酒好き文化風俗研究者

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酒好き達のレベル10段階。その二。

2014-10-24 | 日記
その二。
酒好き達のレベル10。


レベル5。良心や善意による飲酒。気付きの暗黙知レベル。

一人で飲むよりも、仲間に信頼を寄せて、協力を惜しまない、抵抗勢力を味方に変えられる心強い酒好き達である。
その関係を長続きさせる、平和の主宰者である。自らの価値を育てて行く者である。
調和を重んじる。儀礼的であり、普通を善とする。生活の中にこそ本能的な美意識を求める習慣を持つ酒好き達である。

ものを見る目は良心にあるから、新しい感性に挑戦する為に、セルフイメージを大切にし、感謝の心を持った現実を認識する天眼を持つ。
成熟は自分自身を超えて善なるものを求めることの中にあると証言する。


レベル6。鬼飲み。ストイックな飲酒。苦行による独尊知レベル。

唯我独尊、飲むほどに英気がみなぎる。社会性よりも独立心が強い、脱同一化である。間違いはそれを認めなければ間違いではないように、恐れを知らぬ勇猛果敢な酒好き達である。
自己犠牲的な捨て身の酒好き達は、一生に一度、越えなければならない壁があり、いつ役に立つか解らないような修養を極めて大事にする不屈の忍耐を兼ね備えた者である。

行動の深化による格物致知。社会問題を定義し、詳しく分析し、列挙し、具体化し、一度常識を疑ってからそれらを消滅させる方法を明確に示し、実行に移して、しつこいまでに結果にこだわり、新しい常識を創造する酒好き達である。
使命とは自らの長所の中に書かれている奥義である。それを見つけた者のみが英雄と崇められるのである。


レベル7。玄人的な直観による飲酒。即興による直観知レベル。

出会った瞬間に全てが決まる。アドリブに強く、自らに誇りを持つ、通と呼ばれる酒好き達である。
環境にこだわらず、仲間にもこだわらない、飲み会はいつも成功に終わる。
全体より一部分に自然の変化を読み解く季節感を持ち、一体感が自らの成長レベルを早めてくれる。リズム感が良く、人の心を理解し、タイミングを見る。
人は絶妙な融合体で共同体であるから、その中を覗いて見なければ解らない事がある。現象を超越し、その背後に在るものの真の本質、存在の根本的直観により、或いは第六感によって探求する形而上学であり、思想である。

直観の結果は挑戦の場数に比例して自らの経験となり、魅力的で、偉大になり、伝説となる。
好く者は好く者を透かして破くものである。お酒とは心得であって、人生観なのである。









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