さんでんじです。

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1月22日 夕食の席で。

2007-01-28 19:27:20 | Weblog
宿に戻り、食事前の温泉に。この宿は、大浴場の入口に冷たい麦茶が置いてある。これがなによりうれしい。以前、琴平に行ったときは、水飲み場はどこにもなかったから。妻と一緒に、一口、二口。入浴前の十分な水分補給は必須ですから。妻は、たまに湯当たりするという。なので、麦茶を入れたコップを持って、女湯へ入った。

今日は、誰も入っていない。では久しぶりに腕立て伏せなどを。これと入浴を繰り返していると、汗が噴き出した。1時間近くを過ごして出る。妻は、火照った顔をして麦茶を飲んでいる。ちょうど出たばかりといっていた。うん、長湯はいい、ダイエットのためにもいい。

昨日と同じように、部屋を出て、2階の食事の場所へと向かう。席に座ると、隣にはもう先客がいて話し声が聞こえた。妻が笑った。あれ、岡山弁よ、と。私には、方言で少し分かりにくいのだが、妻には、話しの内容がすべて解るのだ。

今日は、ビールと日本酒を1本ずつたのんだ。昨日は日本酒2本だったけど、ほとんど冷めてしまったから。今日は最初をビールとした。その岡山からの客は、膳を運ぶ若い仲居さんとも話しをしている。同じくらいの子供がいる様子。顔は見えないが、そんな年輩の雰囲気だった。

食事がかなり進んだとき、妻は、はっとなった。私がおらんようになってもいいの。そういう風に聞こえた。
しばらくして妻は言った。旦那さん、かなり辛そうよ。長い間、人生を共にしてきて、男にとっては当たり前の日常が、妻にとっては耐え難い日々だったのか。

食事が終わって出るときに、妻が仲居さんに聞いた。岡山の人でしたね。と。仲居さんは、あのご夫婦は、明日は湯布院へ、そしてまた次の温泉地へと、だんだん岡山に近づきながら、帰ると。その先で、また今夜のような会話になるのだろうか。奥さんのことを、しっかりと考えてあげてください。この旅行で、いい関係を取り戻すためにも。

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