大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

チーク OIL

2010-04-30 22:34:18 | Weblog
これは 今まで使って来たチークオイルだ。 これも悪くは無いと思うが、 どうも匂いがきつい。 これは乾燥してもなかなか取れ無い。 天然成分と有るが、どうも石油製品からの合成では無いかと思う。 それ程匂いがきつい。 だから最近余り使って無い。 アサヒペンの製品なので何処でも手に入ると思う。 
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WATCO OIL

2010-04-30 22:23:23 | Weblog
使った事が有る OILを一通り紹介している。 これは近くに有るホームセンター ユニディーで購入した物だ。 確か渋谷ハンズでも販売していたから、それなりに信頼できる物と思う。 英国製らしい。 新木場に有る北三株式会社が代理店となっている。 乾きはそれ程良くないが それでも24Hでほぼ乾くと思う。 乾くとしっとりマット調で良い。 それに匂いは有るが そんなにいやな匂いでは無い。 だからこれなら使えると思う。 この缶で 2780円だった。 安い方だろうと思うが。
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オイルフィニッシュ

2010-04-28 22:57:52 | Weblog
出来上がった作品にどう言う塗装を行うかは 悩みの多い所だ。 吹き付け塗装は仕上がりは良いが、設備が大げさだし、第一自宅では 廻りの迷惑に成るから出来ない。 刷毛塗りは 綺麗に仕上げるのが難しい。 そこで一番やり易い オイルフィニッシュになる。だがオイルは何を選べば良いか。 最初は和信の木彫OILを使って見たが、これは少しウレタン塗料が入って乾きが良い。 しかし匂いが悪く いずれは抜けるとしても どうも感心しない。 108工房が使うOILは この写真の物だ。 これはアトリエ ベルの製品で乾きは 余り良くないが 匂いも余り無く、乾燥後の感触も良い。  但し完全に手に付かなくなるまで 約1W位掛かるだろうか。 
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タイト ボンド

2010-04-28 22:38:26 | Weblog
何時もは例のホワイトボンド(酢酸ビニール系接着剤)を使っている。 だが時々行く108工房では タイトボンド(合成樹脂接着剤)又はイエローボンドと言われる物を使っている。 これはホワイトボンドよりはるかに接着力が強く 滅多に矧ぎ切れする事が無いと言う。 そこで最近このタイトボンドを使い始めた。 近所のホームセンターでは売って無いので、少し分けてもらった。 これはホワイトボンドより使用時間が短いので もたもたせず10分以内に作業を完了しないといけない。 それに圧接時間も短く1Hも締め付けて置けば大丈夫な様だ。 但し温度が低いと接着力が落ちるので その点は注意が必要。 接着箇所からはみ出すと拭き取りが面倒なので なるべくはみ出さないように適量を塗布する必要が有る。 使った感じは良さそうなので 今後も使って行きたい。 
写真はフランクリン木工用接着剤で 株式会社オーシカが販売する物だ。  
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帽子掛け

2010-04-22 21:51:41 | Weblog
これ何と言われそうな物を作りました。 一応帽子掛けなんですが 保育園で使います。蛸の吸盤見たいなのが帽子掛けで合計22個付いております。円盤型の木はメルクシパイン集成材30ミリです。 真中の丸棒柱はブナ材60φで先日ちらと見せた物です。 フックの部分は引出の取手に丸棒を継ぎ足した物です。 全長は80センチでバランスが悪く重心が高いので 台の部分は円盤の三層構造で重くしています。 真中の丸棒はこの円盤に丸ホゾで7センチ入っています。 後は塗装すれば完成です。 フックの形状が変だなとは思いますが、市販品の中から寄せ集めて作ったので今回はこれで我慢するしかないか。 その代わり良い物が見付かれば 交換できる様に、上部円盤は交換出来る構造としています。 木工旋盤を持っていれば フックは自分で作りたいが、残念だが旋盤を買うお金も置く場所も無い。 これと似た物をもう一つ作っている。 そちらは上部円盤が廻る。 楽しい玩具にもなるかな。 
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整理箪笥

2010-04-16 20:20:55 | Weblog
これは2月頃 時々行く108工房で作った 整理箪笥です。 幅500 高さ750 奥行350と少し小ぶりな箪笥で5段の引き出し付きです。 材料は胡桃材を使い 塗装はOIL仕上げとした。無着色なので、この色が胡桃の地の色だろう。 胡桃材は初めて使ったが 軽くて狂いが比較的少なく 加工し易い材料だった。 取っ手も自作した。 丸棒を作りそこから削り出した。 上2段は私が 下3段は女房が使っている。 もう少し厚い材料を使いたかったが 無くてこの薄さになった。 引き出しはかぶせでは無く、中に入るタイプなので 有る程度精度が要求される。 横切り盤で寸法を決めて切断したから、問題なく出来た。
次は 出来れば椅子を作りたいのだが。 まだアイディアがまとまっていない。所でこの胡桃材は 作った時はもっと薄い色だったが、段々色が濃くなる様だ。 このまま置くともっと良い色に変化しそうなので楽しみしている。    
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木工用ドリルビット φ40

2010-04-16 16:40:39 | Weblog
木工用ボアビットと呼ばれているらしいが、 これを購入した。 高いのかと思ったが何と848円と思いのほか安い。 兵庫県三木市の藤原産業と言う会社の物だが、実態は中国製だ。 φ40は相当大きな穴だが、これを使えば楽に開けられる。 物を見ると刃の部分に相当バリが出ている。 これじゃ切れないなと思い 自分のヤスリでバリを取り 刃を研ぎ直した。 材質は思いのほか柔らかく ヤスリが十分掛かって上手く研げた。 刃先の欠けを防止するために、半鋼にしているのだろうか。 もっともドリルビットは切れなくなれば自分で研いで使うものかも知れない。 作る方も 手入れしながら使う前提で 多少の事は目をつむり出荷しているのかも知れない。 このビットで30ミリ厚板に貫通穴を開けたが上下から開ければ 綺麗な穴が開けられた。 この為に ボール盤を買ったのだから当然か。 ただ回転数は かなり落として使った。 高速の方が綺麗に仕上がると言うが危険だし、 材料もGクランプでしっかり押えた。 トルクがあるから手では押えきれない場合も有り危険だからだ。 
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業務用ボール盤 DP-700

2010-04-14 14:01:47 | Weblog
近くのホームセンターでこのボール盤を購入した。 取り寄せになると言われて今日配達されて来た。 これ中国製だ。 高さ900ミリでかなり迫力有る大きさだ。 日本で新品をかえば 日立なら16万する物が 3万弱で買えた。 恐るべき値段だ。 物は二箱に分かれて組立式となっていた。 親切な事に 軍手も添付されて来た。多分錆防止の為に塗って有るOILで手が汚れない為だろう。400W誘導モータで二段プーリによる12段変速と成っている。 ふところが190ミリ有るのは有り難い。 見ると作りは雑な様だ。 鋳物をフライスで軽く平面を出した程度の仕上げで バリが有る。 軍手の綿繊維がバリに引っ掛かるので、サンドペーパで軽く磨いて置いた。 基本は割としっかりしてる様だが、精度はどんな物だろうか。上部モータを支える円柱は パイプだが 若干肉が薄い様だ。 もう少し厚くて良いが。 組立は簡単だから 特に問題ない。 しかし結構重いので 一人では頭部を円柱に載せる時 苦労する。 二人でやる方が良いと思う。 それにグリスを準備して 塗りながら組立てると良いと思う。 これ原価は1万にも成らないかも知れない。 これじゃ日本の機械は売れないと心配になった。 

まず 使用した感想だが 精度は木工で使うには十分だ。 日本製との差は 総て可動部分の動きが渋い事だ。 多分摺り合う面どうしの仕上げが十分で無い為だろう。 使い込めば
有る程度改善されるとは思うが 余り期待は出来ない。性能に直結する部分ではないし我慢するか、 自分で改善するしか無いだろう。 しかしテーブルの上下もぎこちないのは何とか成らないだろうか。 テーブルクランプのボルトも硬いのも困った物だ。 あとプーリーケースのカバーが振動してびり付くのも気に成る。 どれも予想の範囲内なので一応満足。 
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丸棒の製作

2010-04-13 21:25:48 | Weblog
直径60ミリの丸棒を製作した。 厚さ35ミリの ブナ板を矧ぎ合わせて 60ミリ角の棒を作り それを削って丸棒にした。 木工旋盤が有れば 簡単だろうが無いし、 トリマーで作る方法も有るが、 騒音と埃がすごくてやる気にならない。 そこで一番原始的だが、鉋で削って作った。 まず角に鋸で引き目を入れ、鑿で欠き取る。 その後は鉋でひたすら削り取る。 内丸鉋も使ったが、主に平鉋で削った。 ある程度丸くなったら棒を回転させながら削ると 丸に近いものが出来る。
このやり方の欠点は 時間が掛かるのと、身体が疲れて何本も出来ない事だ。 しかしこうやって 手道具で作って見ると、 大型の電動機械が無くても 何とかなるものだ。 やれば出来ると言う多少の自信にはなる。 鉋も切れなく成るから何度も研ぎ直した。 研ぎの練習と鉋刃の性能を試す良い機会だ。 いや疲れた。 そう言えば 家具職人の腕を見ると、皆並みの人以上の太さだが、道具の関係か。 手作り家具とは まず身体を鍛える事
から始まるかな。  
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0365  一枚刃大鉋 銘 ?宗

2010-04-13 10:17:57 | Weblog
これは 10年以上前になると思うが、高幡不動骨董市で手に入れた。 値段は忘れてしまった。 台は欅材だと思う。 それに着色して黒く見せて居るようだ。 長さ45センチ幅14センチ 厚み5センチ 刃幅12センチで比較的薄い刃が付いている。 刃の厚みは5ミリ程度だろう。  これは実用の物では無くて 飾って置く物かも知れない。 しかし刃の頭を叩いて若干使ったらしい跡がある。 刃を研いで見たが 一応鋼と地金を鍛接した物で 使う事は出来そうだ。実用品では無いだろうし、こう言う物を使う場面は無いから、そのまま放っておいたが、刃が大分錆びてしまった。 道具の整理箪笥に入る大きさでは無いし、どうするか困っている所だ。
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