このように北朝鮮崩壊論を内蔵した‘戦略的忍耐’を‘戦略的介入’政策に切り替えていくならば、北朝鮮の核問題解決の進展と北朝鮮の安定的管理が可能になるだろう。


●結論的に,原則を貫徹しようとするなら柔軟性を失わない政策駆使が切実に要求される。

核心は既存の先後構図(先核後統一)を並行構図に戦略を変えることだ。
そうしてこそ私たちが局面変化を主導できる。 こうして、北朝鮮だけではなく東北アジア全体の力学的構図と各国の利害関係を考慮し、南北関係転換対策を講じるべき時だ。

すでに周辺国家は北朝鮮の安定的変化が、それぞれの国益に符合するという観点で動いている。
日ごとに状況が変わる。
私たちの積極的対北朝鮮政策が、今切実に求められる。 今年統一部業務報告で、能動的対北朝鮮政策を目標に設定したが、コトバだけでなく行動で見せなければならない。
 今から動かなければならない。 動けば道は拓かれる。 そして平和と安定を望む国民の希望に応じることになる。

 さらに今年周辺主要国家で権力交替が予定されている。


 2012年が持つ歴史的意味と情勢の変化を勘案して、現政府の言葉どおりの能動的対北朝鮮政策を期待する。


映画“折れた矢”は?

2012年01月28日 | 管理人のつぶやき

★映画の爆発力に大法院が火消しに躍起だ。これはフィクションだと…。しかし国民の司法への不信、怒りは収まらない。映画の元になった事件は?

 

     「折れた矢」は、5年前に世の中を騒がせた石弓テロ事件を扱った作品。

1995年にどんな事件が?

別名石弓テロ事件で呼ばれるこの事件は、当時成均館大学校数学科助教授であったキム・ミョンホ教授は、大学入試本試験で数学問題の誤りを指摘する。

 教授として誤りがあったことを指摘したことだけで、キム・ミョンホ教授は懲戒処分される。

以後キム・ミョンホ教授は契約期間満了したと、教授地位を剥奪される。これに教授は、地位保障のために裁判所に提訴する。


しかし、敗訴!

 これに従わないキム・ミョンホ教授は、当時担当判事の自宅前で石弓デモに及ぶ。この事件名が「石弓テロ事件」

石弓デモでも教授は、懲役4年の実刑を受けた。キム・ミョンホ教授は実刑を終わらせ、今年1月に出所。

映画では、キム・ミョンホ教授の役を俳優アン・ソンギが熱演、この事件を土台に映画は司法府を露骨ながらも真剣に批判をする。


映画を見れば鬱憤と共に重たい何かが胸を押さえつける。それは大韓民国国民ならば、誰もが共感するはず。


MB開国功臣が政権終盤に‘道徳的没落’

2012年01月28日 | 南域内情勢

写真ー放送通信委員会場任命直後イ・ミョンバク大統領(右側)が2008年3月26日大統領府でチェ・シジュン放送通信委員長に任命状を授けた後懇談会へ行きながら笑っている。

★MB発足当初、KBS社長チョン・ヨンジュを背任行為で追放することに成功したチェ氏は、最近のチョン・ヨンジュ無罪判決を受け、辞意をほのめかしていたが…。N


                             MB開国功臣が政権終盤に‘道徳的没落’

                                    パク・ヨンファン記者yhpark@kyunghyang.com


チェ・シジュン放送通信委員長(75)の辞任はイ・ミョンバク政権の道徳的没落を象徴する。
側近不正が相次ぎ、政権創出の最後の核心功臣まで不名誉退場することになった。

チェ委員長は最近放送通信委員会に勤めた自身の核心側近が各種利権を取りまとめたという疑惑を受け入れた。 その上一部では国会議員らに金の封筒を回したという主張も提起された状態だ。 各種道徳性疑惑に見舞われた。

チェ委員長は27日辞退記者会見で、側近関連疑惑は‘不信と誤解’と主張したが、検察捜査は現在も進行形だ。
 大統領府はチェ委員長の辞退を直ちに受け入れ、後任者を選定するとして収拾を図ったが波紋は広がるばかり。


直ちに民主統合当たりキム・ジンピョ院内代表(65)は“‘部屋筒大軍’と呼ばれて総合編成チャネルに特典を与えるなど韓国言論市場を荒廃化させたチェ委員長の辞退は晩時の歎”としながら“辞退は当然で今は法的責任を負わなければならないだろう”と検察の徹底した追加調査を促した。

イ大統領の‘メント’と呼ばれたチェ委員長辞退は、2007年大統領選挙キャンプの最高意志決定機構であった6人会メンバーの急な衰退を見せる。
 
MBの兄イ・サンドク、パク・キテ国会議長、今回のチェ委員長など6人会構成員は‘開国功臣’らしく政権スタート以後にも主要ポストで政権を支えてきた。 だが、イ大統領の任期が1年ほど残った状況で、ぞろぞろと疑惑に包まれ力を失い、表舞台から退いている。

(※元老会メンバー、6選議員、国会議長パク・ヒテ議長(74)は、2008年全党大会金の封筒事件で検察の捜査線上に上がっている。  イ大統領の実兄で‘迎日大軍’と呼ばれたイ・サンドク議員(77)も補佐官が金銭疑惑で4月総選挙不出馬を宣言)

イ・ジェオ議員(67)はパク・クネ非常対策委員会がスタートすると、政治的に後陣に押された。

核心功臣‘王の男たち’を取り巻く不正と疑惑は絶えることがない。 現在までイ大統領の側近中各種不正にかかわったり疑惑を受けている人は16人に達する。

イ大統領は今年の新年演説で、側近不正に対し反省し徹底管理するとした。 だが、大統領周辺で溢れでる不正と疑惑は、もう管理水準を越えたという評価だ。

 それだけ政権の道徳性は地に落ち、イ大統領のレイムダックは日に日に深刻化している。