さんでんじです。

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国立大学と同じ学費の、私立大学の奨学生。

2010-01-17 23:39:55 | Weblog
本日、大学入試センター試験が終了しましたね。受験生の皆さんお疲れ様。朝日新聞に、とある大学の広告が載っていました。給付奨学生入学試験がスタートするという文字に加えて、これに合格すると、授業料が大幅に免除されて、国立大学の授業料と同じ59万8000円の授業料が適用されるとか。1年の授業料が59万8000円ですか。高すぎないかい。

さらに、この大学の説明文には、国公立大学の方にとっても、受験しやすい環境を整えています。私立大学は高いから、とあきらめてしまう前に、奮ってチャレンジしてください。だって。正規の授業料はもっと高いと思うけど、どうなんだろうね。ちょっとしょぼくない。どうせなら、成績優秀者はタダにすればいいのに。いったい何人の学生を、安い授業料の60万円にするつもりか知らないけれど。60万円だって高額なんだから。

60万円の授業料を、アルバイトで払うとしたら。時給800円で一日8時間で6000円ちょっと。え~、100日も働かなければならない。やっぱり国立大学の授業料って高すぎますよ。私立大学の授業料はもっと高いんだろうけど。

私は30数年前に大学に入学した。その授業料は半年で6000円だった。でも後期は授業料の3倍値上げで半年18000円になり、頭に来て大学を辞めちゃった。で、もっと授業料の安い公立大学に行きました。1年で1万5000円。3年次から2万4000円に値上がったけど、国立大学よりは安かった。当時のアルバイトは、一日働くと3000円くらい。8日間働くと一年分の授業料が払えます。

だから今だったら、せめて30日間くらい働いて、払える授業料にするのがいいと思う。ま、20万円弱が授業料の妥当な線だと思う。やっぱり今の国立大学は授業料が高すぎる。そんな高い授業料をエサにして、国立大学並みの授業料の給付奨学生入学試験で、我が大学にというのは余りにも安易だ。おそらく受験者数も低迷して、なんとか生き残ろうとあがいている大学でしょう。だから、成績優秀者はタダにしなさい。きっといい学生が集まりますよ。それとも受験生に見放されるかですね。もうしょうもない大学はつぶれなさい。

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