斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

第6回ニセコ高校活動報告会

2017-02-08 00:40:18 | 教育
活動報告会はこの1年間のニセコ高校の活動の様子を町民へ知ってもらおうと
7日(火)町民センターで行われました。
2011年(平成23年)から始まったこの「ニセコ高校活動報告会」は今年で
第6回目となります。

1年生から4年生まで学年別で6つの活動報告が行われました。
中でも「高校生が創るニセコのこれからの移住・定住について」の報告発表は
昨年10月の道新でも取り上げられましたが、移住促進に取り組むNPO法人
「住んでみたい北海道推進会議」が開催した「高校生が創る北海道のこれからの
移住・定住」でニセコ高校の発表が最優秀賞に選ばれています。
北海道は人口減少傾向にある中、ニセコ町は微増傾向にあります。
研究では人口移動の原因である転入・転出の多い年代を4つに分析しています。
1.幼児・子どもを持つ親の転入が多い。
2.20代の転出が多い
3.30代の子育て世代の転入が多い
4.高齢者の転出が少ない
を上げています。
確かにニセコ町の人口微増には子どもの数が増えていることがその要因の一つに
挙げられています。昨年から改修・増築工事が進められていたニセコ町幼児センター
は3月に完成し、この4月から定員(これまで150名)が180名になり、どの年齢の
子どもも待機児童がなくなります。
農産物加工場の新設で雇用を増やすアイディア、町民電力会社の設立等、ぜひ
高校生のみなさんに実現して頂きたいと思います。

3年自然環境班が発表した~九条ねぎの栽培研究と消費拡大戦略~はこれからの
ニセコブランドとして無農薬、無化学肥料で安全安心な農産物の栽培、地中熱ポンプを
利用したエアハウスで年6回の収穫可能な九条ねぎの栽培など、食の安全と高収穫率が
期待できる農産物の開発への道が開かれる研究でした。
2年生の「町花ラベンダーの研究~ニセコに広げるラベンダーの輪~」なども
ニセコ町の農業と観光の発展に大いに寄与する内容の発表でした。

高校生の新鮮なアイディアを活かして未来のニセコの発展へとぜひ繋いで
行って欲しいと思います。


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