さんでんじです。

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17年ぶりの入院。17年前は痔だった。

2011-06-15 15:44:35 | Weblog
今回入院したのは、テレビの置いていない病室。でも、やっぱり病室って、テレビがない方がいいかもしれない。そういえば、私が17年前に入院した病院の病室も、やはりテレビが置いていなかった。17年前の私は年齢も41歳、東京でひとり暮らしも13年目に入る頃。その頃の私、実は痔持ちだったのです。子供の頃から、トイレの大の方は結構長かったと思う。で、高校くらいになってくると、排便時にお尻が痛むようになってきた。さらに、社会人になった頃は、時々、お尻から血がにじむようになった。だから、トイレの後も、結構痛かったんだよね。もちろん、痔にもよろしいというオロナイン軟膏やボラギノールも試していた。でも、あまり改善はしなかった。

30歳を過ぎるようになってから、その切れ痔が、だんだんとイボ痔に移行して、肛門から痔が顔を覗かせるようになったのですよ。もちろん、できる限り押し込むようにしていたんだけど。大正製薬のプリザも試したけど、一向に良くならず。で、長年、痔と付き合いながら、日々痛みをお尻に抱えていた。40歳を過ぎた頃から、肛門から顔を覗かせる固まりが段々と大きくなったような。ある時、それが突然痛み出して、立っているのも苦痛で、這いつくばって痛みに耐えた。これではしょうがないと、肛門科の病院をたたくことになった。

医師の診断では、手術で痔の部分を切除しないといけない。で、日を改めて入院ということになった。そういえば41歳って厄年なんだよね。やっぱり年齢の節目には、そういうことがあるもんだと私は悟った。で、入院した3日目に切除手術。下半身だけの麻酔なので、下の方でカチャカチャやっているのは分かっていた。で、最後に、手術した医師が除去した痔の患部を見せてくれた。手のひらにこんもりとあって、そんなに大きかったかと驚いたものだ。1人暮らしの私が入院生活。手術後は、おかゆからはじまったが、そのうちに普通食になり、一日3食です。入院前は体重が54キロだったが、規則正しい食生活で55キロ以上に増えてしまった。肛門の患部も、順調に回復して、10日で退院となりました。

で、痔の手術が終わって、退院してからです。あの、おしりに抱えていた苦痛が全くない。今まで長年抱えてきた、あの鬱陶しい痛みは何だったのか。どんよりと曇っていた毎日が、手術後はすっかり快晴続き。これだったら、なんで、もっと早く、手術を受けなかったのか。苦痛の時間だけが、ムダなストレスを溜め込んだ時間だったんだ。そんなわけで、痔にお悩みのみなさん。切れ痔、イボ痔、脱肛といろいろあるでしょうけど。できたら肛門科のある専門病院で診察を受けて、必要ならば手術を受けて患部を除去するのが苦痛を取り除く一番の近道です。今の私は、まったくの快適。あれから17年間、排便時に全く痛みはありませんから。痔は恥ずかしいから、薬でこっそり治そうとしている人がほとんどでしょう。私もそうでしたが、薬では治りませんって。イボ痔以上になると、切除するのが一番です。手術すれば、あっという間に、日々の痛みから解放されますから。痔持ちの方、悩んでないで、恥ずかしがらないで、医者に病院にいきましょうね。痔は手術しましょう。

あははは。ちょっと17年前を思い出してしまいました。さて、膀胱腫瘍で退院後の私ですが、あとは尿道内の痛みがあるくらいです。これも、日々少しずつ治まっています。たとえば血尿のように、なにか、症状があったら直ぐに病院に、ね。

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