きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeのすき焼き

2012-05-02 | 息子keke
昨日は帰ると、台所に灯りが。。。。

kekeが何か作っていて覗くと「すき焼き」である。

「お!今日はすき焼きか!」と言うと、「味見はしてないんだけど」と言う。
昨日私が買ってきた半額の安い牛肉と冷蔵庫の豆腐でそれにすることにしたらしい。

「白菜が入ってるんだ?それは買って来たんだね。」と言うとウンと言う。
kekeは「匂いがすき焼きだ」と言い、私も「たしかにウンウン」とうなずき、kekeは「肉の色もすき焼きだ」と言う。


そうかぁー^^と私は言いながら、「でもそうだなぁ、他にも何か買ってこようか?」と言うと、「フライを買ってきた」と言うので「そうかそうか、気が利くなぁkekeは。」と私は喜んだ。

そして、すき焼きが出来あがって、私はテーブルに持って行くと、鍋を洗っている。
まるで料理人のようである。

それからこれも買ってきた、とkekeは半額のネギトロも出してきた。
「それもあるのか!今日は豪華だなぁ~」と私はますます喜んだ。

そしてすき焼きを食べることにした。

パク。

・・・・・

(少し辛い(しょっぱい)のでは?)と私は思い、遠慮がちに「私のすき焼きよりちょっと辛めだねぇ・・」とつぶやくと、「レシピに砂糖大さじ5と書いてあるのは多過ぎるのではないかと思って大さじ4にした。」と言う。

「そうかい、そうかい、私のいつもの煮物系は甘口なんだよねぇ、これもなかなか美味しいよ。(汗)」と言ってみたが、辛いと言うか濃いのではないかと思う。

kekeは食べながら、「でも・・これは今までの料理で一番味は決まってるかも。」とつぶやいた。

たしかに味は良いのだが、ちょっと濃すぎると言うか、思い切り醤油醤油してると言うか、塩分取りすぎだろと思うのだが、せっかくkekeがレシピを見ながら作った味なので、私はうれしく思う。

と言うのも、私もkekeも生卵が苦手でなのである。
「あぁ、一般的みたいに生卵をくぐらせて食べると丁度良いのかもしれないなぁ」と私はつぶやいた。

私はこの前会ったUちゃんのお兄さんの話をしてみた。

話をしながら、「だからkekeは早くに仕事を見つけてしっかりしてほしい」と言いたかったのか、「心配しないで思うように生きてていいんだよ」と言いたかったのか、だんだん自分でもよく分からなくなった。
こう言う親だから、子供も混乱するのかなァなんて思いながら、でもいったい何が一番大切なんだろう。

kekeは30にはどうにかしてるのでは、と言う。

だとしたら、こうしてkekeがご飯を作ってくれて、洗い物も片付けてくれる日も、いつかは懐かしくなるのだろうか。

こんな風に二人で過ごす時間は必然だったのだろうか。
本当はもっと普通に続くはずの人生が、何かのはずみでコケたり、アクシデントとか。
それは当り前のように不運に落ちて行くだけなのか。
それとも、ここからまた何かが始まるのだろうか。

そんな風に考えるのは、最近【縁】と言うのを意識したからだ。
本来、通常だったら『誤った』はずの路線が、また別の何かを考えさせたり、別の何かの始まりだったりするのかもしれない。

それは都合良い解釈なのかな。

すき焼きの画像、家に置いてきちゃった。^^;
(翌日すき焼きの残りを卵とじにしてお弁当にした。)