さんでんじです。

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無罪判決。なぜ福島県警は、県立大野病院の妊婦死亡を、刑事事件としたのか。

2008-09-03 19:35:48 | Weblog
県立大野病院事件が、8月20日に無罪判決となりました。その後、福島県警は、控訴するのを断念した。いまだ事件として報道されているのも、変な話しですが。

しかしこの判決にホッとした人も多いのではないでしょうか。なによりも生死をさまよう患者さんには、ですね。生死に関わる医療行為に、刑事訴追を恐れて二の足を踏む医者が出てくるからです。

それにしても、全国の産婦人科医療を震撼させた福島県警の刑事訴追は、なぜ起こったのでしょうか。さらに新聞やテレビなどのマスコミも、医師の逮捕報道をいたずらにあおり、発行部数を伸ばそうとした行為、見え見えです。所詮、マスコミはハイエナと同じだ。

今度は、マスコミこそが、福島県警の刑事訴追に至った経緯を暴き、医療現場や患者、さらに社会を不安に陥れた真の理由を問いただすべきだと思う。この件に関して、担当医師を逮捕した富岡警察署は福島県警本部長賞を受賞したとか。地域医療に必死に取り組む医師を逮捕したことが名誉だなんて、福島県警は何を考えているのだ。

これにより、医師が極端に少なく、現場の負担が大きい地方医療現場から、医師がいなくなるきっかけを作ったのだから。福島県警の責任は大きいぞ。そして、前のように、地域に医師が戻るのは、いつになることやら。

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