やっと陸が、ウンチした。

おとといの血便以来、昨日はとうとうウンチをしなかった陸です。3日前のゲリに端を発して、体調不良というより、お腹の調子が良くない犬の陸です。動物病院で処方された缶詰を食べているんですが、その量が少ないので、なかなかウンチをする様子がない。で、今日の朝も、ウンチをしないで散歩が終わってしまった。まる一日しないのは、一年に一度くらいあるのですが、一日半しないのは、かつてなかった。

そして夕方の散歩です。いつものコースをグルリグルリと歩いて、ほぼ50分が経過。まだウンチは出ません。そんな素振りも全くなし。ここでちょっと休憩を入れた。まだ陸は歩きたそうだったが、小さな草地で私は、ほんわか暖かい石の上に座った。陸は、草を刈ったばかりのひんやりした土の上に座らせた。コンクリートやアスファルトは7時近くになっても、モワッと熱を持っているが、土の上はひんやりと心地良い。日本って、至るところをコンクリートやアスファルトで覆っている。土の少ない大都会の夏は、地獄の暑さなんだろうな、などと。

さて、散歩を再開。その草地周辺を5分くらい匂いを嗅ぎ廻る。木々の植え込みのそばに来て、陸はくるくると回りながら腰を落とそうとする。体勢を取った。踏ん張る陸。懸命の表情です。そして、デローンと赤っぽい茶色の固まりがボテッと落ちた、やっと出ました。さらに、ボテッ、ボテッと、落ちた。ふ～う。良かった。赤っぽいのは腸の炎症の影響で血が混じっているのかも。まあ、とにかく出た出た、ウンチが。家へ帰って、妻が真っ先に、ウンチどうだった、と聞く。赤っぽいけど出たよと。妻も、やっと安心した様子。その後の陸の様子は、普段と全く変わりません。やっぱり夏バテだったんだろうか。