先日行った 布田天神骨董市でこの鋸を入手した。 まあすごい赤錆だ。 柄も割れて居て使えそうも無かった。 だから100円と言う値段だ。 取敢えず持ち帰り 柄を抜いた。割れは接着の剥がれなので修理可能だが 色々傷も有るので今回は作り直した。 近くのホームセンターで秋田杉角材を購入した。 それを半割にして 鋸のこみの部分を掘り込んだ。 その後二枚を接着して楕円に削りだした。 この杉の赤味は削り易い。 柄の長さは約280ミリとした。 前の柄から取り外した 籐を先端部分に巻き付けた。 端部は錐で穴を開けて籐を差し込み 爪楊枝程度の角材を差して接着固定した。 これで上手く籐も巻けた。 錆を落とした胴付鋸を差し込んで一応形は修理出来た。 刃は目立てが必要な状態だ。 これはかなり手強い。 多分上手く目立ては出来ないだろう。 まあ目立て練習の教材と思い 後で少しやって見よう。 目が細かくて目がおかしくなりそうだ。 それでもそんなに使い込んだ物では無いだろう。 割としっかりしたペラペラでは無い鋸身の様に思う。