突然の、空からの爆音。

ここは奈良市の北部である。今日の午後2時20分くらい。突然、空からと言うか、屋根の真上くらいから物凄い爆音が響いてきた。おそらく低空で戦闘機が飛来したに違いない。その轟音が飛び去って、またしばらくすれば南の方から爆音が聞こえる。見上げるとジェット戦闘機が2機、一応編隊を組んでいるようだが、低空で何度も旋回している。まるで暴走族が辺り構わず爆音を振りまいて遊んでいるようにも見える。妻は、自衛隊？と言ったけど、自衛隊がそんな低空で、飛来すれば大きな苦情ものだ。おそらく米軍であろう。まさか空から平城遷都1300年祭の視察かい？

今、普天間米軍基地の移設がなかなか上手く進まないようだけど、毎日こんな爆音にさらされている基地周辺住民の方はたまったものじゃないでしょうね。だいたい住宅密集地のど真ん中に基地って、困ったことですよね。はっきり言ってじゃま。伊丹空港だって、住宅密集地のど真ん中にあって、うるさいはずなのに、住民から苦情が出ないのは、たっぷりと騒音の代償をもらっているからなのかい。

普段から、自動車の騒音はうるさい。バイクのエンジン音はもっとうるさい。自動車は、すべて電気自動車に変わって、バイクもすべて電動スクーターに変われば、街の騒音は相当抑えられるし、排気ガスだってほとんどなくなって空気がきれいになる。トラックやバスもそうなりゃいいんだけど。しかしながら低空で飛行するジェット機の爆音の凄まじさは暴力的だね。猫の殿も、犬の陸もびっくりした様子だった。奈良県というのは、飛行場がない。もちろん空港もない。だから静かで、いい所なんだけど、騒音を振りまく輩はゆるさんぞ。でも米軍か。鳩山さんじゃないけど、難しい問題だよ。世界平和が訪れない限りはね。