大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0287 南京鉋 銘 日野屋

2009-03-29 20:43:46 | Weblog
これは今から20年以上前に立川の道具屋 日野屋で買った物だ。 買って余り使わなかったが、最近取り出して使うようになった。 使って見るとこの刃は硬い物を削ると細かく欠け易い。 焼が堅いのだろうか。 まだ余り使い込んで無いし使い込めば良くなる可能性も有ると考えて我慢して使う予定。 握る部分はバンドソーで使いやすく加工した。 一枚刃なので逆目が立ちやすい。こう言うときは下端の刃口部分に真鍮板を短冊に切り埋め込むと良いと聞いた。 前に習った工房ではそうやって使っていた。 その内試してみよう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0286 台直鉋  銘 なし 

2009-03-29 20:34:08 | Weblog
これは 私が山崎さんから直接もらった。 台直鉋だ。古い物にも見える。銘は無い。 山崎さんが何処かの道具屋で買った物だろう。 これを使う所を余り見たことは無かった。 山崎の焼印が有る。 この人は家具を作る職人だ。この人から色々教わる所はあった。 聾唖なので話は出来ない。 だから見て勘所を覚えるしか無い。それはある程度自分も作れて何処に勘所が有るか判らないと、唯見ても判らない物だ。 見て理解するには、自分にも力が無いと出来ない事だ。   
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0285 二枚刃際鉋定規脇針付き 銘 義孔

2009-03-28 22:04:23 | Weblog
この鉋も某木工房に有った物だ。 銘の二文字目は読み難く間違いかも知れない。台の下端には、磨耗防止の為か真鍮板が張られている。 定規を当てて調べると少し狂っている。その場合真鍮なので修正が大変だ。紙やすりでも置いて摺るしか無いだろう。 脇針と定規が付いている。 まだ使った事は無い。 案外と使うのは難しい物だ。この鉋も使われた様子は無くまだ新しい。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0284 二枚刃平鉋 銘 菊丸(寸六分)

2009-03-28 21:52:17 | Weblog
この鉋は某木工房で使っていた物だ。工房の廃止に伴い私が貰い受けた。使い易い寸六分のサイズだ。台頭と台尻には乾燥による台の狂いを防止する目的か紙が貼ってある。台は正目取りのようだ。 刃には菊丸の銘以外に?五郎作の刻印が有る。骨董市で菊丸銘の寸八分の鉋を見たが、結構高い値段で売られていた。案外名の知られた鉋なのかも知れない。東京鉋の様な感じもするが判らない。まだ作られてそれ程時間が経過したとも思えず、台も新しい感じだ。 少し使って見たが使いやすく切れる鉋だった。 大事に使いたい。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0283 二枚刃平鉋 銘 角利

2009-03-28 12:41:58 | Weblog
これは某木工房に有った物だ。 閉鎖するので私がもらって来た。 角利は新潟の会社だと思う。 角利の幾つか使って見たがこの鉋は比較的切れる。まあ鉋は刃の研ぎと台の調整で切れ味が決まるので簡単には判断できない。 Y氏が使っていた物で台に下端には埋木して刃口を調整してある。 普段使いには良いと思う。比較的小型の鉋で使い良い。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0282  二枚刃平鉋 銘 秀奴

2009-03-28 12:34:26 | Weblog
これはY氏の持ち物だったが、私にくれたのでもらって来た。 当初は別の刃が付いていた。 刃は使い込まれて短くなり使い難くなっていた。 そこで台の頭の方を少し削り薄くして刃の調整を行っていた。 私は手持ちの刃 秀奴をこの台に入れて再利用した。 台頭の部分も補修して使いやすく直した。 詰まりこれは寄せ集めの鉋だ。 まだ台はしっかりしており、使える刃を入れて再生させ何か使った方が良いだろう。 この鉋刃は大和骨董市で求めた物だ。 これで切れ味を試せるだろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿油

2009-03-28 12:28:08 | Weblog
これは某木工房に有った物を私がもらってきた。 刃物の錆び止めと滑りを良くする為に時々使う。 以前は刃物にはシリコンオイルを吹き付けたが、椿油の方が良いような気がする。 島椿 利島村農業共同組合 東京都利島村347番地とラベルに表示されている。鉋台にも時々塗ってやると良い艶が出るような気もする。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0161 大工決鉋 銘 判読不能

2009-03-22 21:00:00 | Weblog
これも入手の経緯不明。 刃幅20ミリの決鉋一枚刃だ。台は変色して古い物と思われる。 かなり使われた物だろう。 この手の鉋は集めようと思えばまだ集められるかも知れない。 しかし使う機会は無い。 持っているだけではしかた無い。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0162 大阪決鉋  銘 富弘

2009-03-22 20:53:56 | Weblog
これも入手経緯不明。 刃幅31ミリの大阪決鉋と思われる。 余り使われた形跡は無い。しかし台は古い色をしているが、着色したかも知れない。 残念だが台下端の前側が一段低く削り取られている。 まあ後から貼り足せば良いのだが面倒だ。今では使う人も居ないだろう。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0165 大工脇鉋(二枚刃)乗田式右勝手 銘 不明

2009-03-17 20:58:06 | Weblog
これも入手経緯不明。 台の右側面から刃が挿入され左側面に削り口だ有る。溝の脇を削る物だと思う。 台の中央に有る横長の丸溝は手掛けだろうか。後から付けた様に思う。 普段は見掛けない脇取りなのでこれが乗田式のミソだろう。 しかし刃が台にしっかり食いついて抜けない。 だから無理に抜かずそのままなので銘の確認は出来て無い。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする