さんでんじです。

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奈良県が発注した、間違いだらけの平城京レポート。

2011-02-01 13:40:19 | Weblog
昨日のネットに配信された、読売新聞の記事です。まったく、奈良県庁は、おろかものの、うつけものの、大馬鹿野郎です。さて、ここからは記事です。

奈良県は31日、昨年の平城遷都1300年祭の内容をまとめた冊子「平城京レポート」に誤記や再確認が必要な記述が計170か所あったと発表した。
 県は配布予定だった800部を、編集を委託した業者(東京)に返品し、刷り直すよう求めている。昨年末に約1000部を発行した後、20か所以上のミスが判明、対応を検討していた。
 発表では、誤記は1567年に焼失した東大寺大仏殿を「1000年以上も保存されている」とするなど47か所。誤植は法華寺(奈良市)を「法華時」とするなど37か所。確認が必要な表現も86か所あった。同レポートはA4判、284ページで、編集費約400万円。昨年9月から3か月間で外部のライターら約30人が執筆した。県は「執筆期間が短く、確認も不十分だった」としている。

以上が、読売新聞の記事でした。そもそも、なんで、レポートを東京の編集業者に託さなければならなかったのか。編集費が400万円といっているが、印刷も含めると、もっと膨らんでいるのではないか。ライターにレポートを書かせたというが、奈良にはまほろば検定に合格したり、奈良の歴史や史実に精通している人がいるではないかい。ま、法華時は、単なる変換ミスと思うが。県の、執筆期間が短く、なんていうのは、単なるいいわけですね。もっと奈良を愛して、奈良をアピールしたい人を育てようよ。本当に、奈良の県職員は荒井さんにうごかされるロボットかい。血も涙も通っていないのかい。県職員は、本当に、奈良を大切に思っているんだろうか。

今日の朝日新聞では、執筆は松岡正剛事務所、編集工学研究所、日本総合研究所の共同体が受注したそうな。編集工学研究所の所長は松岡正剛となっている。なんでわざわざ東京に発注するのかな。このレポートは、有識者らでつくる「日本と東アジアの未来を考える委員会」が2008年度から検討を重ね、昨年12月の「平城遷都1300年記念グランドフォーラム」で発表された。鳩山由紀夫前首相ら関係者に200部が配布された。どうせ、誰も読んでいないと思うよ。で、大して何の役にも立っていないと思うよ。奈良県は、こういうムダな発注仕事を、いっぱいばらまいて、予算を使い尽くしていると思うな。なさけない奈良県です。皆さんの県でも、他府県に仕事を出したり、わざわざ東京に発注したりしている県もあるはず。県の仕事をチェックしてみては、いかがですか。


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