斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町敬老会

2014-09-04 17:35:35 | 町の行事
ニセコ町主催の敬老会が9月3日ヒルトンニセコビレッジで行われました。
私はニセコ町赤十字奉仕団の一員として敬老会のお手伝いに参加させて
頂きました。

ニセコ町の75歳以上の方々は648人(平成24年調査結果)、
今年敬老会に参加された75歳以上の方は191人でした。
結婚50年を迎えるご夫婦4組、米寿(88歳)31人、喜寿(77歳)35人でした。
金婚者に対しては記念品が贈呈されます。
長寿祝い金はニセコ町のお祝いの規定に基づき、白寿20万円、米寿5万円
喜寿3万円が各々に送られます。今年は白寿の方はおられませんでした。
ニセコ町の敬老会・長寿祝い金・結婚50年記念等に要する経費は
毎年約500万円になります。

75歳以上約650人に対し約190人の出席率は30%弱になります。
70%強は高齢のため外出が思うようにならない方、ご病気の方、足の悪い方、
出席したくない方など、さまざまですが、この70%の出席されなかった方々には
一切お祝いはありません。昔は饅頭を民生委員が配布していましたが、
衛生上の問題から取りやめになったと聞いています。

私が議員になって最初の議会定例会(2011年(平成23年)6月)で
「ニセコ町敬老祝賀会と高齢化について」一般質問を行いました。
その中で上川郡鷹栖町の「敬老会」のユニークな取組について、
紹介させていただきました。

鷹栖町は「私の町の誇れる保健福祉事業や住民の取り組み」の中に
[長生き感謝祭]というのがあり「これまで丈夫で長生きしてきたことに感謝しよう」
との思いで高齢者が「自分たちで計画して自分たちで実践する」ことを目標に
「敬老会」の運営一切を自分たちで行い、この38年間(平成23年時点)町主催の
敬老会は開いていないとのことでした。

こうした実践例は高齢者の自主性や達成感、生きがいにつながり住民自治のモデル
になるのではないかと思います。


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