さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

26日、都バスに乗る。

2007-10-02 11:15:26 | Weblog
今回、ちょっと東京での感じたことを、私なりに振り返ってみる。寝台列車が東京駅に着いた後は、とっとと荷物をコインロッカーへ放り込んで、八重洲口からバスで目的地へ向かう。

なぜバスを選んだかというと、東京駅の最寄りの地下鉄は、ずーっと歩いて丸ビルや新丸ビルのほぼ下の、地下2階あたりに駅はある。遠いのだ。歩けば電車に乗るのに5分はかかるだろう。さらに、その先でも乗り換えが待っていて、最寄り駅でも、電車からホームへ降りたら、地上に出るまで、またエスカレーターや上り階段の繰り返しだ。

のどかな地方に住む人は、歩いて5分のコンビニも車で乗り付けるという。これは冗談ではなく、本当。私も最近そうです。妻は、岡山の矢掛で長くそんな生活に慣れていたから。

八重洲口のバス乗り場は、様々な工事があるようだ。確か、駅両側のビルを起点に駅の外観を作り替えているはずだから。バス停のちょっと先に、工事のためか、金網に囲まれたエリアに、草ぼうぼうの雑草地帯。こんな場所でも、草は育つ。虫でも鳴けば風流だろうけど、こんな場所ではね。人は気にもとめないだろうね。

バスに乗って、一番後ろの席に座って久しぶりの東京を見回す。しばらく走ると、いつの間にか、白髪のおばあさんが乗っていた。しかも立っている。その横には、若い女性や、中年のビジネスマンが座っている。めちゃ混みではないけれど、どう見ても不自然。東京には、優しさがない。思いやりがない。きっと席を譲ろうと思う、心の余裕もないのだろう。私が、気が付いてから、3つ目くらいのバス停で、おばあさんは下車した。立ったままだった。それが、東京ですかい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿