さんでんじです。

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賃貸住宅の更新料は無効、という判決。

2009-07-24 12:06:56 | Weblog
京都地裁が、賃貸住宅の更新料支払いを義務づけた特約は、消費者契約法に違反し無効だと判断。貸主側がマンション入居者に、支払われた更新料を返還するように命じたという。23日のネットニュースで取り上げられていました。

もし今後、こうなるとしたら、全国の賃貸住宅は何百万戸とあるわけで、それこそ天と地をひっくり返す大騒ぎになるかもしれない。私も、賃貸住宅に住んでいます。だからあと半年経ったら、更新料を支払わなくてはならない。

私は更新料を支払うという契約をしているから、約束は守ります、という建前です。でも、そんなトラブルが多すぎますよね。世の中が世知辛くなってきて、貸してくれてありがとう、借りてくれてありがとう、という気持ちを忘れているのかもしれません。

でも、更新料ってあるけど、確かに変だね。東京でマンションを借りていたときは、1カ月の更新料プラス、数万円を取られた。数万円は大家ではなく、契約手続きをした不動産業者に入ったと思う。更新料も、分譲マンションにおける修繕積み立て費かな、くらいに思っていた。それだったら、家賃に組み込んで、更新料をゼロにすればいいのか。すると不動産業者に手数料が入らないよね。だから天と地をひっくり返す大騒ぎになると思う。

更新料が2カ月分というのも高すぎるよね。1カ月分は業者が取るね。私にとって更新料時期が近づくと、そろそろ引っ越しをしようかな、という目安になっていたから。京都地裁の判決、更新料は無効。これがどんな波紋を広げるか、楽しみですね。貸主も業者も、不透明な更新料は止めて、賃料に反映させたらどう。契約方法も、関西と関東で違ったりする。敷金に礼金に、保証金に、敷引に。全国統一モデルを作ってくださいな。

そして、この背景には、借り主や、大家とは別に、なんとかその更新料契約から、お金をせしめようという、不動産業者の魂胆が見え隠れしている。だからね。

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